現在、小倉競輪が行なわれている北九州メディアドーム
ドームに変わる前の小倉競輪場
昔あった競輪場の敷地内にある 「 競輪発祥の地 」 の石碑
昔のバンクの跡には芝生が敷き詰められ市民憩いの公園になっている
北九州市民球場と対角線上にある北九州メディアドーム。
今はこのヘルメット型のドームで競輪が行なわれている。
小倉競輪場は1948年(昭和23年)11月20日に開設された日本で最初に出来た競輪場であり、
競輪発祥の地である。
1948年に福岡県で開催される国民体育大会のために造る競技場を、
そのまま競輪に振り向けるというアイデアがきっかけで小倉競輪場が誕生した。
なお、この時の「第1回小倉競輪」で発売された車券は単勝式・複勝式のみで、
連勝式を最初に発売したのは同年12月11日の大阪府営大阪競輪場(大阪住之江競輪場)である。
かつては競輪を開催するためのみの施設であったが、
1998年(平成10年)10月に北九州メディアドームの誕生により、
移転する形で一体施設となり、
それに伴い旧小倉競輪場は1998年(平成10年)6月18日をもって閉鎖し、その後解体された。
メディアドーム西側にある芝生の公園 ( 三萩野公園芝生広場 ) が、
かつて旧小倉競輪場のあった場所である。
かつての小倉競輪場で走っている写真。
昔の競輪場のときは、よく勝っていたが、
ドームになってからあまり勝てなくなった。
時期的に町議会議員と “ 二足の草鞋 ” だったので勝てなかったのかもしれない。
それにドーム特有の独特の雰囲気が、地元意識に増して緊張感を高めた。
屋外の競輪場と違い、ピリピリと張り詰めた逃げ場の無い緊迫感というか、
圧迫感が何よりも苦しかったことは、何年経っても覚えている。