図書館で借りた本
聞き上手さん』の「しんどい」がなくなる本
―自分も相手も嫌いにならない話の聞き方
- 人の話を聞いた後、なんで疲れてるんだろう?「いい人でいなきゃ」と、無理していませんか?「あなたはあなた、わたしはわたし」でいいんです。悩み、愚痴、マウンティング…どんな話を聞いても、疲れなくなる。要旨(「BOOK」データベースより)
- 第1章 どうして聞き疲れてしまうの?目次(「BOOK」データベースより)
第2章 疲れない話の聞き方って?
第3章 聞き方を変えると人間関係も変わる
第4章 シチュエーション別話の聞き方のコ
第5章 気持ちが楽になるプチ習慣
心に留めておきたい部分を以下、自分用メモとして。
- 同感と共感の違い。同感は私の気持ち、共感は相手の気持ち。相手の気持ちや状況を相手目線で受け止める。
- 共感とは自立した人間としての距離を保ったうえで、相手の気持ちを受け止めること。自立した人間として自分の時間や都合を優先させるのは当たり前。自分を大切にできるからこそ、相手のことも本当の意味で大切にできる。
- 相手が伝えたいことというのは、話の内容よりも「気持ち」であることがほとんど。
- アドバイスはしなくていい。相手とあなたは違う人間で考え方も価値観も違う。本当の意味で役に立つアドバイス、助言はできない。相談という形をとっていても本当にアドバイスを求めているわけではない。つらい感情を吐き出して楽になりたい、あるいは、迷っている自分を後押しする言葉をかけてほしい。「あなたはどう思うの?」「あなたはどうしたいの?」
- 人は皆、自分で悩みを解決する力を持っている。だまって話を聞くことは、相手の持つその力を引き出すこと。相手自身を信頼することでもある。
- 話を聞いてもらえるという安心感。
- 人は聞いてもらえるだけで心の浄化になる。話すことには「カタルシス」という浄化の作用があり、モヤモヤ、イライラのもとになっている感情を吐き出すだけですっきりする。
- マウンティングとは素の自分に自信がないので、ブランドや見た目、学歴、お金といった分かりやすい価値の力で自分を光らせようとすること。
「へえー」、「そうなんだ」ひたすらスルーに徹すること。 - 怒りのもとは悲しみである。