大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/13 オオタカ 接近遭遇。

2015年10月13日 | Weblog
 朝一番、市民の森に入って、ふと振り返って見上げると、枝にオオタカがとまっている。近い距離で、しかも枝葉がじゃますることなく全身すっきり見える場所。

 十数枚撮影する。オオタカは首を左右に動かして回りを見ている。 背景がより良い位置にと数歩右に下がる。 オオタカは、ふわっと飛び立ち左の林の中に見えなくなる。
 これまで大阪城公園で出会った中では一番近い距離だった。

 フーッと息を吐いて、カメラのモニターをチェック。
 オオタカの幼鳥ではあるが、鋭い目付きはさすが猛禽。いい顔、ほれぼれする。 ゴールポストを狙う五郎丸選手もこんないい顔してた。

 ひと月ほど前に、早朝の西の丸庭園で、成鳥を比較的近い距離で撮影できた。そして今日は幼鳥。両方を確実に記録できたことになる。

 今朝は、思い返すと、ちょっとした伏線があった。
 大阪城公園に着くと、リュックから双眼鏡を出し首にかける。カメラを取り出して電源を入れ肩に下げる。手帳に日付や天候、時間を記入して歩きはじめる。これがいつもの決まった行動。

 今朝は何故か、カメラの感度を見た。昨日、明るい空堀でオオヨシキリを撮影したため400に設定されている。早朝で林の中はまだうす暗い。感度を800に上げておいた。
 これがオオタカの撮影成功に大きく影響した。もちろんその時は、その後にオオタカに出会うとは夢にも思っていない。

 撮影した写真のデーターを見ると、ISO800、F5.6開放。シャッター速度は350分の1。
 もしあの時、感度を変えていなかったら、シャッター速度は175分の1。
 ブレた写真になっていたかも知れない。800にしておいたおかげで、うまく撮影できた。偶然とはいえ、何故か感度を上げていた不思議。

 このオオタカ。昨日は市民の森でドバトを捕えたが、カラスに追われて逃げ、結局はドバトをカラスに横取りされたそうだ。

 オオヨシキリ。今日も観察。しかし1羽。確実に2羽の観察はできず。

 ノゴマ。♂1羽を同じ場所で確認。これまで20人以上が取り囲んでいたが、今朝はわずか3人ほど。十分に撮れて飽きてしまったのかも知れない。
 昨日は♀が出ているそうだ。同じ場所に♂♀2羽滞在中か。

 キビタキは、太陽の広場東の森、音楽堂西上、梅林南側上桜広場、大手門、修道館裏、豊国神社裏など各所で♂1・♀型10の11羽。

 コサメビタキは、豊国神社裏、梅林、元博物館、天守閣東配水池、水上バス乗り場などで6羽。

 メボソムシクイまたはオオムシクイが、梅林、2番やぐら跡、飛騨の森で5羽。

 イソヒヨドリ♂1羽、一番やぐら。

 エゾビタキ1羽、元博物館。

 ヤマガラ、人工川で2羽、天守閣東配水池で混群内に1羽。

 カワラヒワ、15羽群が北外堀天端。愛の森から青屋門、

 エナガが6羽、愛の森。

 オオバン1羽が今日も西外堀に。

 ヒドリガモ、東外堀と北外堀で91羽。
 ホシハジロ、北外堀と東外堀で2羽。
 ヨシガモ、東外堀1羽。
 コガモ、東外堀、南外堀で23羽。
 オナガガモ、東外堀2羽。
 ハシビロガモ、東外堀、北外堀で7羽。
 今年のカモは、何故か東外堀に集まる。水草の影響か。

●今日の素敵な鳥たち。
 メジロ、キビタキ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、オオタカ、モズ、カルガモ、コサギ、ヤマガラ、オオバン、コサメビタキ、メボソムシクイ又はオオムシクイ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、オオヨシキリ、アオサギ、エゾビタキ、コゲラ、キセキレイ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
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