小樽のパパの子育て日記

日々のできごとを徒然なるままに2006年から書いて18年目になりました。
ヤプログから2019年9月に引越し。

F15墜落

2022-02-01 20:49:00 | 雑感

F15墜落の衝撃ニュース。

搭乗員2名の無事を祈りたい。

そして、どうしても気になってしまうのが、100億円の機体が失われた原因だ。

空自パイロットの中でもエリート中のエリートが緊急脱出を試みることなく消息不明になるとは、余程の理由があったのだろう。

人命の救出と原因究明が急がれる。


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出典:スポニチ

航空自衛隊小松基地(石川県)に所属するF15戦闘機1機が、訓練のため同基地を飛び立った直後の31日午後5時半ごろ、飛行中に消息を絶った。乗員は2人で、基地の西北西約5キロ付近の日本海上でレーダーから消えた。この付近で、機体の外板の一部や救命装備品が浮いているのを発見し、F15のものと断定。空自は墜落したと推定している。

 乗員が脱出した際に発信される救難信号は確認されておらず、船舶などの被害情報も入っていない。空自は救難用のヘリコプターや航空機計4機を投入し、夜通しの捜索で乗員の発見や、詳しい状況の確認を急ぐ。この日は、日没後に行う夜間訓練の予定日で、訓練空域に向かう途中だった。

 消息を絶ったF15は小松基地の飛行教導群に所属していた。この部隊は侵略者を意味する「アグレッサー」の通称があり、一年を通じて全国の戦闘機部隊や警戒管制部隊を巡回して敵役として訓練、教導を行うことを主任務としている。機体には、上空で一目見て敵役と判別できるよう、青や緑のカラフルな迷彩や、幾何学模様の「識別塗装」が施されている。全国から選抜された高度な操縦技術を持つ戦闘機パイロットによる精鋭部隊だ。

 金沢海上保安部によると、レーダーから消えたのと同じ頃、石川県加賀市の橋立漁港付近にいた男性から「海上で赤い光を見た」と118番があった。同保安部は、巡視船を向かわせ、通報とF15の関連があるか調べている。

 F15が墜落したとすれば、空自機の日本国内での墜落としては、2019年4月、青森県沖の太平洋での三沢基地のF35Aステルス戦闘機のケース以来。F15の墜落は、11年7月に那覇基地の機体が訓練中、東シナ海で墜落して以来となる。

 ◇F15戦闘機 航空自衛隊の主力戦闘機で、外国機に対する緊急発進(スクランブル)の任務で中軸を担う。運動性能に優れ、空対空射撃の能力に強みがあるとされる。米空軍用に開発され、空自機は三菱重工業がライセンス生産している。空自は各地の基地に計約200機を配備。全長19・4メートル、全幅13・1メートル、最大速度マッハ約2・5。愛称は「イーグル」。

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小松基地きっての精鋭部隊に何があったのか。31日夕、基地を離陸した直後にレーダーから消えたF15戦闘機は「アグレッサー」と呼ばれる飛行教導群に所属するエリートパイロットが操縦していたとみられる。「10秒ほど火柱が出て、海面から煙が上がった」。加賀市では住民が海上で赤い火柱を目撃。海上では懸命の捜索活動が続き、基地は緊迫感に包まれ、地元小松市に衝撃が走った。

 「北朝鮮のミサイルでも落下したのかと思った」

 午後5時25分ごろ、加賀市田尻町の大井龍輝さん(34)は小松市の会社から車で帰宅途中、加賀市新保町で海面から火柱が上がるのを目撃した。「右側が急に明るくなった。船にぶつかったり、家に落下していたりしたらと思うとぞっとする」と声を震わせた。

 加賀市の男性は同市伊切町の北陸自動車道を走行中、赤い光を見た。「松林越しに赤オレンジ色に海面が光った。タンカーが爆発したのかと思った」と振り返った。

 小松基地の正門前には報道陣が詰めかけ、関係者のものとみられる車両が複数入った。

 墜落した可能性がある洋上では、基地の救難ヘリ2機、救難捜索機2機が交互に捜索に当たった。乗員2人が見つかるまで捜索を続ける。

 アグレッサー部隊は、2016年6月に新田原基地(宮崎県)から小松基地に移転した。基地の隊員は「衝撃的だ。精鋭のパイロットでも対応できない状況だったのか。信じられない」と戸惑いを口にした。

 小松市役所では、空港・基地政策課の職員が電話対応や情報収集に追われた。宮橋勝栄市長は詳細な情報が入っていないとし、「まずはパイロットの無事を祈りたい」と話した。その上で「仮に事故であったとするならば、大変遺憾だ。原因究明と再発防止策の説明がなければ訓練再開は考えられない」とした。

 小松基地では、1988(昭和63)年に小松市の北北西180キロ沖合で訓練中のF15戦闘機2機が墜落。乗員2人が亡くなった。95年には輪島沖で訓練中のF15戦闘機2機のうち1機から発射されたミサイルがもう1機に命中、乗員は脱出し無事だった。

●「影響が不安」県漁協小松支所

県漁業協同組合小松支所の森田誠運営委員長(74)=小松市安宅町=は救難ヘリが捜索する様子を安宅漁港から望遠鏡で確認し、「1日は刺し網漁などの解禁日なので影響が不安だ。漁業者として手伝えることがあれば積極的に手伝いたい」と語った。

●F15戦闘機墜落の経過(航空幕僚監部発表)

午後5時半ごろ F15戦闘機が要撃戦闘訓練のため、搭乗員2人により小松基地を離陸。直後、小松管制隊のレーダーから航跡が消失    

5時50分以降 航空自衛隊による捜索救難活動

7時10分ごろ 小松救難隊UH―60Jが浮遊物を発見

7時25分ごろ 浮遊物(航空機の外板等の一部)を回収

8時20分ごろ 浮遊物(救命装備品の一部)を回収

8時40分ごろ 回収した浮遊物を、当該機のものと断定


gooニュース
https://news.goo.ne.jp/article/hokkoku/region/hokkoku-20220201005115


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小松市には空港・基地政策課という部署があるのだなあ。

イメージマークが斬新。

小松市は「歌舞伎のまち」だと初めて知りました。




借りた本

2022-02-01 06:19:00 | 図書館
図書館ではないが、借りた本。
似鳥会長は昭和19年生まれとのこと。
77歳にみえないなあ。
以下、自分用メモとして。
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■成功の五原則
①ロマン(志)
②ビジョン(中長期計画)
③意欲
④執念
⑤好奇心
■経営とは右手にソロバン、左手に義理人情。
■トップの条件
①素直
②柔軟
③フレンドリー
■すぐに返事をせず「忙しいので」「今やっているところです」などと言い訳する人ほど、実は何もやっていない。
■失敗しないことより決めることが大事。とにかく攻めること。成功する人は攻める人。
■トップは度胸 度胸がある→決断と実行ができる。
躊躇して考えてしまう人、立ち止まってしまう人はどんなに秀才でもトップには向いていない。
■処理能力が高いトップは、いっぱいいっぱいに仕事をしている状態で、さらに3割仕事の量が増えても、それまでの仕事のうち重要度の低い仕事を捨てたり、人に任せたりして何とかこなしてしまうもの。そこから更に仕事が増えると、またいろいろ工夫してこれまでの仕事を圧縮して片づけてしまう。
つまり、まず捨てる。工夫したり改善したりするのはその次。抱え込みすぎると前に進めない。
→捨てるのがうまい人でなければリーダーは務まらない。
■鈍重でも遅くても、とにかく止まることなく前に進み続ける人が会社を動かす大黒柱になる。
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簑谷修さんは昭和15年生まれとのこと。
81歳にはみえないなあ。
両氏に共通しているのは、溢れるバイタリティーと、世のため人のためにと損得度外視な姿勢。
学びの多い2冊を読了。