・・・ここ数か月、メタルの鋳込みのトライをしていましたが、型加工が手作りだとそれほど精度よく上手くできないので、作品つくりは、立ち止っていた。
今回、メタル加工の方向を変えて、アルミ薄板のエンボス加工にチャレンジした。
エンボス加工は昔から、手工芸の範疇で使われている技術である。
この技術で革作品のかざりエンブレム製作にチャレンジすることにした。
この加工は初めてトライするのであるが、何時ものように自己流で、参考文献をもとに加工材料と工具を手探りでDIY店で調達したり、自作したりして整えた。
「最初にトライして製作したメタルエンブレム」
まず工具を準備した。
材料を切ったり、薄板を工具で張り出したりするための治具を革細工の治具を流用したり、手作りしたりした。
「キッチンで使う、天ぷら鍋用の汚れよけアルミ箔」
エンボス加工するアルミ材料は上の写真のアルミ箔を使った。
治具で手で押し出して成型するが、メタルが薄いので、後々、変形しないように裏の凹凸をシリコン充填剤で埋めた。
「建築用シリコン充填剤」
試行錯誤しながら色々と考えて、物になりそうな感じを得たので、しばらく続けてやってみたいと思っている。