・・・今朝、庭の植物の水やりも終わり、ふと気が付くと、暖かくなって勢いよく、でてきた雑草の草抜きを、自然と、している自分に気が付いた。
かなり以前、母が生きていたころ、我が家に滞在すると、決まって、時間があると、庭で草抜きをしていた姿を思い出した。 年をとると、知らないうちに自分の姿や、行動が、両親に似てくるものである事を、改めて思った。
私の母は、子どもの頃、自分の母親を早くなくして、下の兄弟の世話をしなくてはならない家庭環境で暮らしていたため、何時も、躰を動かしていないと気が済まない性格でした。 年をとって我が家に来ても、時間があるとテレビを見ているより、草を抜居たりして会居る方が性格にあっていたらしい。
今になって思うと、いずれ直ぐに夫婦二人だけの生活や、近い将来、訪れる死ぬことなど、を考えると、両親が年老いころに云っていた、自分が今考えている同じこと事を、その時は、なんと冷たく、聞いていたかと、反省しながら思い返す事でしょう。
今、一緒に生活している、子どもたちにそのことを話しても、その頃の自分と同じ受け止め方だろうと想像するとそのことを話す気にもなれない。
気持ちを落ち着かすために、そうして、少しづつ人間は進化してきたかと、自分の話の落ちどころを考えてしまう。