先日寄った道の駅の掲示板に貼ってあったポスター。
イラストのトーンと、キャッチーなタイトルに目を引かれ、思わず写真を撮った。
令和6年度 こもりびとしゃべり場を開催します
音更町では、家から出にくくなったり、学校に行きづらくなった人、その経験者や家族を対象に、その体験談や関わり方などの意見交換会「こもりびとしゃべり場」を定期開催しています。
「こもりびと」とは、いわゆるひきこもりの状態にある人たちに寄り添いたいとの思いからより温かみのある呼称を使っています。
基礎自治体として、顕在化しつつあるニーズに対応した、先進的な取組だと思う。
そして、目を引くポスターのつくりがいい。
行政の堅苦しいイメージと、ともすれば重く暗くなりがちな題材をアニメキャラで少しでも遠ざけようと工夫している。「こもりびと」というキャッチーなワード使いもグッド。
柔軟な頭を持った職員(町長)がいて、さぞ風通しのよい職場なのだろう。
ポスター一つ見て、そんなことまで分かるはずがないと言うかもしれない。
しかし、チラシやポスターのつくりには、意外とその町の姿勢が表れるものだ。
奇を衒えばいいというものではないが、こんなポスター一つに小樽市が見習うべきTipsが隠れているように思うのだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます