本日はちょっと使い勝手のよさそうで、面白そうな2作品を入手したので紹介します。一見すると伊万里の瑠璃釉と備前の陽刻の作品と思いますが、どうも古九谷系統の可能性があるらしい・・😍 伝古九谷(前期伊万里) 瑠璃釉金銀彩草花文楕円皿金繕補修跡有 時代:江戸前期 合箱裏銘:誉福(俗称:誉窯銘?) 幅171*奥行110*高さ26古九谷と称するその作品群にひとつである色絵古九谷は初期伊万里のすぐ後 . . . 本文を読む
本日は平野富山の作品紹介です。平野富山本人の作はこれで4作品目となります。昭和33年には平櫛田中作「鏡獅子」の彩色を担当するなど、平櫛田中とのコンビにて彩色木彫を作っていますので、本ブログで紹介された平櫛田中の多くの作品の彩色を平野富山が担当しています。確証はありませんが、下記の作品の彩色は平野富山が担当しているかもしれませんね。気楽坊 伝平櫛田中作 その5共箱高さ445*幅448*奥行240本人 . . . 本文を読む
休日の本日は当方の浜田庄司コレクションの作品紹介ですが、濱田庄司の得意とする蝋抜きの技法の作品2点です。蝋抜きの技法は陶芸を経験している方なら一度は経験している技法ですね。*飾っている額は大津絵の仏画です。蝋抜きされて黍文の作品は浜田庄司の中皿・花瓶に多い文様です。柿釉抜絵角瓶 浜田庄司作 (花瓶 その1)共箱全体サイズ:幅98*奥行き98*高さ240どこにでもあるような濱田庄司のこのような作品で . . . 本文を読む
大きな掛け軸は見ごたえはするものの、古い作品は扱いづらいこともありそれなりに痛んでいることが多く、その大きさゆえに修復には費用がかかるものです。気に入っている作品でも思い切って修復しないと飾ってもつまらなくなり、ただの粗大ごみになりかねません。当方では好きな作品や貴重な作品は表具師に二月に一度ほど、掛け軸の作品約10作品ずつほど依頼して、染み抜きや改装、細々なメンテをしていただいています。今回はそ . . . 本文を読む