今朝のランは、長橋から手宮に抜けて40分。
途中、薬師神社の坂からみた旭が眩しい。
小樽市HPでは、この坂のことが紹介されている。
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豊川町と石山町の谷間にある手宮仲通。この通りを清水町に向かって歩くと、薬師神社のところから真っ直ぐに急な上り坂になります。標識には14パーセントのこう配とあります。近くの「亀の湯」のご主人によると、地元の皆さんは「薬師神社の坂」と呼んでいるそうです。
谷間の地形から推測できるように、この手宮仲通には、昔、手宮仲川という川が流れていました。そのせいか、この辺の地名も、上流から源町(みなもとちょう)、清水町、豊川町と川の流れにちなんだものになったということです。
薬師神社は、明治34年に現在の手宮公園のそばに設立されましたが、大正11年に現在地に移りました。その名のとおり医薬の神様を祭っていて、社の一角に漢方薬局がある珍しい神社です。
健康保険がなかった昔は、港の労働者は病気になると仕事もなく医者にもかかれずに、生活に困りました。そんなときには後払いで薬をあげたものでしたと神社の宮司さんは話します。
宮司さんが子どものころは、まだ手宮仲川が道の中ほどを流れており、ところどころに橋が架かっていました。冬には子どもたちは坂の上からそりでどこまで滑れるか競争しました。道の脇に捨ててある石炭の「あく」でそりの刃を磨き、「されよ、されよ」と大声を上げながら夢中で坂を滑り降りました。うまくすると手宮市場の近くまで滑ることもありました。小さい子はそりをうまく操れずに、手宮仲川に飛び込んでしまい、人々が川に捨てたストーブの煙突のすすで真っ黒になってしまうこともあったそうです。
雪解けのころは、川の流れも速くなります。子どもたちは、火ばしにひもを結び、銛(もり)に見立て、川に流した板切れを橋の上から狙って投げる遊びをしました。外れると次の橋まで走っていきます。うまく命中すると歓声が上がりました。このように、子どもの多かった時代には、通りにはいつも子どもたちの元気な声が満ち溢れていました。
川は昭和30年代に埋められて、今では子どもたちの数もめっきり減りました。しかし、清水町会では、今でも夏には「子供祭り」で相撲大会をしたり、冬にはもちつきをしたりしています。「子どもが一人になっても続けるよ」と山田さん。ここは子どもを大切にする土地柄なのでしょう。
谷間の地形から推測できるように、この手宮仲通には、昔、手宮仲川という川が流れていました。そのせいか、この辺の地名も、上流から源町(みなもとちょう)、清水町、豊川町と川の流れにちなんだものになったということです。
薬師神社は、明治34年に現在の手宮公園のそばに設立されましたが、大正11年に現在地に移りました。その名のとおり医薬の神様を祭っていて、社の一角に漢方薬局がある珍しい神社です。
健康保険がなかった昔は、港の労働者は病気になると仕事もなく医者にもかかれずに、生活に困りました。そんなときには後払いで薬をあげたものでしたと神社の宮司さんは話します。
宮司さんが子どものころは、まだ手宮仲川が道の中ほどを流れており、ところどころに橋が架かっていました。冬には子どもたちは坂の上からそりでどこまで滑れるか競争しました。道の脇に捨ててある石炭の「あく」でそりの刃を磨き、「されよ、されよ」と大声を上げながら夢中で坂を滑り降りました。うまくすると手宮市場の近くまで滑ることもありました。小さい子はそりをうまく操れずに、手宮仲川に飛び込んでしまい、人々が川に捨てたストーブの煙突のすすで真っ黒になってしまうこともあったそうです。
雪解けのころは、川の流れも速くなります。子どもたちは、火ばしにひもを結び、銛(もり)に見立て、川に流した板切れを橋の上から狙って投げる遊びをしました。外れると次の橋まで走っていきます。うまく命中すると歓声が上がりました。このように、子どもの多かった時代には、通りにはいつも子どもたちの元気な声が満ち溢れていました。
川は昭和30年代に埋められて、今では子どもたちの数もめっきり減りました。しかし、清水町会では、今でも夏には「子供祭り」で相撲大会をしたり、冬にはもちつきをしたりしています。「子どもが一人になっても続けるよ」と山田さん。ここは子どもを大切にする土地柄なのでしょう。
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石炭の「あく」でそりの刃を磨き、「されよ、されよ」と大声を上げて坂をそりで滑り降りる。
当時の様子が生き生きと蘇ってくるようだ。
道端でそりを滑る子供なんて、今は見なくなったなあ。
最後の山田さんはどこから出てきた?
亀の湯のご主人でも神社の宮司さんでもなく、清水町会の会長さんだろうかなあ。
現在使用されていない旧町名「源町」は、「源会館」やバス路線名の「梅源線」として今でもその名を残っている。
源町がなくなっても、坂の向こうに見える水平線からは、今日も旭が上る。
今日も頑張ります!