ジョギングはシャンパンの味

ジョギング、写真、革クラフト、木工、パンつくり、日本の古代史などを趣味にして楽しんでいます。

革靴の自作 ii 踵部分を付けて完成

2016年11月11日 06時04分24秒 | 皮細工

・・・初めての革靴の自作は本底縫製まで、革靴作りを進めたが、前に紹介したように幾つかの不具合があった。
  実際に、靴に足を入れてみて、たくさん、改良しなくてはいけない点を見つけた。

  

  ① 1センチ大きい靴型を使用したのですが、実際に仕上がったものは3.5㎝くらい大きかった。
  足先の余裕を1.5㎝として、靴型を2㎝くらい小さくしなくてはと思った。
 ②靴に足を入れてから、足甲の部分が窮屈、かかとが浅い、等、不具合が何点か、分かったので靴の上革を裁断する型紙を修正する必要がある。
 革靴の自作 ii では、以上の項目を改善しても、十分な品質の靴は、おそらく、今回も出来ないと思うので、また片足だけ作ってみようと思う。

  今回の工程は、踵部分を完成し、コバ周りを仕上げる工程です。
    今回で一応、完成です。

  

  上の写真は、先回の本底を貼った状態です。

  

  そこに合わせて、革で1.5㎝厚みくらいに、革を貼りつけ、16ミリの長さの釘で底革に打ち付けます。

  

  その上に接着剤で、5㎜厚厚みに切り抜いた硬質ゴム底を張りました。

  

  踵の形を仕上げるのに、スクレーパーで、踵の周囲を削り取り、滑らかに仕上げます。

    スクレーパー

  

  そのあと、濃い茶色の色のアクリル絵の具で底と踵に色を塗り、更にその上から、蝋を縫って、何度も擦って仕上げます。

  これで、自作の革靴ⅱが完成です。

  実際に、自分の足で履いてみました。

  少しまだ大きいようですが、履けなくはありません。
  
  次に、自作革靴ⅲはデザインを変えて、革質も替えて実際に、外出に使う靴を作りたいと思っています。
  これから、靴のデザインを考えるのと、次の製作のために、靴型の修正に取り掛かりたいと思っています。

コメント
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