県庁前駅 ⇒ 旭橋駅
建築家 黒川紀章が設計した沖縄県庁ビル
県庁前駅
OTVの前を走る車内から見るレール
泊港の近くにある居酒屋 「 海のちんぼらぁ 」
県庁前駅 ⇒ 旭橋駅の間で流れる車内メロディーは 「 海ぬちんぼーら 」 である。
『 海ぬちんぼうら 』
海ぬちんぶうらー 小逆(ぐわーさか)なやい立てぃば 足の先々あぶなさや
※ 仕度ぬ悪っさぁ スバナリナーリサー 浮世ぬ真中 ジサジサジッサイ島ぬヘイヘイヘイヘイ
海ぬ藻草(さしぐさ)や あん美らさなびく 我身ん里前に うちなびく
※ 仕度ぬ悪っさぁ スバナリナーリサー 浮世ぬ真中 ジサジサジッサイ島ぬヘイヘイヘイヘイ
辻や印度豆 仲島や唐豆 恋し渡地 いふく豆
カーギぬ悪っさぁ くるばし けーらし サー浮世ぬ真中ジサジサジッサイ島ぬヘイヘイヘイヘイ
辻や印度豆 食でぃちゃんな二才達 食でぃやんちゃしが味や覚びらん
カーギぬ悪っさぁ とぅってーなぎなぎ サー浮世ぬ真中ジサジサジッサイ島ぬヘイヘイヘイヘイ
くだみとるガニ小取らんでぐとぅ帰ゆみ 取てぃんじアフィ小にしんじてぃ飲まさな
ガニ小しんじぇーしぃーたーみぃーたーサー 浮世ぬ真中ジサジサジッサイ島ぬヘイヘイヘイヘイ
( 詞訳 )
海の巻き貝 逆立ちしたら
足の先っぽ危ないよ
※器量の悪い妓(こ)にゃ用はない
浮世の真ん中はここ それ色街へ繰り込もう
海の藻草が あんなにきれいになびく
私はあなたに なびくのよ
※ (くりかえし)
辻(遊郭)のいい妓はインド豆
仲島のいい妓は唐の豆
恋しい渡地の妓は いふく豆
ブサイク娘はどいたどいた
浮世の真ん中はここ それ色街へ繰り込もう
辻のインド豆 お前も食べたいかい
食べてはみたけど 味は覚えてないんだよ
ブサイク娘は一度で けっこう
浮世の真ん中はここ それ色街へ繰り込もう
踏んづけたそのカニ 取って帰らないの
お汁に入れて あの人に飲ませてあげなくちゃ
カニの煎じ汁 飲んでみたいもんだ
浮世の真ん中はここ それ色街へ繰り込もう
この唄は、もともと伊江島のゆったりとした遊び唄で、
「 前海(めーうに)すぃんぼうら 」 という。
それが遊郭や酒席で唄われるうちにアップテンポとなり、
ワイセツな歌詞に変わってポピュラーソングになった。
巻き貝、海草、豆の比喩がわからない方は、
近くのオヤジに訊いて下さい。
ゆいレールの旭橋でこの曲が使われているのは、
旭橋の近くに仲島遊郭があったからだとか?