壺屋赤絵染付壺

「みおつくし料理帖　雨天の虹」が発刊されました。意外な展開というか、予想通りというか・・。



本日の作品は壺屋という沖縄の陶器？らしいのですが、珍しく赤絵だけではなく、染付を取り入れた作品です。武骨というイメージの沖縄の作品に南画の抒情性を盛り込んだ作品になっています。

壺屋赤絵染付壺
胴径200＊口径115＊底径115＊高さ190

　

赤絵と南画風の染付を組み合わせた作品には賛否両論があると思いますが、私は気に入っています。



赤絵の魚文の出来も良く、山水も修練のあとがうかがえます。一体どなたの作品なのでしょうか？



底には作者と思われる銘が彫られていますが、詳細は不明です。