
なにやら家内がガラスの水指を入手したようようです。夏に使う涼しげな水指が欲しかったようです。カットガラスでもなく、色ガラスでもなく、ともかく透明度の高いガラスの作品を求めていたようです。

「メダカを飼うのにちょうどいいね。」と言ったらひんしゅくをかってしまいました。メダカ用には20000円でガラスの甕が実際にあるらしい・・・。どこのの誰それという作品ではなさそうです。

さて古伊万里と言ったら有名な柴田コレクションを思い浮かべる方はかなりの古伊万里通でしょうが、柴田コレクションは古伊万里を蒐集する者にとってはバイブルのようなものです。なお一時期、中島誠之助らによって高値となった古伊万里の作品群ですが、最近は価格的に落ち着いてきたようです。
古伊万里の中で人気の高いのが藍九谷、もしくは藍柿(柿右衛門)と呼ばれる上品な図柄の染付の器ですが、その中でも「鮎」を数匹描いた作品は人気の高い作品群です。ん~、「でした。」というべきかもしれませんね。
本日はその鮎を染付の作品です。
古伊万里 藍九谷 双鮎図中皿 江戸中期?
誂箱
口径175*高台径*高さ27

藍九谷でも本作品のように「焼の甘い作品(温度が低く焼成された作品)」は貫入が多く入り、指ではじくと音が鈍いのがその特徴ですが、一般には傷ものと同じく評価はかなり低くなります。

特別気にしない方はこのような作品を廉価で集めるのは構わないと思います。本作品も「焼の甘い作品(温度が低く焼成された作品)」に分類されるでしょう。

また藍九谷で人気の高いのは白磁に口縁に陽刻された作品です。
古伊万里 藍九谷陽刻折紙文五寸皿 江戸中期
高台内渦福文 誂箱
口径157*高台径*高さ

口縁に吉祥文が描かれるのが多いようです。

かなり口縁部分が薄く作られるので、欠けのある作品が多くなりますが、傷物の作品も廉価で入手できますのが、金繕いで補修すると使用には支障がありません。ちなみにこの作品のお値段は千円なり・・。

基本的に古伊万里は飾って愉しむのはほんの一部の出来の良い作品のみで、基本的には使って楽しむ作品群だと思います。

ただし使うにはやはり他の器よりは希少性があるという認識で使うことができることが前提です。洗い方も慣れた方がふさわしく、慌て者は手を出さないほうがいいでしょう。
*当方では素人仕立ての金繕いなどの補修が少しばかりできるので、破損しても補修した作品が増えるのみ・・。実際に使えなくなった器は数十年で数点のみ・・・、それが骨董品ばかりでなく日常品もそうだから数が減らない、傷物の骨董品は増えるのみ・・

時代が下がるものが多いですが、錦手も使い勝手がよく人気がありますね。
古伊万里 錦手五寸皿七客揃 江戸中期
高台内銘「大明成化年製」 合箱
口径135*高台径*高さ25

できれば五客以上の揃いの作品がいいでしょう。この作品は十客あったうちの七客が遺っている作品です。

明治期の錦手などにおいてはデザインがありきたりのものは数多くありますが、錦手はやはりデザインのいいものを集めたほうがいいでしょう。

以外にまだ多くの作品が遺っているようです。ただ大量生産した大聖寺焼などはあまりいいものがないかもしれませんが・・。

高台内の銘は一切製作年代や窯元とは関係がありませんが、ひとつのデザインとしてはいいですね。

使い勝手の良い五寸から七寸の皿が重宝します。

古伊万里礼賛・・、ともかく使って楽しむ・・。

「メダカを飼うのにちょうどいいね。」と言ったらひんしゅくをかってしまいました。メダカ用には20000円でガラスの甕が実際にあるらしい・・・。どこのの誰それという作品ではなさそうです。

さて古伊万里と言ったら有名な柴田コレクションを思い浮かべる方はかなりの古伊万里通でしょうが、柴田コレクションは古伊万里を蒐集する者にとってはバイブルのようなものです。なお一時期、中島誠之助らによって高値となった古伊万里の作品群ですが、最近は価格的に落ち着いてきたようです。
古伊万里の中で人気の高いのが藍九谷、もしくは藍柿(柿右衛門)と呼ばれる上品な図柄の染付の器ですが、その中でも「鮎」を数匹描いた作品は人気の高い作品群です。ん~、「でした。」というべきかもしれませんね。
本日はその鮎を染付の作品です。
古伊万里 藍九谷 双鮎図中皿 江戸中期?
誂箱
口径175*高台径*高さ27

藍九谷でも本作品のように「焼の甘い作品(温度が低く焼成された作品)」は貫入が多く入り、指ではじくと音が鈍いのがその特徴ですが、一般には傷ものと同じく評価はかなり低くなります。

特別気にしない方はこのような作品を廉価で集めるのは構わないと思います。本作品も「焼の甘い作品(温度が低く焼成された作品)」に分類されるでしょう。

また藍九谷で人気の高いのは白磁に口縁に陽刻された作品です。
古伊万里 藍九谷陽刻折紙文五寸皿 江戸中期
高台内渦福文 誂箱
口径157*高台径*高さ

口縁に吉祥文が描かれるのが多いようです。

かなり口縁部分が薄く作られるので、欠けのある作品が多くなりますが、傷物の作品も廉価で入手できますのが、金繕いで補修すると使用には支障がありません。ちなみにこの作品のお値段は千円なり・・。

基本的に古伊万里は飾って愉しむのはほんの一部の出来の良い作品のみで、基本的には使って楽しむ作品群だと思います。

ただし使うにはやはり他の器よりは希少性があるという認識で使うことができることが前提です。洗い方も慣れた方がふさわしく、慌て者は手を出さないほうがいいでしょう。
*当方では素人仕立ての金繕いなどの補修が少しばかりできるので、破損しても補修した作品が増えるのみ・・。実際に使えなくなった器は数十年で数点のみ・・・、それが骨董品ばかりでなく日常品もそうだから数が減らない、傷物の骨董品は増えるのみ・・


時代が下がるものが多いですが、錦手も使い勝手がよく人気がありますね。
古伊万里 錦手五寸皿七客揃 江戸中期
高台内銘「大明成化年製」 合箱
口径135*高台径*高さ25

できれば五客以上の揃いの作品がいいでしょう。この作品は十客あったうちの七客が遺っている作品です。

明治期の錦手などにおいてはデザインがありきたりのものは数多くありますが、錦手はやはりデザインのいいものを集めたほうがいいでしょう。

以外にまだ多くの作品が遺っているようです。ただ大量生産した大聖寺焼などはあまりいいものがないかもしれませんが・・。

高台内の銘は一切製作年代や窯元とは関係がありませんが、ひとつのデザインとしてはいいですね。

使い勝手の良い五寸から七寸の皿が重宝します。

古伊万里礼賛・・、ともかく使って楽しむ・・。