大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/19 やっとジョウビタキと出合う。ムギマキ、ノゴマなど。

2012年10月19日 | Weblog
 快晴、秋晴れ。城南地区の南外堀沿いでやっとジョウビタキ♂に出合う。今期は10月8日に梅林で♂1羽が初認されている。その後♂も♀も観察されているが、私は空振りばかりだった。

 今日合えて一安心。ジョウビタキを見ないと冬が迎えられない気分。このジョウビタキも、フレンドリーな奴で目前で尾を振っている。
 ジョウビタキはその後、西の丸庭園で♂♀、梅林で♂と出て、一気に4羽の観察記録。

 つい先日まで、あれほど多く見られていたエゾビタキは、西の丸庭園と山里丸のみ。
 変わって今一番多いのがキビタキ。♂は市民の森。後は♀タイプで、太陽の広場東の森、市民の森、音楽堂西上、沖縄復帰の森、元射撃場、城南地区、西の丸庭園、豊国神社裏、山里丸、一番やぐら、元博物館、天守閣東配水池で計20羽。園内全域で見られる。

 オオルリは、♂幼鳥が沖縄復帰の森、天守閣東配水池。♀は沖縄復帰の森、豊国神社東。 天守閣東配水池では、先日から♂幼鳥3羽が水場によく現れていたが、今日も2羽が頻繁に現れる。
 ノゴマ♀が天守閣東配水池。10月14日から同じ所で見られているが、同じ個体ではないだろうか。
 ムギマキ♂若が音楽堂西上。10月16日から同じ所で見られているが、同じ個体ではないだろうか。

 メボソムシクイが市民の森と元博物館南。(オオムシクイかもしれないが、とりあえず本種として記録)

 日本鳥類目録改訂第7版で、これまで亜種コメボソムシクイとしていた鳥は、コムシクイと変更され種として独立した。
 これまで、春秋に旅鳥として日本を通過し、亜種コメボソムシクイとされていた鳥は間違いで、実はオオムシクイだったということがはっきりした。

 これまで亜種コメボソムシクイと亜種メボソムシクイは、種メボソムシクイとして一緒に記録していたが、別種になったので別々に記録しなければいけなくなった。

 ここから問題が・・・・! 春はさえずれば、メボソムシクイとオオムシクイの識別ができるが、秋は区別ができない(悩) 各地で観察記録を付けている方々は、今後どうするんだろうか?

 市民の森で林床から飛び上がったのはクロツグミ♂だった。もう1羽飛び上がった鳥がいたが、双眼鏡に捉えられないまま見失った。
 
 相変わらずヤマガラによく出合い、沖縄復帰の森、教育塔、豊国神社裏で計6羽。地上に降りて木の実らしきものをくわえて飛び上がり、つついて食べている。しぐさが可愛い。
 沖縄復帰の森では、シジュウカラとコゲラと混群で行動していた。

 モズは城南地区で高鳴き。豊国神社で♂が高い梢の先で高鳴き。
 ハクセキレイは、みどりのリズム、西の丸庭園、内堀で計8羽。
 
 南外堀にササゴイが2羽。第二寝屋川をアオサギが飛翔。西外堀でカワウ1羽。

 ヒドリガモは、東外堀、内堀、北外堀の計75羽。
 カルガモは、東外堀、西外堀、北外堀の計5羽。
 ハシビロガモは、南外堀、内堀、北外堀の計10羽。
 ホシハジロは北外堀1羽。
 キンクロハジロは、内堀と北外堀で18羽。
 コガモは南外堀に7羽。
 ヨシガモは内堀に1羽。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メジロ、キビタキ、メボソムシクイ、クロツグミ、ヤマガラ、コゲラ、オオルリ、ジョウビタキ、モズ、エゾビタキ、ノゴマ、ムギマキ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 ヒドリガモ、カルガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コガモ、ハクセキレイ、ササゴイ、カワウ、アオサギ、ヨシガモ。
コメント (6)
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