週末断捨離を続けている。
思った以上に出てくる。1年以上読み返していない本,不要な書類,マンガ。
5/25にも思い切ってもう一度本棚を見直す。
マンガ単行本で新しいのは,もう『とめはねっつ!』『アオイホノオ』だけにした。ほかは,鮮度が落ちないうちに古本屋まで持ち込んだ。3000円チョイになった。
だがしかし,子供の頃に衝撃を受けている『自動車・船』の図鑑は処分しない なぜなら,そこには少年時代の夢が詰まっているから
とくにこのページでは,トランスミッッションの構造解説をしっかりしている。いま読んでもよく理解できるし,子供だましじゃない。やるな,学研!
そしてこのようなメカニックページが楽しくて,何度も読み返している。そう,30年以上経過したいまでも年に数度は。そして,「ムスタング・マッハ1」「フェアレディ240ZG」などのかっこ良さに惚れ惚れすするのだ。
同時に,このトランスミッション構造のおかげと,父も,バスの運転手もタクシーの運転手もみなMTだった時代であったため,子供心に「セリカLBにオートマ,ダセー」と思うようになっていた。
三つ子の魂まさに百まで
子供の頃は,やたらとクルマ酔いしていたが(たぶん父の運転が乱暴?),父のMTのレバーに手を添えてもらって動かしているような感触が生々しく残っている。そして,高校時代バス通学では,クラッチ操作のタイミングをバスの運転手さんの背後からいつも見ていた。
そんなわけで,教習所でのMTは全然苦労しなかった。半クラもいきなりできた。脳内トレーニングのせいだろうか,とにかく「運動神経オンチ」がなぜかMTの操作だけは大丈夫だったのだ。
しかし,最初のマイカーは激烈だった(めんどくさいので省略)。だが,やはり自前で「5MTに乗りたい! スポーツグレードにも!」と思って,いまに至っている。
「クルマ離れ」があるのは,クルマなしでも生活できる便利さも影響しているだろうが,上記のような体験が不足しているからではないかと,いまさらにして思う。魅力的なクルマもないしね。
この図鑑は1973年発行。実に40年前。しかし保存状態よく,僕にとっては重要な資料にさえなっている。
ホント,トヨタも「86」だけでなく,150万円前後の「HV-FFスポーツ」でもださないかな ホンダCR-Zに対抗できる5ドアハッッチバック。1.5Lで130PS程度。昔で言えばEP71スターレット。そうすれば,きっと昔からのMT派も,これからのクルマ世代にも興味をもってもらえるように思う。「86」,やはり冷静に考えると価格がネックですよ。カローラぐらいの価格にしないと。