さて本日も月見にちなんだ平福百穂の作品・・。*平福百穂においては模作や贋作、果ては工芸品が非常に多く、素人では真贋の判別が非常に難しい画家ですね。最もややこしいのが印刷、もしくは版画の精巧にできている作品です。さも所定鑑定人であった平福一郎氏の鑑定のように箱書されているものもあります。ともかく入手の判断は慎重にならざる得ない画家のひとりです。その平福百穂の作品で筋のよさそうな作品を入手したので紹介 . . . 本文を読む
休日ということで、気軽な投稿として「10月の13夜」・・・・。庭先の縁側から家族皆で鑑賞。ススキは息子らが採ってきたようです。さて満月ではなく三日月なのですが、下記の作品が染み抜きして改装が出来上がりましたので紹介します。改装完了 三日月ニ木菟図 渡辺省亭筆絹本水墨淡彩軸装 軸先象牙 合箱二重箱全体サイズ:縦1840*横535 画サイズ:縦1040*横415この作品は本ブログに幾度か投稿されている . . . 本文を読む
本日紹介する作品は当方で蒐集対象としてる郷里出身の画家「平福穂庵」の初期の作品と思われる作品です。子息の平福百穂の父にあたりますが、父子ともども郷里では著名な画家であり、贋作や模倣作品が多いのですが、筆致などから真作と判断しての入手です。上記写真の奥は同じく郷里出身の画家「福田豊四郎」の昭和初めの頃の作品です。こちらも福田豊四郎の20歳頃の作で、修行時代の作とされるものです。どちらの作品もインター . . . 本文を読む
昭和初めの横山大観の調査資料として入手した作品です。無論、画集などの資料でも学習することは可能ですが、小生のような物覚えの悪い人間は、手元学習の対象となる作品がないとどうも身に付かないようで・・・・。贋作考 浅春 伝横山大観筆絹本水墨軸装 軸先象牙 共箱二重箱全体サイズ:縦1480*横723 画サイズ:縦436*横516ともかく自分のお金で作品を買い、実物で学習するのが目利きへの近道・・??? 「 . . . 本文を読む
日本画の作品をまくりの状態(表具されていない、もしくは襖や屏風、掛け軸から作品部分だけを剥がした状態)にて入手することがよくあります。作品を見極めてから、費用対効果を判断して表具するか否かを判断することになります。本日、表具した作品は真贋の判断がつかず、最終的に迷いながらも表具することにした作品です。虎之図 伝立原杏所筆紙本水墨画サイズ:縦1170*横580作品自体は以前にブログにて紹介したことの . . . 本文を読む