大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

10/14 カモ順調に飛来も、東外堀に。

2015年10月14日 | Weblog
 先日、市民の森で出会った大将と立ち話で、九州の焼酎の話しになった。彼が、宮崎県に完全に負けてしまったと言う。

 私の頭の中は、九州の焼酎と言えば、鹿児島の 「さつま白波」 ところが今や、大分の 「いいちこ」 にも負けて3位になっていると悔しそう。

 大阪で長く暮らしているが、やはり故郷を愛する気持ちは強いようだ。 焼酎好きの私としては気になったので、ネットで調べてみると、昨年の売上ランキングがあった。
 
1位。霧島酒造 宮崎県 (黒霧島、赤霧島など)
2位。三和酒類 大分県 (いいちこなど)
3位。薩摩酒造 鹿児島県 (さつま白波など)

 そうだったのか!飲む方ばかりで、その方面には詳しくない。
 そう言えば、先般の苦いビール会でKさんが、酔っぱらった私のリュックに入れてくれのが 「茜霧島」 1位の霧島酒造の逸品だった。

 先日センを開けてひと口、ふた口。 早速、Kさんにメールした。 酔っていたので多少文脈が乱れているが。こんな感想だった。

「今日、茜霧島を開けました。
 芋焼酎は、これまで最もポピュラーな「さつま白波」をよく飲んだけれど、

 比較して、
 圧倒的に上品。芋焼酎の香りの中にフルーティで上品な香り。
 特に飲んだ後に、口に残る香りが上品!

 レモンやその他を入れないで、シンプルに純粋に湯割りが合う。
 でも、都会で洗練された粋な、ある意味近付きにくい女性のイメージではない。
 どちらかと言うと、ちょっと地方の都市で、都会的な雰囲気を出してるけど…女性の感じ。

 さつま白波のあては濃い味のものが合うが、これは薄い味もいける。
 さつま白波のように、がぶ飲みでなく、ゆっくり楽しんで飲むのがいい酒。
 以上、そんな感じの焼酎でした」

 今日もキビタキが目立ち、太陽の広場東の森、音楽堂西上、2番やぐら跡、元射撃場、人工川、教育塔、梅林南側上桜広場、愛の森、飛騨の森などで♂1・♀型12で合計13羽。

 コサメビタキは、梅林南側上桜広場、空堀、元博物館で計4羽。

 例のオオヨシキリ。確認のためしばらく待っていたが一向に出てこない。やがてススキの群生の5メートルほど手前から突然飛び出してススキの中に。また見えなくなる。

 見えたのは、飛んだ一瞬だけ。これで本種と記録できない。時期や環境から推定されるのはウグイス、アオジなども。しかし両種とも否定できる要素がある。

 しばらく待ったがその後動きなし。 あきらめて本丸日本庭園池へ。
 水流を丁寧に掃除する男性。小さな枯葉も見逃さない。ここにキビタキやオオルリが、飲水や水浴にくるそうだ。
 少し立ち話していると、彼がここに来る前に空堀で2回オオヨシキリを観察したという。
 それなら、私の一瞬の観察と合わせオオヨシキリを記録に上げることにする。

 ノゴマは昨日、私も確認した♂1羽以外に、天守閣東配水池1、飛騨の森1、太陽の広場東の森1と♀が3羽も観察されているとの事。
 今朝、天守閣東配水池を通った時には、確認できなかった。

 昨日で初認から7日目。夏鳥たちは、春に比べ秋はのんびりするのが普通だが、そろそろ旅立たないと。インドからフィリピン、東南アジアまで、この小さな体で、数千キロの旅。地図もGPSも何もなく海を渡り旅を続ける。
 来春無地に帰って来れるか、全く保証はない。ただ、ただ、旅の無事を祈るだけ。

 今期、カモたちがすこし違う。
 北外堀にほとんど見られない。東外堀に集まっている。北外堀と東外堀の水草の種が違うのだろうか。

 東外堀では、繁茂した場所に集まって、水草を食べている。
 ヒドリガモが最も多くて、東外堀93。他に西外堀と内堀を合わせて104羽。百羽を超えた。

 ホシハジロは、東外堀に♂と♀、北外堀の越夏と合わせて3羽。何故北外堀へ行かない?
 キンクロハジロは、東外堀に♂1羽、これも北外堀の越夏と合わせて2羽。何故北外堀へ行かない?

 ヨシガモは、東外堀に3羽。
 ハシビロガモは、東外堀に3羽。
 大阪城公園では少ないオナガガモが、東外堀に3羽。

 いつもは南外堀で見られるコガモが、東外堀に4羽。
 カルガモは、人工川に2羽、内堀にアヒルと夫婦気取りの1羽。

 西外堀に今日もオオバン1羽。これは来春までここで越冬するだろう。やがて仲間が集まってくる。多分。
 
※追加情報=東外堀、バン幼鳥1羽。沖縄復帰の森、ヤブサメ1羽。飛騨の森と天守閣東配水池にノゴマ♀各1羽。

●今日の可愛い鳥たち。
 キビタキ、ヤマガラ、メボソムシクイかオオムシクイ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、ハシビロガモ、オナガガモ、コガモ、シジュウカラ、キセキレイ、ハクセキレイ、カルガモ、コサギ、アオサギ、オオバン、コゲラ、メジロ、コサメビタキ、オオヨシキリ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、バン、ノゴマ、ヤブサメ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/13 オオタカ 接近遭遇。

2015年10月13日 | Weblog
 朝一番、市民の森に入って、ふと振り返って見上げると、枝にオオタカがとまっている。近い距離で、しかも枝葉がじゃますることなく全身すっきり見える場所。

 十数枚撮影する。オオタカは首を左右に動かして回りを見ている。 背景がより良い位置にと数歩右に下がる。 オオタカは、ふわっと飛び立ち左の林の中に見えなくなる。
 これまで大阪城公園で出会った中では一番近い距離だった。

 フーッと息を吐いて、カメラのモニターをチェック。
 オオタカの幼鳥ではあるが、鋭い目付きはさすが猛禽。いい顔、ほれぼれする。 ゴールポストを狙う五郎丸選手もこんないい顔してた。

 ひと月ほど前に、早朝の西の丸庭園で、成鳥を比較的近い距離で撮影できた。そして今日は幼鳥。両方を確実に記録できたことになる。

 今朝は、思い返すと、ちょっとした伏線があった。
 大阪城公園に着くと、リュックから双眼鏡を出し首にかける。カメラを取り出して電源を入れ肩に下げる。手帳に日付や天候、時間を記入して歩きはじめる。これがいつもの決まった行動。

 今朝は何故か、カメラの感度を見た。昨日、明るい空堀でオオヨシキリを撮影したため400に設定されている。早朝で林の中はまだうす暗い。感度を800に上げておいた。
 これがオオタカの撮影成功に大きく影響した。もちろんその時は、その後にオオタカに出会うとは夢にも思っていない。

 撮影した写真のデーターを見ると、ISO800、F5.6開放。シャッター速度は350分の1。
 もしあの時、感度を変えていなかったら、シャッター速度は175分の1。
 ブレた写真になっていたかも知れない。800にしておいたおかげで、うまく撮影できた。偶然とはいえ、何故か感度を上げていた不思議。

 このオオタカ。昨日は市民の森でドバトを捕えたが、カラスに追われて逃げ、結局はドバトをカラスに横取りされたそうだ。

 オオヨシキリ。今日も観察。しかし1羽。確実に2羽の観察はできず。

 ノゴマ。♂1羽を同じ場所で確認。これまで20人以上が取り囲んでいたが、今朝はわずか3人ほど。十分に撮れて飽きてしまったのかも知れない。
 昨日は♀が出ているそうだ。同じ場所に♂♀2羽滞在中か。

 キビタキは、太陽の広場東の森、音楽堂西上、梅林南側上桜広場、大手門、修道館裏、豊国神社裏など各所で♂1・♀型10の11羽。

 コサメビタキは、豊国神社裏、梅林、元博物館、天守閣東配水池、水上バス乗り場などで6羽。

 メボソムシクイまたはオオムシクイが、梅林、2番やぐら跡、飛騨の森で5羽。

 イソヒヨドリ♂1羽、一番やぐら。

 エゾビタキ1羽、元博物館。

 ヤマガラ、人工川で2羽、天守閣東配水池で混群内に1羽。

 カワラヒワ、15羽群が北外堀天端。愛の森から青屋門、

 エナガが6羽、愛の森。

 オオバン1羽が今日も西外堀に。

 ヒドリガモ、東外堀と北外堀で91羽。
 ホシハジロ、北外堀と東外堀で2羽。
 ヨシガモ、東外堀1羽。
 コガモ、東外堀、南外堀で23羽。
 オナガガモ、東外堀2羽。
 ハシビロガモ、東外堀、北外堀で7羽。
 今年のカモは、何故か東外堀に集まる。水草の影響か。

●今日の素敵な鳥たち。
 メジロ、キビタキ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、ヨシガモ、コガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、オオタカ、モズ、カルガモ、コサギ、ヤマガラ、オオバン、コサメビタキ、メボソムシクイ又はオオムシクイ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、オオヨシキリ、アオサギ、エゾビタキ、コゲラ、キセキレイ、エナガ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/12 ジョウビタキも到着。 お勧め 「日本のカモ 識別図鑑」

2015年10月12日 | Weblog
 ラグビーの、にわかファンになってしまう。五郎丸選手には惚れる! こんないい男がいたとは、知らなかった。
 思い返せば、なでしこジャパンだって、澤選手だって知らなかった。あの優勝まで知らなかった。

 先日アトリが見られたが、今日はジョウビタキ。6番やぐらの前で♀1羽が撮影された。いよいよ冬鳥たちの季節が近づいてきた。
 ジョウビタキの昨年の初認をみると、10月12日に豊国神社東♂1羽とある。偶然にもまったく同じ日だった。

 一方この時期は、夏鳥たちが通過中。もちろん旅鳥も漂鳥も。そのため多くの鳥たちに会える絶好の鳥見シーズンでもある。

 西側の空堀、桜門近くのススキの群生でオオヨシキリ2羽。昨日もいたそうだ。全身がすっきり見える所に出てくれない。
 しばらく待っていると飛び出して覆い茂ったクズの中。せっかくの機会だからねばってみる。

 後からやってきた数人のカメラマンたち、なんやオオヨシキリかとノゴマの方へ行ってしまう。当然だろう。オオヨシキリなんて。初夏に川原へ行けば、いたる所で鳴いている普通の鳥。

 しかし私の中では正反対。大阪城公園でノゴマは、毎年に数羽を数十年も見ていて珍しくもない。(あの赤い喉の可愛いい鳥が嫌いの意味ではない)
 大阪城公園では、オオヨシキリとノゴマの数では、圧倒的にオオヨシキリが少ない。その上秋の記録は一段と少ない。珍鳥。

 オオヨシキリはやがて飛び出して、全身が見える場所にとまったので素早く数枚撮影。再びクズの中に入ってしまう。
 モニターを確認してにんまり♪

 昨日、大阪城公園のごく近くの庭園でムギマキが見られたようだ。
 そろそろムギマキも気になる。昨年の記録を開くと、10月12日に♂1羽が西の丸庭園から飛騨の森へとある。

 天守閣東配水池nノゴマは今日も滞在中。昨日は同じ場所にノゴマの♀も出たと聞く。

 キビタキは今日も多く、太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森、元射撃場、教育塔、飛騨の森、梅林などで♂2・♀型12羽。

 オオルリは、♂幼鳥と♀が豊国神社裏と音楽堂西上で。
 コサメビタキは、修道館裏と梅林の2羽。
 メボソムシクイかオオムシクイは、太陽の広場東の森、みどりのリズム、音楽堂西上、修道館裏、梅林、飛騨の森で8羽。

 カワラヒワが梅林で1羽観察された。 
 エナガが、市民の森で2羽。
 オオバンは、10日に今秋初記録されて以後、今日も西外堀に1羽。

 カルガモは、第二寝屋川、内堀、東外堀で11羽。
 ヒドリガモは、東外堀と北外堀で116羽。

 コガモは、東外堀、南外堀、北外堀、内堀で13羽。
 オナガガモは、東外堀に2羽。4羽との情報もあったが、後に再度確認するもやはり2羽しか見当たらない。

 ヨシガモが、北外堀で2羽。
 ハシビロガモが、東外堀で2羽。何故か少ない。
 越夏ホシハジロ、キンクロハジロは北外堀。

●今日の素敵な鳥たち。
 カルガモ、メボソムシクイかオオムシクイ、キビタキ、ヒドリガモ、コガモ、オナガガモ、エナガ、オオルリ、シジュウカラ、モズ、オオバン、ジョウビタキ、ヨシガモ、コサメビタキ、カワラヒワ、ハシビロガモ、ハクセキレイ、ノゴマ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。


★★「決定版 日本のカモ 識別図鑑」

 氏原 巨雄、 氏原 道昭 著 誠文堂新光社刊 2015年11月刊行予定

 朗報です。待ちに待ったカモ図鑑!!
 カモは意外と難しい。これまでの図鑑では♂♀とせいぜいエクリプスが簡単に説明してあるだけ。 
 実際には、♂♀幼鳥などもいるので、これまでの図鑑は役に立たない。いつも頭を悩ませていた。また、ヒドリガモとアメリカヒドリについても、常に頭の隅にある悩みの種だった。
 氏原先生には、早く図鑑をとお願いしていました。今回いよいよ刊行との事。今はただただ待ち遠しい気持ち♪

 紹介文の一部は次のようにあります。
 解説は、分布図、イラストページ、写真ページ、種の識別に留まらず、年齢や性別に至る。また、♀や幼鳥の識別が特に難しいコガモとアメリカコガモ、ヒドリガモとアメリカヒドリについては、両種を比較しながら識別を詳しく取り上げている。日本語のカモの資料としては、最も詳しいもので、まさに決定版に相応しい図鑑。

 本が届くのを、日々心待ちにわくわく!
 まだ見ていないが、皆さんにも絶対お勧めです。これからカモの季節です。
 ネットで 「決定版 日本のカモ 識別図鑑」 で検索すると出てきます。必ずお手元に1冊を! きっとカモの世界が変わります!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/10 ノゴマ4日目。オオバンやアトリも到着。

2015年10月10日 | Weblog
 今朝はどんよりした灰色の空。明日に向かって天気は下り坂の予報。

 第二寝屋川沿いの道を大阪城公園へ向かう。前の柵に胸が褐色の鳥がとまっている。一瞬で川の方に下りた。

 ジョウビタキ! いや少し早い?・・ノビタキかも。 柵越しに下をのぞくが見当らない。はっきりしないのが一番気になる。
 ふと先の方に目をやると、再び柵にとまっている! 急いでリュックを下し双眼鏡を取り出す。ノビタキだ。

 今朝はいきなりノビタキに会えるとは。曇天の空に、心が一気に晴れる。
 ただし、大阪城公園の調査記録の対象地域から、上流側100メートルほどの場所。記録には出ないが、この調子なら大阪城公園でも会えるかも。元ヘリポートや梅林など。

 大阪城公園駅前で屋台が並んで催事。「クラフト・ビールの祭典」 と看板に。
 全国各地の地ビールの看板が並んでいる。気になるなー。ひと通り見たが、これまでに飲んだことのあるビールは一つもない。大阪では箕面ビールと。

 当然ながら、まだ始まっていない。セット当日券3500円、約5杯とある。
 私の希望なら、もっと早くから開店してほしい。 セットでなく1店300~500円で種類を多く飲みたい。

 天守閣東配水池のノゴマ♂は今日もいた。早朝に撮影した人がいたが、その後なかなか出てこない。やがて少し離れた場所に出てきたとのこと。

 市民の森、クロツグミ♂♀とマミチャジナイ。共に樹冠部。観察困難。
 キビタキ。♂青屋門、天守閣東配水池。♀型音楽堂西上、城南地区、人工川、飛騨の森、西の丸庭園入口、元博物館など10羽。先日より減少もまだ多い。
 オオルリ♂幼鳥1羽、豊国神社裏。

 コサメビタキ、本丸日本庭園池、元博物館。
 エゾビタキ、元博物館。
 メボソムシクイまたはオオムシクイ。太陽の広場東の森、飛騨の森、青屋門、梅林など各所。

 モズの高鳴きが各所で。音楽堂西上♂、玉造口♂、城南地区、人工川♂、梅林、天守閣東配水池など。それぞれの縄張りが分からず同一個体だだぶっている。

 ヒヨドリの群飛。31羽。14羽。17羽。

 カワセミが人工川で1羽。

 キセキレイ、南外堀1羽。
 ハクセキレイ、多聞櫓、西の丸庭園で3羽。

 多聞やぐらの屋根にイソヒヨドリ♂幼鳥1羽。
 昨日は元博物館の裏で2羽が見られ、1羽は美声でさえずっていたそうだ。イソヒヨドリは♀もさえずるようなので、それだけで♂♀を決められない。
 
 カワラヒワが5羽、京橋口。本種は最近少ない。
 エナガが8羽、飛騨の森トイレ近く。

 オオバン到着。西外堀で1羽。昨冬は大いににぎわったが、今冬はどうなるか。
 アトリが1羽、元射撃場横の階段で観察される。いよいよ冬鳥の季節、アトリも到着。

 ヒドリガモ、東外堀、北外堀で35羽。親方の話しでは、北外堀で50羽くらいを観察したが一気に飛んだとのこと。多分東外堀に移動したかと思ったが、他の場所へ移動したようだ。

 オナガガモ、東外堀に2羽。先日北外堀での個体と同じでは。

 ヨシガモ、東外堀1羽。

 カルガモ、人工川、内堀、西外堀、北外堀で10羽。

 コガモ、北外堀4羽。

 夏鳥(ノゴマ、キビタキなど)、旅鳥(マミチャジナイ、エゾビタキ)、冬鳥(アトリ、カモ類など)、留鳥(シジュウカラなど) とそろう時期。園内どこを歩いていても退屈しない。各所で出会ったたくさんの方と、立ち話しや鳥情報。
 バードウォッチングに最適の季節。

 
●今日の素晴らしい鳥たち。
 メボソムシクイ、ヒドリガモ、オナガガモ、ヨシガモ、クロツグミ、マミチャジナイ、エゾビタキ、モズ、キビタキ、シジュウカラ、カワセミ、カイツブリ、カルガモ、コサギ、アオサギ、キセキレイ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、コガモ、オオルリ、メジロ、コサメビタキ、ノゴマ、カワラヒワ、エナガ、オオバン、アトリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/8 ノゴマ、オナガガモ、キビタキ。追加コマドリ!

2015年10月08日 | Weblog
 気持ちのいい秋空。帰り道、今日のブログのタイトルは、どれにしようかと頭を巡らせながら歩く。
 
 帰宅するとすぐにビールに焼酎。パソコンを開くが、ブログの時には少し酔っていて面倒になり、候補の3つ並べるだけ。

【ノゴマ】
 今日も天守閣東配水池に滞在中♂1羽。20人を超えるカメラマン。赤い喉。みんな撮影で一生懸命! 

 「シャッターが落ちない。ノゴマが出てきたらシャッターが切れない・・・」 カメラをいじ繰り回しながら大声で嘆く人。

 「メモリーがいっぱいになって・・・」 後ろ髪惹かれる思いで、ここを後にする人。

 「バッテリーが切れた」 慌てて震える手で電池交換する人。

 ノゴマを見ているより楽しい・・・(失礼) 多分、みなさんよりも、数倍は長く野鳥に関わっている私。
 それらの事はすべて経験済み。気持ちは誰より分かっているつもりです、お許しを。でも、そういう事も含めて、鳥見は楽しいと思っている。

 その後、飛騨の森にノゴマ♀との事。いよいよノゴマが主役になる時期がやってきた。

【オナガガモ】
 飛騨の森側から、北外堀のカモを観察。頭を羽に隠して休んでいるが尾の長いカモに気付く。
 「こいつオナガちゃうんか?」 顔を見せろ。しばらくすると頭を上げる。顔を見ると間違いないオナガガモ。

 大阪城公園では比較的少ないカモ。記録のためとカメラを向けると気付いたようで、一段と首を伸ばしてじっと私を見る。

 カモは上から見られるのが大嫌い!
 何故なら、天敵のタカなどに上から一気に襲われるから、上が気になる本能。

 そのためカモたちのまぶたは、ヒトと反対に下から上に閉じる。開ける時は上から開く。少しでも早くタカなどを見つけるために。

 その後、もう1羽オナガガモを見つけ、計2羽に。2羽並んで私を見ながらゆっくり離れていく。嫌われた。きっと嫌われた。

【キビタキ】
 大阪城に着くとすぐにあの声が聞こえる。今日もキビタキが多い。あの声は地鳴と呼ぶのだろうか。少なくともさえずりの定義には合わない。

 弓道場前の植え込みを順にのぞく。ここは日陰者の鳥たちがよく立ち寄る場所。(日陰者=コルリ、コマドリ、ヤブサメ、ノゴマ、アオジ、ウグイスなど)

 ひとつの植え込みの中を動く影発見。ノゴマか? 下枝を移ったり下りたりするがよく見えない。東に向かって完全に逆光。
 暗くて影は見えるが目を凝らしてみても、私の双眼鏡では影絵を見てるよう。形だけしか見えない。

 せめて茂みの手前側に来てくれたらと思いながら数十分粘ったが無理。ここに1時間もかけられない。
 毎朝、この辺りで大将によく出会うのだが、今日に限って誰も通りかからない。 メールすると大将がやってきた。

 「あれ!今動いた奴」 と知らせる。
 大将が双眼鏡を手にして見ると、いともあっさり 「キビタキの♀型」


 弁解じゃなく、こんな条件では性能にはっきり差が出る。悪条件で差がでる。
 大将の双眼鏡は、最近の標準と言える10×42型。明るさは(42÷10)×(42÷10)=17.6
 私のは、12×36型。明るさは(36÷12)×(36÷12)=9
 明るさは2倍の差がある。これはどうしようもない。こんな悪条件の時に差が出る。

 10×50の双眼鏡も持っている。これの明るさは25。とんでもない能力の双眼鏡。
 ずいぶん前に、大阪城公園の夜間のカモの調査のため、車中泊して堀のカモを観察した時があった。

 こんな時は歴然たる差が出る。10×42では、照明のない真っ暗な堀の中は、かろうじてカモのシルエットが見えるか見えないか。ところがこいつは、はっきり見える。ホシハジロかキンクロハジロかの違いまで見える。
 一時口径50ミリの携帯スコープが流行った。この双眼鏡はスコープ2台を並べたような代物。

 なぜ使わないのか。答えは簡単。重いから。
 首にかけて半日歩いたら、肩が凝って夜中眠れない。なので、使う時はタカの渡りなど、首にかけずに歩かないでいい時だけ。

 植え込みのキビタキの話。こんなに長引いたのは、私が20分も見て分からなかったのが、1分もしないでキビタキと言われた事に自尊心が傷ついたのかもしれない。
 頭では何とも思っていないのに面白いと、客観的にみられる年齢ではある。

 今日のキビタキは、♂3・♀17で計20羽。太陽の広場東の森、元射撃場、天守閣東配水池、みどりのリズム、音楽堂西上、元ヘリポート、市民の森、沖縄復帰の森、豊国神社裏など各所。3日連続20羽超え。こんなことは一度もなかった。

【部分白変ハシブトガラス】
 水上バス乗り場でビールタイム。石段に腰かけていたらすぐ下に見える所に、例のハシブトガラス。カメラを向けてゆっくり近付く。飛び出した時にシャッターを切る作戦。
 どんどん近づくと飛びだす。羽を広げた状態を上から撮影成功。

 モニターで拡大して見ると一昨日見た印象より白変している部分が少ない。しかも左右対象でない。例えば風切りでは、左のP6・7・8・9の一部、特にP6とP7。右はP5・6・7・10、特にP7に白変部が多い。

【その他夏鳥たち】
・ヤブサメ。飛騨の森で2羽。
・コサメビタキ。東外堀沿い、元博物館で計2羽。
・メボソムシクイかオオムシクイ。教育塔で1羽。
・クロツグミ。♂1羽、太陽の広場東の森。

【その他】
・オオタカ幼鳥。梅林~元射撃場で1羽。
・キセキレイ。東外堀、人工川などで計5羽。
・ハクセキレイ。一番やぐらで1羽。
・マミチャジナイ。飛騨の森で1羽。

【カモなど】
・コガモ。東外堀4羽。
・カルガモ。東外堀、人工川、内堀、北外堀で13羽。
・オナガガモ。北外堀2羽。
・ハシビロガモ。北外堀4羽。
・ヒドリガモ。北外堀と東外堀で53羽。
・カイツブリ。1羽、北外堀。

※追加情報=飛騨の森でコマドリの♂1羽。本種は、秋は少なく全体の2割程度しか見られない。

●今日の素敵な野鳥たち。
 キビタキ、コガモ、カルガモ、アオサギ、キセキレイ、オオタカ、マミチャジナイ、ヤブサメ、ヒドリガモ、コサメビタキ、シジュウカラ、メジロ、モズ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、ハクセキレイ、ノゴマ、オナガガモ、カイツブリ、ハシビロガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、コマドリ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/7 ノゴマ到着しました。今日もキビタキ乱舞!

2015年10月07日 | Weblog
 今年のノーベル賞に日本人が続けて受賞された。

 医学生理学賞の大村さん。ゴルフ場の土から見つけた微生物から何億人を救う薬。
 物理学賞の梶田さん。ニュートリノに質量があることを示すニュートリノ振動の発見。

 ともに、意味も何も、さっぱり何のことか。でも日本人として誇りに思う。うれしい話題。

 ノゴマ♂到着しました。場所は天守閣東配水池。8時半ごろに水の所に出てきたそうだ。時期的には、年によって多少のずれはあるが、ほぼ例年並みだろう。
 「春のコマドリ 秋ノゴマ」 これから徐々に増えるだろう。

 今日もキビタキが多い。 オーバーな言い方でなく、行くところ行く所にキビタキ。
 大阪城ホール、太陽の広場東の森、みどりのリズム、一番やぐら、飛騨の森、教育塔、修道館裏、元博物館、豊国神社裏・・・などなど。ここに上げていったらきりが無いほど、キビタキ、キビタキ、キビタキ・・・・。
 ♂は5羽。♀型は22羽の合計27羽。でも正直、実数はこんな数じゃない。キビタキ、キビタキ。。。

 親方が城東区に住居を構えられた。これで、大将も親方も私も同じ城東区の住人となった。 地方の方のために説明すると、大阪城公園の東に位置するので城東区。大阪城公園とは隣接している。
 ちなみに大阪城公園は、大阪市中央区。

 今朝一番に第二寝屋川でイソシギと出会う。例のブルブルブルと羽を震わせて低く飛び対岸へ、そして上流方向へ。

 オオルリは♂幼4・♀1の計5羽。太陽の広場東の森、飛騨の森、豊国神社裏、本丸日本庭園池、ピースおおさか。
 メボソムシクイまたはオオムシクイが、太陽の広場東の森、音楽堂西上、教育塔、一番やぐら、飛騨の森で計10羽。1羽も地鳴なし。

 市民の森に少し前からウサギがいる。長い耳で跳ねたり、草の中にもぐったりして可愛い。誰かが捨てたんだろう。死ぬまで飼ってやらないと。
 草などを食べて生きていけるのか。今のところ元気にみえるが、カラスやオオタカに襲われる心配も。
 
 コサメビタキは、本丸日本庭園池、元博物館、豊国神社裏、天守閣東配水池などで6羽。
 エゾビタキは、元射撃場で2羽。

 昨日のブログの追加情報に書いたが、クロツグミ♂♀、シロハラ、マミチャジナイが市民の森で大将が撮影。高い木の樹頂部で非常に見にくい。というよりほとんど見られない。
 いよいよシロハラが渡来。今年も冬が近い。

 オオタカの成鳥が西の丸庭園を飛翔、撮影されている。
 少ないと言っていたハクセキレイ、普通に見られるようになってきた。東外堀で3羽、第二寝屋川2羽。
 モズの高鳴き、社会運動顕彰塔、梅林、教育塔、太鼓やぐら跡など。

 コガモ、東外堀3羽。
 カルガモ、東外堀8と北外堀2の10羽。
 ハシビロガモ、内堀に5羽。
 ヒドリガモ、北外堀に31羽。
 ヨシガモ、北外堀に2羽。
 ホシハジロ、キンクロハジロ越夏、北外堀。

●今日の素敵な鳥たち。
 イソシギ、キビタキ、オオルリ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、モズ、アオサギ、シジュウカラ、コガモ、カルガモ、クロツグミ、シロハラ、マミチャジナイ、カワセミ、ハクセキレイ、エゾビタキ、オオタカ、コサメビタキ、ヤブサメ、ノゴマ、ハシビロガモ、ヒドリガモ、ヨシガモ、コゲラ、カワウ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/6 キビタキ乱舞♪♪

2015年10月06日 | Weblog
 もみじ園もわずかに紅葉が始まっている。
 社会運動顕彰塔周辺で、ハシブトガラスの部分白変個体。雨覆い、風切り、尾羽など各部に白があり。飛ぶと白と黒がまだらに見えて一瞬 「おっ!」 と思う。

 一昨年の秋にも、みどりのリズムから東外堀沿いで、同じように白と黒が混ざったハシブトガラスの白変個体を見たが、その内に見られなくなった。 
 今回とは白い部分も違うし、別のものだが自然界では時々このような個体が生まれる。

【白変】 一部の色素を持たないもの。身体の色が白く変化したもの。白化との違いは目が赤くない。全身が白い完全白変や部分的に白い部分白変がある。

【白化】 アルビノとも言う。色素を全く持たないもの。すべての羽毛、皮膚などから色素が欠如しているもの。このため脚や嘴も黄色味やピンクがかって見える。特に虹彩にも色素がないため血液が透けて目が赤く見える。

 記録のため写真に撮ろうと思う。翼を広げて飛ぶ姿の上から見たように撮りたいが、うまくいかない。しばらくついて回ったが諦める。

 市民の森で出会った大将と立ち話をしていたら、突然大将が駆けだす。
 「何が起こった?」
 自転車の前かごに入れてあった、食べ物が入ったポリ袋がカラスに引き出されている。カバーを付けていても、隙間から引っ張り出すそうだ。
 以前には、カバーをくちばしで突き破って取られたこともあるらしい。中が見えないカバーなのに、中にある事が分かっているとは頭の良さに驚く。

 キビタキが多くて各所で出会う。 太陽の広場東の森、みどりのリズム、市民の森など 「ヒッヒッヒッ・プリップリップリッ」 の声もよく聞く。

 ♂が豊国神社東、愛の森、天守閣東配水池、水上バス乗り場の4羽。♀型がみどりのリズム、市民の森、音楽堂西上、修道館裏。一番やぐら、梅林南側上桜広場、飛騨の森、天守閣東配水池などで計17羽。合計21羽。
 乱舞と言っても春のように♂が大部分の華やかさはない。

 オオルリは、♂幼が元博物館、修道館裏、一番やぐら。♀が豊国神社裏。
 
 コサメビタキは、太陽の広場東の森、修道館裏、飛騨の森、一番やぐらで5羽。

 エゾビタキは、修道館裏、飛騨の森。

 メボソムシクイまたはオオムシクイは、飛騨の森、音楽堂西上など4羽。

 クロツグミ♂と♀が市民の森で。高い木の樹頂部、観察困難。

 モズの高鳴き、元射撃場♂、一番やぐら♀。

 ハクセキレイ、1羽が東外堀を鳴いて飛ぶ。昨日に続いて少し見られるようになってきたかな。

 ヤマガラ、市民の森1羽。

 カワラヒワ、城南地区で南外堀沿いの木で 「キリキリ・コロコロ」 鳴く。本種もこれから少しづつ増えるだろう。

 ヒヨドリの群飛、今朝は22羽群のみ。

 ヒドリガモ、東外堀5、北外堀31で合計36羽。
 カルガモ、人工川10、内堀1、北外堀2で合計13羽。
 ヨシガモ、北外堀に2羽。
 ハシビロガモ、北外堀に3羽。

 何故かコガモが見られない。

※追加情報=シロハラ1羽、梅林南側上桜広場。本丸日本庭園でも観察されているとの事。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 シジュウカラ、コサメビタキ、モズ、キビタキ、ハクセキレイ、アオサギ、ヒドリガモ、ヤマガラ、クロツグミ、カワラヒワ、カルガモ、オオルリ、エゾビタキ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、ヨシガモ、ハシビロガモ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、シロハラ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/5 カモ 少しずつ増える。秋深まる。

2015年10月05日 | Weblog
 今日も見事な秋の空。早朝は少し肌寒い。秋がすこし深まってきた。

 昨日の日曜日に比べると、カメラマンや鳥見人が少ない。一人のんびり回って、修道館の庇の下に座って少し休む。前の林の中で、落ちる1枚の葉。
 鳥かと一瞬目がいってしまう。長い間のしみ込んだ習い性。

 「落葉」 ポオル・ヴェルレエヌ 海潮音 上田敏訳

  秋の日の

 ヴィオロンの

 ためいきの

  身にしみて

 ひたぶるに

 うら悲し。

 カモが順調に到着し始めている。

・ヨシガモ。北外堀に2羽。これがエクリプスなのか、♀なのか、♂♀の幼鳥なのか分からない。推定はするが全く自信がない。 具体的に詳細が理解できる図鑑を切望している。
 勉強のために、堺の小さな池に何度か出かけ、エクリプスから夏羽への換羽などを観察に行ったが、やはり分からない。今日の2羽は?

・ヒドリガモ。北外堀に27羽。徐々に増加している。これもアメヒの、エクリプスや♀や幼鳥などが混じっているかも知れないと思うのだが、識別できる知識がない。

 本やその他種々の情報と、目の前のカモを比べてみるが、いまひとつはっきりしない。私の鳥の勉強はすべて独学。ベテランバーダーや野鳥の専門家に教えてもらった訳ではない。
 そのため、非常に遠回りしている思う。仕事として始めたのではないから、遠回りを楽しんで今まできたが、時に知識の不足で悔しい思いもある。

・カルガモ。城南地区の人工川に5羽と、内堀で常にアヒルと一緒に行動し、自分をアヒルと思っている1羽。北外堀に1羽。合計7羽。純粋に野生かなぁと思うのも。

・ハシビロガモ。北外堀に3羽。徐々に増加傾向。これの換羽もややこしい。しかし♂♀は分かりやすいのでそれだけでも安心。

・コガモ。東外堀のウキクサの中に5、南外堀の石垣に2。合計7羽。

・ホシハジロとキンクロハジロ。共に北外堀で越夏組。もうすぐ仲間がやってくる。

 モズの高鳴き、音楽堂西上。これは♂だった。他に太鼓やぐら跡、梅林。
 ヒヨドリの渡り。57羽群飛。

 キセキレイが1羽、南外堀で。
 久しぶりにハクセキレイ。大手門で2羽。
 今秋はよく見るヤマガラ、音楽堂西上と本丸日本庭園池で2羽。

 天守閣東配水池の北東大きな針葉樹。オオタカの幼鳥がとまってカラスが騒ぐ。内堀を挟んで下で椅子に座って観察していると、時々飛び出すオオタカ。
 カラスの声が一段と騒がしくなって、オオタカが木の近くを一回りすると再び木の中に。
 「うるさいなぁ! うるさいなぁ!って声が聞こえそう」

 夏鳥たちは、
・コサメビタキ。太陽の広場東の森、修道館裏、一番やぐら、飛騨の森、梅林南側上桜広場で計6羽。
・エゾビタキ。元博物館で1羽。
・キビタキ。太陽の広場東の森、みどりのリズム、人工川、本丸日本庭園池、飛騨の森、音楽堂西上、元射撃場、一番やぐら、水上バス乗り場など各所で♂1・♀型12の合計13羽。
・オオルリ。♂元射撃場、♂幼鳥本丸日本庭園池裏。
・ヤブサメ。本丸日本庭園池裏。
・メボソムシクイまたはオオムシクイ。人工川、修道館裏、飛騨の森で5羽。

 「春のコマドリ 秋ノゴマ」 そろそろノゴマはまだかと聞かれる。で、例年のように過去の記録から秋の初認日。

・2008年=10月9日
・2009年=10月4日
・2010年=10月8日
・2011年=10月8日
・2012年=10月10日
・2013年=9月29日
・2014年=9月30日
 
 ノゴマは今日、明日に出てもおかしくない時期。

※追加情報=クロツグミ♂市民の森。マミチャジナイ市民の森。ノビタキ元ヘリポート。

●今日の素晴らしい鳥たち。
 コサメビタキ、キビタキ、ゴイサギ、コガモ、シジュウカラ、モズ、ヤマガラ、オオルリ、キセキレイ、カワウ、カルガモ、アオサギ、メボソムシクイまたはオオムシクイ、ハクセキレイ、メジロ、エゾビタキ、ヤブサメ、ヒドリガモ、ヨシガモ、ハシビロガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、オオタカ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、ノビタキ、クロツグミ、マミチャジナイ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/4 コヨシキリ、ハチクマ・・・なかなか面白い日。

2015年10月04日 | Weblog
☆今日の項目
 ・怪我の功名。
 ・飲んでいても鳥見はできる。
 ・突然電話が。
 ・コヨシキリまだいる。
 ・カモ増加。
 ・チョウゲンボウも。
 ・モズの高鳴き各所で。
 ・夏鳥の渡りも順調。

1 教育塔近くでひでキングと出会って立ち話。 「あっ!トビ」 見上げると間違い。トビじゃなかった。
でも、そのずーっと上の空に、小さく飛ぶ2羽のタカ発見。ハチクマだ。私は今秋初の出会い。十数枚撮影。トビだと空を見上げてなければ、ハチクマに会えなかった。よかった。怪我の功名。
 それにしても3月に白内障の手術をしてよかった。それまでなら今日のタカは目につかなかったかもしれない。かなり小さいのがすぐに目に入った♪ 以前は毎秋に1~2回はタカの渡りを見に行っていたのだが、しばらく行っていない。この目ならまた楽しめるかも。

2 北外堀を前に、ベンチに座ってビールタイム。突然向かいからオオタカが飛んでくる。あわてて横のカメラを手にしたが間に合わず、オオタカは私の頭の上を悠然と北へ飛び去る。写真はだめだったけど、飲んでいても鳥見はできる。

3 昼食を兼ねて京橋で飲んでいると、突然ポケットの携帯が振動。メールならすぐにとまるのに震え続ける。取り出すとひろこさんから電話。最近は99%メールなので電話は驚く。「今日撮影したタカの写真を送ったから見て」 早口で大きな声で。ひろこさんは、せっかちな可愛い大阪のおばちゃんである。帰宅後パソコンを開くとオオタカの幼鳥だった。

4 天守閣東配水池で親方に出会った。西部空堀の桜門側、ススキの群生でコヨシキリを見たと。はっきりと顔などの特徴を確認したと。その後は1時間ほどねばったが出てこなかったそうだ。数日前にも別の人が、それらしき姿を見たがはっきりしなかったらしい。同じ個体かは別にしてコヨシキリがまだいる。ススキの上に上がってきたのを観察撮影したい。

5 カモが順調に増加している。
南外堀にコガモが5羽。例年は南外堀なのになぜか東外堀。ウキクサの中にいるので餌にしているようだ。
ヒドリガモが北外堀に23羽。
ハシビロガモは、北外堀に4羽。昨日までは1羽だった。
ヨシガモは北外堀に1羽。
越夏組ホシハジロとキンクロハジロは変わらず。

6 出会った親方から聞く。本丸で目の高さをドバト数羽に追いかけられるように飛ぶチョウゲンボウを見たそうだ。いろいろあるなぁー。

7 モズの高鳴き、水上バス乗り場、市民の森、城南地区、教育塔、天守閣東配水池、飛騨の森など各所で。同じ個体が回っているかもしれない。今はなわばりを確保するのに一生懸命。実際は何羽なんだろう。

8 夏鳥の渡りも順調に。
キビタキは、♂3・♀型9の12羽。みどりのリズム、元射撃場、本丸日本庭園池、飛騨の森、教育塔裏、豊国神社東など各所。
コサメビタキは8羽。飛騨の森、修道館裏、豊国神社東、梅林南側上桜広場、元博物館など。
ヤブサメは3羽。梅林南側上桜広場、愛の森、本丸日本庭園池。
メボソムシクイかオオムシクイは、飛騨の森、音楽堂西上などで5羽。 
エゾビタキは、豊国神社東と元博物館。
オオルリは、♀飛騨の森。

9 その他、最近ヤマガラによく会う。大手前、城南地区、豊国神社東、音楽堂西上など。主に2羽。同じ2羽なのかよく分からない。
キセキレイが南外堀で3羽。何故か少ないハクセキレイは桃園の第二寝屋川沿いに1羽とのこと。
 ヒヨドリの群飛。18羽、25羽、11羽、36羽。

 ひる飯の後、ぶらぶら帰りかけるとダイエーの広いロビーで、にぎやかな歌声。2時から始まるらしく、リハーサルですと歌っている。前の席には15人ほど。
のぼりに 「平山ナミ」 と歌手の名前が。有名な歌手なんだろうか?よく分からない。

 今日はタカだけでも、ハチクマ、トビ、オオタカ、チョウゲンボウとなかなか面白い日だった。そのうえコヨシキリまで。

●今日の魅力的な鳥たち。
 モズ、コサギ、シジュウカラ、コガモ、アオサギ、キビタキ、メジロ、コゲラ、メボソムシクイかオオムシクイ、キセキレイ、カルガモ、ヤマガラ、コサメビタキ、ヤブサメ、エゾビタキ、コヨシキリ、ハチクマ、オオタカ、オオルリ、チョウゲンボウ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、ヨシガモ、ハクセキレイ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10/3 オオタカの成鳥、幼鳥。カモたちも順調。

2015年10月03日 | Weblog
 清々しい秋の空。公園を散策するのは本当に気持ちがいい。そのうえ素晴らしい鳥たちとの出会い。

 ただし、大阪城公園に着いてから、メガネを忘れて、付けていないことに気付いた。今年3月に目の手術をして、よく見えるようになった結果だろう。
 それまでなら、玄関を出るまでに気付いている。

 鳥を探すには特に問題はなかったが、双眼鏡と目の接点が合わずに困った。その上双眼鏡の調子も悪くなって、修理点検に出すか、そろそろ買い替えの時期か・・・悩むところ。

 西の丸庭園の工事が始まって早朝のオオタカが見られなくなっていたが、場所が変わって北西の端で見たと聞く。今日も同じ辺りにとまっていたそうだ。場所は乾やぐらの辺り。西外堀を挟んで対岸から見る。
 また、上空を旋回する幼鳥も見られたと聞く。久しぶりに成鳥と幼鳥がそろった。

 カモも順調に飛来。
 コガモは、東外堀に4羽。
 ヒドリガモは、北外堀に27羽。
 ハシビロガモは、北外堀に1羽。
 ヨシガモは、北外堀に1羽。
 カルガモは、北外堀に2羽。
 ホシハジロとキンクロハジロは北外堀に越夏各1羽。

 キビタキは、♂が豊国神社東。♀型は社会運動顕彰塔、東外堀沿い、みどりのリズム、豊国神社裏、修道館裏、飛騨の森などで8羽。合計9羽。
 オオルリは、天守閣東配水池で♂1羽。
 サンコウチョウはみどりのリズムで1羽。
 コサメビタキは、音楽堂西上、梅林南側上桜広場、元ヘリポートで3羽。
 クロツグミは、梅林南側上桜広場で♂♀の2羽。
 メボソムシクイまたは、オオムシクイが、みどりのリズムと梅林南側上桜広場。

 ヒヨドリの群飛。今日は47羽の群れ。昨日は60羽±ほか。ヒヨドリの渡りが盛ん。
 モズの高鳴きが各所で聞こえる。元射撃場、城南地区、天守閣東配水池ほか。

 エナガ、音楽堂西上1羽、豊国神社東2羽。ともに混群で枝移りして移動。音楽堂西上では、シジュウカラは10+、コゲラ4、メジロなどと。
 南外堀にキセキレイ1羽。今秋、ハクセキレイが激減しているのが気になる。
 ヤマガラ2羽、豊国神社東。

●今日の素敵な鳥たち。
 キビタキ、サンコウチョウ、コガモ、メボソムシクイかオオムシクイ、シジュウカラ、コサメビタキ、エナガ、コゲラ、モズ、カワウ、キセキレイ、ヤマガラ、オオルリ、アオサギ、オオタカ、クロツグミ、ヒドリガモ、ハシビロガモ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする