・・・久しぶりにラジオの文化講演会を聞いた。「大人の食育」の話です。
私が特に聞き耳を立てたのは「老人の体型は、ぽっちゃり型が良い」と云うところでした。
現在に生きる人はカロリー不足の人と、栄養過多の人とに二つに分かれているらしい。
働き盛りの人が肥えていて、若者と年寄りが痩せているらしい(18歳と70歳が同じ痩せ体型)。
その理由はカロリーには気を使うけれど、タンパク質の摂取が疎かに成って居る為らしい。
タンパク質はサーロイン・ステーキだけで取ろうと思うと、男の必要タンパク質60㌘/日を、とるためには一日あたり350㌘食べなくてはならない。
しかし、サーロインを350㌘食べると、1050キロカロリー以上のエネルギーを同時にとることになる、このエネルギー量は一日あたりの必要エネルギーの半分である。
故にタンパク質は大豆、卵、魚、肉などでバランス良く採る必要があります。
その中でも、大腸の病気予防なども考えると、タンパク質の摂取は煮物の豆が良いようです。
講演会の中の話によると、食物繊維も、スプーン一杯の煮豆はサラダボール一杯の野菜に匹敵するらしいです。
そのほかの有益な話として、食物をとるタイミングは朝が大事だと云う事。
また、抹茶はとてもビタミンEなどの栄養価が高くて、ヨーグルトに混ぜて食べると良いらしい。
食物繊維を野菜で摂取すると、必要量は350㌘/日で両手にいっぱいの生野菜は100㌘で、片手一杯の煮もの野菜で同じ食物繊維を摂取できる。
食事は煮ものは栄養価が高いようです。