子どもが4人いて・・・
1番上と1番下では12歳離れていて・・・
夫が転勤族で・・・
なので小中高合わせ、私は普通の方より多くの学校を見て来たと思います♪
しかもずっと専業主婦♪
なので役員も長くやってきました♪
そこでつくづく思ったことは・・・
「校長先生」によって学校は本当に変わると言うこと♪
その「校長先生」が「教育委員会」の方を向いているのか?
(会社で言えば、上司の方ばかりを見ていることと同じ♪)
それとも「生徒たち」に真剣に向かい合っているのか?
それとも最後の数年間を「校長」として、難なく無事に過ごそうとしているのか?
それによって本当に学校は変わるんです♪
いえ、生徒たちが変わるんです♪
テレビの「青春ドラマ」じゃないけれど♪
だって子どもたちだってバカじゃないんだから、気付くんですよ♪
熱血漢の校長先生もいらしたし、生徒たちに優しく寄り添う校長先生もいらしたし♪
それで学校が変わっていくのをこの目で見てきました♪
今、月に1回、地元の小学校の「お便り」が回覧で回ってきます♪
で、昨年の4月に赴任された校長先生の書かれることが毎回胸を打つんです♪
その文章からお人柄が分かると言うか・・・
その文章には子どもたちへの「愛」に溢れていると言うか・・・♪
今日は今月の初めに届いた「お便り」からご紹介させてください♪
ちょっと長くなるので省略したりもしますが、よろしかったらお付き合いください♪
前置きとして、その校長先生が二十数年前、6年生を担任した時のことが書かれています♪
当時、高学年になると「安全帽子」をかぶらなくなったり「ランドセル」は「ダサい」ということでお気に入りのバッグを使う子が多い中・・・
「ランドセル」のヒモを継ぎ足して使っていた「男の子」がいて、その子が書いたことだそうです♪
「おまえのランドセルはぼろい」とか「そんなぼろいランドセルをいつまで使っているんだ」とか言われる。
しかし、ぼくは、新しいカバンを買ってもらえないわけでもないし、このランドセルをぼろいとは思っていない。
~中略~
このランドセルは、今は亡くなってしまったぼくのおじいちゃんが、入学祝いにと買ってくれたものなんだ。
~中略~
おじいちゃんが亡くなってから、このランドセルは、やさしかったおじいちゃんの思い出となってしまった。
入学式の日、玄関でニコニコしながら見送ってくれたおじいちゃんの顔を、今でも思い出す。
ぼくはこのランドセルに、おじいちゃんのぼくに対する想いが詰まっていると思っている。
だから、このランドセルに卒業証書を入れて卒業したい。
「おまえのランドセルはダサい」なんて言う仲間がいるが、君たちだって、誰かにお祝いとしてもらったものだろう。
使えなくなったのなら仕方がないが、かっこよさだけでやめてしまうのなら、ぼくはダサいランドセルの方がかっこいい
と言ってやりたい。
そして校長先生は・・・
私は物を大切にするということは、「心」や「想い」を大切にすることなのだと、この男の子から教わりました。
3月は、1年間の成長を確かめ、想いや願いを大切にしながら、新しい年度に向かって「感謝」と「前向きな言葉」があふれる月にしたいと思います。
と締めくくっています♪
今、この小学校は「コロナ」で休校とのこと・・・。
早く、また子どもたちが元気に通えるようになって欲しいと切に願っています♪
最後までお付き合いくださいましてありがとうございました♪