大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/27 ヤマシギ飛ぶ、西の丸庭園。

2012年10月30日 | Weblog
 公園全体に静かな印象。鳥もやや少なくなったよう。バーダー、カメラマンも少ない。 特に中国からの観光客が大きく減少し、人が少なくなってより静かに感じる。

 西の丸庭園の乾やぐら南側、今日もヤマシギ。しかし数人のカメラマンに気づき飛び立つ。いつものパターンではある。
 以前は空堀に休むヤマシギを上から見放題だった。2羽一緒に見られた時もあった。

 1996年秋に空堀の中を除草し、土を焼いてスイトピーなどの花畑になった。しかし続かず、それからクズが多い茂った。種々の雑草が生えて豊かだった空堀内は、今や単一の植物が大部分を占める貧しい環境になってしまった。こんな所にヤマシギは休まない。

 当時、桜門付近からスコープで空堀のヤマシギを見ていると、次々と観光客に声をかけられた。説明とともにスコープをのぞかせると、みな一様に感嘆の声を上げられていたのを思い出す。
 一日中観光客相手に、ヤマシギの観察会をしていたようなものだった。

 城南地区人工川にコサギ。南外堀にはコガモ、ヒドリガモ、キンクロハジロ、ハシビロガモ。 それにヨシガモ4羽。その内の1羽はかなり換羽がすすんで一目で♂。

 東外堀では、ヒドリガモとカルガモ、それにカイツブリ。上をアオサギが飛ぶ。
 北外堀には、ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ。それにオオバン。

 メボソムシクイ?が市民の森で 「ジッ・ジッ・ジッ」 と地鳴しながら採餌移動。 梅林南側上では、無口ながら、大変フレンドリーな奴がいて、じっくり観察撮影。
 そのうち、メボソムシクイとオオムシクイの識別ポイントは・・・なんて出てきたときに役立つように、種々の撮影をしておく。

 市民の森でマミチャジナイ2羽。 
 ジョウビタキは、元ヘリポート、西の丸庭園で計5羽。
 ウグイスが西の丸庭園で笹鳴き。

 梅林の東外堀沿いで、アトリの群れ40羽+がアキニレに群れて採餌。しばらく写真を撮っていると、何かに驚いたように一斉に飛び立ち、北側の木に群れとまる。
 しばらくすると再び一斉に飛び立ち、別の木に群れとまることを繰り返す。

 追:アカハラ1羽。豊国神社裏。元博物館横キクイタダキ。配水池キビタキ、ムギマキ、シロハラ。西の丸庭園アオジ。

●今日の鳥たち。
 シジュウカラ、メボソムシクイ、メジロ、マミチャジナイ、ヤマガラ、モズ、ウグイス、オオタカ、アトリ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス、アカハラ、キクイタダキ、キビタキ、ムギマキ、アオジ。
 ヒドリガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ハシビロガモ、コガモ、ヨシガモ、アオサギ、カイツブリ、コサギ、カワウ、ハクセキレイ、オオバン。
コメント (9)
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