・・・毎日見ている景色が同じだと、模様替えしたくなることと、だんだん不用品がたまってくる、いい場所にセッティングしてあるがほとんど使わないものなどが邪魔に感じるなど、それらをもう一回配置換えして、整理整頓すると、何か気持ちが落ち着きます。
片付けをする前の写真を撮ってないので、整理の進み具合が、写真ではよくわかりませんが、自分としてはスッキリとした感想です。
・・・毎日見ている景色が同じだと、模様替えしたくなることと、だんだん不用品がたまってくる、いい場所にセッティングしてあるがほとんど使わないものなどが邪魔に感じるなど、それらをもう一回配置換えして、整理整頓すると、何か気持ちが落ち着きます。
・・・一昨日の新聞の科学記事として、航空レーザー測量の開設記事があった。
その中の航空測量の応用として、こんもりとした樹木の下に隠れている作った当時の古墳形状を浮かび上がらせて測量できるということで「コナベ古墳」の写真が例として掲載されていた。
…見事に元の形状が浮かび上がっている写真である。
写真には後で作られた古墳を上る道とかの変化もはっきりと見れるそうであるから、この図があると考古学者にとっては、研究の新しい材料となることは間違いないと思う。
・・・私が興味を持ったのは記事の中で、測定精度として、比較していたのは宮内庁の測量データーとの一致が書かれていたことである。
日本の古墳の数は数えられないほどの数であるが、そのうちの重要な古墳は天皇陵あるいは参考陵として宮内庁の管理で、考古学者の立ち入りは認められていないので、これらの古墳の実測データーは宮内庁の測量データーしかないのである。
宮内庁の測量データーは大正の末年から昭和二年にかけて当時の宮内庁が林野局を総動員して精密な実測図を作ったもので今の考古学の要求からは必ずしも満足のいくものではないデーターである。
・・・そもそも、それ以前は古代史の研究家が、自分で実測して書いた見取り図、程度のものしか日本ではなかった。
明治初年、大阪の造幣局に技術者として雇われた英国のゴーランド氏が休日に個人的興味で前方後円墳の精密実測図を作ったのが唯一の考古学者の参考文献として使われる実測図であった。
・・・我々が目にする関係図書で、ゴーランドの古墳実測図として良く引用されるのが、上記の「コナベ古墳」の図であるので、私は最初の新聞記事を見てすぐにこの図を思い浮かべた。
古墳の精密実測図もこれを機会に宮内庁の実測図でなく、航空測量で整備される最新の実測図になると良いがと思った。