・・・昨日は上賀茂神社に行ったことを書いた。
「上賀茂神社」
神社の境内を歩いていると面白い立札に出会った。
立札にの内容は「岩上」と書いてあって、葵祭では宮司がこの写真の岩の上に蹲踞して勅使と対面して、祝詞をあげる場所だそうです。
さらに、立札には、これは古代の祭祀の原型を伝える場所と書いていました。 古代の祭祀では、ご神体は山で、また、山には岩があると云う処は、奈良の三輪山、出雲の仏経山などが代表的な古代祭祀の場所で、山と岩が在る処は、まったく同じ状況です。
そして、その山頂野岩には神が宿ります。
京都の上賀茂神社の場合も2キロ離れて、神山があり、その頂きには岩があり、神社内にも、祭祀の為の写真の岩があるのです。
古代信仰の在り方がよく分かる場所です。