大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/15 バン、オオバン。ジョウビタキ、オオヨシキリなど。

2015年10月15日 | Weblog
 今年の秋の渡りは、当り年と言えるだろう。

 キビタキも非常に多い。今日も、太陽の広場東の森、東外堀沿い藤棚、元博物館、天守閣東配水池、元射撃場、音楽堂西上、修道館裏、梅林、豊国神社裏、飛騨の森など、いたる所でキビタキに出会う。♂3・♀型16の計19羽。

 朝にいつものコースを回って市民の森に入る。先日オオタカが近距離でとまっていた枝に目がいってしまう。もちろん同じ様にとまっている筈はない。
 そんな事は当然分かっているのに、あの枝に目がいってしまう。

 オオルリは、♂の幼鳥が修道館裏、飛騨の森、天守閣東配水池の3羽。

 コサメビタキは、教育塔、元博物館の3羽。
 エゾビタキは、梅林の1羽。

 昨日は午後からムギマキが出たようだ。場所は元博物館裏。(若い♂か♀)ではないかと聞いている。
 ムギマキは完全な成鳥羽になるまで、複数年かかる。そのため♀か♂若かと問題になる。 一番分かりやすいのは、尾羽の付け根にはっきりと白がある。これが♂。幼鳥でも若でもある。この白が無ければ♀。

 ムギマキの撮影時は、顔が見えない姿勢の時でも、尾がはっきり見える場合はシャッターを切らないといけない。
 顔が見えるようにと待たずに切る事。そこで♂♀を確認してから削除すればいい。
 もちろん双眼鏡で観察の時も、漠然と見ないでその部分を注視すること。

 昨日、親方から観察情報をいただいていた東外堀のバン。今日も元射撃場に近い場所にいた。幼鳥~第1回冬羽の個体で、手前の近い方には全く寄ってこない。
 オオバンは、今朝も西外堀で確認。

 オオヨシキリを確認のため、桜門から空堀を探す。草の中に入っていると全く分からない。20分ほど待っていると飛びだして場所を変えることが多い。
 今朝もそのつもりで待っていると突然飛び出す。オオヨシキリ確認。ただし1羽のみ。

 天守閣東配水池のノゴマは見られなくなった。代わりに飛騨の森で♂1羽観察される。「春のコマドリ 秋ノゴマ」 毎日のようにノゴマ情報。

 メボソムシクイまたはオオムシクイ。市民の森、音楽堂西上、飛騨の森で計5羽。

 天守閣東配水池でヤブサメ1羽。

 マミチャジナイが飛騨の森で1羽。
 
 シロハラが飛騨の森と天守閣東配水池で計3羽。
 
 先日6番やぐらで初認されたジョウビタキ。今日は♂1羽を天守閣東配水池で観察。久しぶり!元気?の出合い。冬鳥たちが次々到着し始めた。

 カモはやはり東外堀に集まっている。何故か?

 ヒドリガモ、東外堀、西外堀、北外堀で計124羽。内東外堀が117羽。
 ホシハジロ、東外堀2、北外堀の越夏と計3羽。
 キンクロハジロ、東外堀3と北外堀の越夏で計4羽。

 コガモ、東外堀、南外堀で計3羽。
 ハシビロガモ、東外堀で2羽。
 カルガモ、人工川で6羽。
 ヨシガモ、東外堀で3羽。

●今日の素敵な鳥たち。
 キビタキ、シジュウカラ、メジロ、ヒドリガモ、ホシハジロ、コガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、モズ、ヤマガラ、メボソムシクイかオオムシクイ、カルガモ、コサギ、コサメビタキ、オオバン、オオルリ、シロハラ、マミチャジナイ、キンクロハジロ、エゾビタキ、オオヨシキリ、アオサギ、ジョウビタキ、ヤブサメ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■決定版 日本のカモ 識別図鑑
 氏原 巨雄、 氏原 道昭 著
 誠文堂新光社刊 2015年11月刊行
コメント
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