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湧水の 「 浮島さん 」
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「 浮島熊野坐神社 」
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探訪2日目の朝は6時に熊本市を出て、嘉島町にある 「 浮島さん 」 に寄った。
ここは、熊本に住んでいたころによく釣りに来た場所である。
兄弟弟子の岸本とよく釣りをしたものである。
浮島神社は熊本県上益城郡嘉島町の下六嘉にある夫婦神を祀った神社で、
正式名称は 「 浮島熊野坐神社 」 ( うきしまくまのますじんじゃ ) という。
地元では親しみを込めて 「 浮島さん 」 と呼ばれている。
正確には島ではなく、半島のように池に突き出た部分に神社が鎮座しており、
対岸から眺めると浮島のように見え、厳島神社を髣髴とさせる。
また、周囲は 「 浮島周辺水辺公園 」 として整備されている。
浮島さんの由来は、
平安時代の長保10年(1001年)、この地を治めていた井王家3代目 井王 三郎直久は、
湿地帯のため五穀の収穫が思うようにいかないため、
屋敷神である、熊野坐神社に日夜祈っていた。
ある夜、枕元に熊野の神が現れ、 「 屋敷の北側を掘れ! 」 との教えを授けられた。
そこで、掘ってみると、みるみる周辺の水が集まり大きな池になった。
おかげで湿地から水気がなくなり、作物の収穫が上がり、みな喜んだ。
その晩、黄金色に輝く大きな石が池に現れ、人々を驚かす。
これを 「 兜石 」 と名付けた。
「 兜石 」 は、現在も池のどこかに沈んでいる。
その日から、ひっきりなしに人々が見物に来て、にぎわった。
「 兜石 」 をご神体とし、屋敷神を神社へと移行し、井王三郎自身が神主となった。
以来、千年、井王家が神職を担っている。ちなみに現在の宮司は41代目である。
浮島さんのご利益
古事記の通り、この日本国をはじめ多くの神々をお産みになられました仲の良い夫婦神のため、
縁結び、夫婦和合、子宝、安産、初宮詣、家内安全、地鎮祭が大。
また、浮島は、台風などの大雨でも水につからないため、
浮き沈みの激しい業界では、縁起を担ぎお参りが多い。
浮くということから、営業成績、病気がちな身体、成績などが浮上する浮き守りが有名である。