気持ちのいい秋空。帰り道、今日のブログのタイトルは、どれにしようかと頭を巡らせながら歩く。
帰宅するとすぐにビールに焼酎。パソコンを開くが、ブログの時には少し酔っていて面倒になり、候補の3つ並べるだけ。
【ノゴマ】
今日も天守閣東配水池に滞在中♂1羽。20人を超えるカメラマン。赤い喉。みんな撮影で一生懸命!
「シャッターが落ちない。ノゴマが出てきたらシャッターが切れない・・・」 カメラをいじ繰り回しながら大声で嘆く人。
「メモリーがいっぱいになって・・・」 後ろ髪惹かれる思いで、ここを後にする人。
「バッテリーが切れた」 慌てて震える手で電池交換する人。
ノゴマを見ているより楽しい・・・(失礼) 多分、みなさんよりも、数倍は長く野鳥に関わっている私。
それらの事はすべて経験済み。気持ちは誰より分かっているつもりです、お許しを。でも、そういう事も含めて、鳥見は楽しいと思っている。
その後、飛騨の森にノゴマ♀との事。いよいよノゴマが主役になる時期がやってきた。
【オナガガモ】
飛騨の森側から、北外堀のカモを観察。頭を羽に隠して休んでいるが尾の長いカモに気付く。
「こいつオナガちゃうんか?」 顔を見せろ。しばらくすると頭を上げる。顔を見ると間違いないオナガガモ。
大阪城公園では比較的少ないカモ。記録のためとカメラを向けると気付いたようで、一段と首を伸ばしてじっと私を見る。
カモは上から見られるのが大嫌い!
何故なら、天敵のタカなどに上から一気に襲われるから、上が気になる本能。
そのためカモたちのまぶたは、ヒトと反対に下から上に閉じる。開ける時は上から開く。少しでも早くタカなどを見つけるために。
その後、もう1羽オナガガモを見つけ、計2羽に。2羽並んで私を見ながらゆっくり離れていく。嫌われた。きっと嫌われた。
【キビタキ】
大阪城に着くとすぐにあの声が聞こえる。今日もキビタキが多い。あの声は地鳴と呼ぶのだろうか。少なくともさえずりの定義には合わない。
弓道場前の植え込みを順にのぞく。ここは日陰者の鳥たちがよく立ち寄る場所。(日陰者=コルリ、コマドリ、ヤブサメ、ノゴマ、アオジ、ウグイスなど)
ひとつの植え込みの中を動く影発見。ノゴマか? 下枝を移ったり下りたりするがよく見えない。東に向かって完全に逆光。
暗くて影は見えるが目を凝らしてみても、私の双眼鏡では影絵を見てるよう。形だけしか見えない。
せめて茂みの手前側に来てくれたらと思いながら数十分粘ったが無理。ここに1時間もかけられない。
毎朝、この辺りで大将によく出会うのだが、今日に限って誰も通りかからない。 メールすると大将がやってきた。
「あれ!今動いた奴」 と知らせる。
大将が双眼鏡を手にして見ると、いともあっさり 「キビタキの♀型」
弁解じゃなく、こんな条件では性能にはっきり差が出る。悪条件で差がでる。
大将の双眼鏡は、最近の標準と言える10×42型。明るさは(42÷10)×(42÷10)=17.6
私のは、12×36型。明るさは(36÷12)×(36÷12)=9
明るさは2倍の差がある。これはどうしようもない。こんな悪条件の時に差が出る。
10×50の双眼鏡も持っている。これの明るさは25。とんでもない能力の双眼鏡。
ずいぶん前に、大阪城公園の夜間のカモの調査のため、車中泊して堀のカモを観察した時があった。
こんな時は歴然たる差が出る。10×42では、照明のない真っ暗な堀の中は、かろうじてカモのシルエットが見えるか見えないか。ところがこいつは、はっきり見える。ホシハジロかキンクロハジロかの違いまで見える。
一時口径50ミリの携帯スコープが流行った。この双眼鏡はスコープ2台を並べたような代物。
なぜ使わないのか。答えは簡単。重いから。
首にかけて半日歩いたら、肩が凝って夜中眠れない。なので、使う時はタカの渡りなど、首にかけずに歩かないでいい時だけ。
植え込みのキビタキの話。こんなに長引いたのは、私が20分も見て分からなかったのが、1分もしないでキビタキと言われた事に自尊心が傷ついたのかもしれない。
頭では何とも思っていないのに面白いと、客観的にみられる年齢ではある。
今日のキビタキは、♂3・♀17で計20羽。太陽の広場東の森、元射撃場、天守閣東配水池、みどりのリズム、音楽堂西上、元ヘリポート、市民の森、沖縄復帰の森、豊国神社裏など各所。3日連続20羽超え。こんなことは一度もなかった。
【部分白変ハシブトガラス】
水上バス乗り場でビールタイム。石段に腰かけていたらすぐ下に見える所に、例のハシブトガラス。カメラを向けてゆっくり近付く。飛び出した時にシャッターを切る作戦。
どんどん近づくと飛びだす。羽を広げた状態を上から撮影成功。
モニターで拡大して見ると一昨日見た印象より白変している部分が少ない。しかも左右対象でない。例えば風切りでは、左のP6・7・8・9の一部、特にP6とP7。右はP5・6・7・10、特にP7に白変部が多い。
【その他夏鳥たち】
・ヤブサメ。飛騨の森で2羽。
・コサメビタキ。東外堀沿い、元博物館で計2羽。
・メボソムシクイかオオムシクイ。教育塔で1羽。
・クロツグミ。♂1羽、太陽の広場東の森。
【その他】
・オオタカ幼鳥。梅林~元射撃場で1羽。
・キセキレイ。東外堀、人工川などで計5羽。
・ハクセキレイ。一番やぐらで1羽。
・マミチャジナイ。飛騨の森で1羽。
【カモなど】
・コガモ。東外堀4羽。
・カルガモ。東外堀、人工川、内堀、北外堀で13羽。
・オナガガモ。北外堀2羽。
・ハシビロガモ。北外堀4羽。
・ヒドリガモ。北外堀と東外堀で53羽。
・カイツブリ。1羽、北外堀。
※追加情報=飛騨の森でコマドリの♂1羽。本種は、秋は少なく全体の2割程度しか見られない。
●今日の素敵な野鳥たち。
キビタキ、コガモ、カルガモ、アオサギ、キセキレイ、オオタカ、マミチャジナイ、ヤブサメ、ヒドリガモ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、モズ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、ハクセキレイ、ノゴマ、オナガガモ、カイツブリ、ハシビロガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コマドリ。
帰宅するとすぐにビールに焼酎。パソコンを開くが、ブログの時には少し酔っていて面倒になり、候補の3つ並べるだけ。
【ノゴマ】
今日も天守閣東配水池に滞在中♂1羽。20人を超えるカメラマン。赤い喉。みんな撮影で一生懸命!
「シャッターが落ちない。ノゴマが出てきたらシャッターが切れない・・・」 カメラをいじ繰り回しながら大声で嘆く人。
「メモリーがいっぱいになって・・・」 後ろ髪惹かれる思いで、ここを後にする人。
「バッテリーが切れた」 慌てて震える手で電池交換する人。
ノゴマを見ているより楽しい・・・(失礼) 多分、みなさんよりも、数倍は長く野鳥に関わっている私。
それらの事はすべて経験済み。気持ちは誰より分かっているつもりです、お許しを。でも、そういう事も含めて、鳥見は楽しいと思っている。
その後、飛騨の森にノゴマ♀との事。いよいよノゴマが主役になる時期がやってきた。
【オナガガモ】
飛騨の森側から、北外堀のカモを観察。頭を羽に隠して休んでいるが尾の長いカモに気付く。
「こいつオナガちゃうんか?」 顔を見せろ。しばらくすると頭を上げる。顔を見ると間違いないオナガガモ。
大阪城公園では比較的少ないカモ。記録のためとカメラを向けると気付いたようで、一段と首を伸ばしてじっと私を見る。
カモは上から見られるのが大嫌い!
何故なら、天敵のタカなどに上から一気に襲われるから、上が気になる本能。
そのためカモたちのまぶたは、ヒトと反対に下から上に閉じる。開ける時は上から開く。少しでも早くタカなどを見つけるために。
その後、もう1羽オナガガモを見つけ、計2羽に。2羽並んで私を見ながらゆっくり離れていく。嫌われた。きっと嫌われた。
【キビタキ】
大阪城に着くとすぐにあの声が聞こえる。今日もキビタキが多い。あの声は地鳴と呼ぶのだろうか。少なくともさえずりの定義には合わない。
弓道場前の植え込みを順にのぞく。ここは日陰者の鳥たちがよく立ち寄る場所。(日陰者=コルリ、コマドリ、ヤブサメ、ノゴマ、アオジ、ウグイスなど)
ひとつの植え込みの中を動く影発見。ノゴマか? 下枝を移ったり下りたりするがよく見えない。東に向かって完全に逆光。
暗くて影は見えるが目を凝らしてみても、私の双眼鏡では影絵を見てるよう。形だけしか見えない。
せめて茂みの手前側に来てくれたらと思いながら数十分粘ったが無理。ここに1時間もかけられない。
毎朝、この辺りで大将によく出会うのだが、今日に限って誰も通りかからない。 メールすると大将がやってきた。
「あれ!今動いた奴」 と知らせる。
大将が双眼鏡を手にして見ると、いともあっさり 「キビタキの♀型」
弁解じゃなく、こんな条件では性能にはっきり差が出る。悪条件で差がでる。
大将の双眼鏡は、最近の標準と言える10×42型。明るさは(42÷10)×(42÷10)=17.6
私のは、12×36型。明るさは(36÷12)×(36÷12)=9
明るさは2倍の差がある。これはどうしようもない。こんな悪条件の時に差が出る。
10×50の双眼鏡も持っている。これの明るさは25。とんでもない能力の双眼鏡。
ずいぶん前に、大阪城公園の夜間のカモの調査のため、車中泊して堀のカモを観察した時があった。
こんな時は歴然たる差が出る。10×42では、照明のない真っ暗な堀の中は、かろうじてカモのシルエットが見えるか見えないか。ところがこいつは、はっきり見える。ホシハジロかキンクロハジロかの違いまで見える。
一時口径50ミリの携帯スコープが流行った。この双眼鏡はスコープ2台を並べたような代物。
なぜ使わないのか。答えは簡単。重いから。
首にかけて半日歩いたら、肩が凝って夜中眠れない。なので、使う時はタカの渡りなど、首にかけずに歩かないでいい時だけ。
植え込みのキビタキの話。こんなに長引いたのは、私が20分も見て分からなかったのが、1分もしないでキビタキと言われた事に自尊心が傷ついたのかもしれない。
頭では何とも思っていないのに面白いと、客観的にみられる年齢ではある。
今日のキビタキは、♂3・♀17で計20羽。太陽の広場東の森、元射撃場、天守閣東配水池、みどりのリズム、音楽堂西上、元ヘリポート、市民の森、沖縄復帰の森、豊国神社裏など各所。3日連続20羽超え。こんなことは一度もなかった。
【部分白変ハシブトガラス】
水上バス乗り場でビールタイム。石段に腰かけていたらすぐ下に見える所に、例のハシブトガラス。カメラを向けてゆっくり近付く。飛び出した時にシャッターを切る作戦。
どんどん近づくと飛びだす。羽を広げた状態を上から撮影成功。
モニターで拡大して見ると一昨日見た印象より白変している部分が少ない。しかも左右対象でない。例えば風切りでは、左のP6・7・8・9の一部、特にP6とP7。右はP5・6・7・10、特にP7に白変部が多い。
【その他夏鳥たち】
・ヤブサメ。飛騨の森で2羽。
・コサメビタキ。東外堀沿い、元博物館で計2羽。
・メボソムシクイかオオムシクイ。教育塔で1羽。
・クロツグミ。♂1羽、太陽の広場東の森。
【その他】
・オオタカ幼鳥。梅林~元射撃場で1羽。
・キセキレイ。東外堀、人工川などで計5羽。
・ハクセキレイ。一番やぐらで1羽。
・マミチャジナイ。飛騨の森で1羽。
【カモなど】
・コガモ。東外堀4羽。
・カルガモ。東外堀、人工川、内堀、北外堀で13羽。
・オナガガモ。北外堀2羽。
・ハシビロガモ。北外堀4羽。
・ヒドリガモ。北外堀と東外堀で53羽。
・カイツブリ。1羽、北外堀。
※追加情報=飛騨の森でコマドリの♂1羽。本種は、秋は少なく全体の2割程度しか見られない。
●今日の素敵な野鳥たち。
キビタキ、コガモ、カルガモ、アオサギ、キセキレイ、オオタカ、マミチャジナイ、ヤブサメ、ヒドリガモ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、モズ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、ハクセキレイ、ノゴマ、オナガガモ、カイツブリ、ハシビロガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コマドリ。