「 九州 ・ 沖縄 ぐるっと探訪 」

九州・沖縄・山口を中心としたグスク(城)、灯台、石橋、文化財および近代土木遺産をめぐる。

台風 外は雨・・・ 「 退屈なムサシ 」

2014-10-13 08:36:41 | 柴犬 ムサシとピース







外は台風
激しい雨・・・
雨の日はつまらん
雨の日は退屈

犬は自由に生きているから
人間以上に
そう思うだろうな




朝から停電・・・ 「 蝋燭で過ごす 」

2014-10-13 08:33:41 | 日記 ・ イベント



蝋燭とパトリア日田で買ったB&Mさんの作品





朝から停電だった。
「 夕べ ” 小灯り ” を点けて寝るのを忘れたのかな? 」
と思っていたら、停電だった。

電気が通るまで蝋燭で過ごしたが、
あらためて ” 電気のありがたさ ” を思い知らされた。





北部九州 「 台風19号接近の海 」

2014-10-12 17:25:41 | 日記 ・ イベント














夕べ12時まで飲んでいたので、久しぶりの二日酔である。
それで汗をかいてスッキリしようと、豊前の汐湯に行った。
露天風呂から荒れる海を見て、
「 どんなものか? 」 と、汐湯の帰りに様子を窺いに行ってみた。


明日、九州に上陸すると予想される大型で強い勢力を持つ台風19号。
その風の影響で防波堤に打ち寄せる波のようすを見て来たが、
前日なのに強烈な風に圧倒されそうになった。

沖縄県国頭村でアメリカ兵3人が海を見に行って波に呑まれたとニュースで言っていたが、
前日でこれだけ迫力があるのならば、最接近の時の海を見たくなるのも解かる気がする。
明日、仕事が休みだったら海に行ってみようかな。



「 動き回った昨日 」

2014-10-12 17:24:41 | 日記 ・ イベント



パトリア日田








屋台村会場








長岩城がある山の中




















昨日、朝7時半に家を出たものの、
城をめぐる資料の本を忘れた事に気付いて、途中で家に取りに帰ったのはいいが、
今度は山に入るのでゴム長靴を履いて出たこともあって、
準備万端だと思っていたら、スニーカーを忘れていた。
もう引き返すには走り過ぎているし、
行程を考えれば時間のムダなので、そのまま進んだ。

鬼木城を皮切りに、尻高城、傾城石、原井城、長岩城をめぐり、
それから日田市に入って靴を買い、それを履いてイベント会場の 「 パトリア日田 」 へと向かった。
パトリア日田の会場でB&Mさんと会って、それから屋台村を抜けて 「 三久ラーメン 」 へ。

三久で焼きそばを食べてから裏耶馬渓にある 「 後藤又兵衛の墓 」 をめぐり、中津市へ。
中津市では大福でパンを買い、栗山堂で外郎を買った。
それから山国橋を渡り吉富町の宇賀貴船神社と皇后石をめぐった。
5時過ぎに帰り着いてから、顔を洗って服を着替え、
そのまま汽車に乗って介護職員研修のクラスメイトの待つ居酒屋へ向かった。

二次会で12時まで飲んだので、今朝は二日酔いだ。
昨日は朝5時から夜の12時までよく動いたものである。





沖縄県うるま市 「 伊計グスク 」

2014-10-12 00:28:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



貝が奉納されている一の郭にある拝所









一の郭の平場にある拝所







二の郭にある大岩







二の郭にある 「 伊計城之殿 」







干潮の時でないと渡れないグスクへの上り口がある海側







陸側から見たグスクの全景







伊計グスクの反対側にある 「 伊計ビーチ 」







伊計島へとつながる 「 伊計大橋 」





伊計グスクは 、「 アタヘチクドン 」 という按司が居城としていたと伝えられている。
このグスクは、海に突き出た岩山を利用した独特の地形を利用したグスクであって、
主郭まではラセン状の道を登って行かなければならない。
グスクの入り口には虎口があり、中央部には 「 伊計城之殿 」 と記された祠が建てられている。
石積みは主郭を取り囲むように築かれている。

伊計グスクにアタヘチクドンが城主で住んでいた頃、
宮城島の泊グスクと領域をめぐって事あるごとに争いを起こしていた。
そんなある日のこと、海から吹く風が強い日に、
アタヘチクドンは一計を案じ、家来どもに木灰を集めさせ、
集めた木灰を空高く撒き散らすように命令したのである。
空高く舞い上がった灰は風に乗り、宿敵の泊グスクへと流れて行った。
そんなことも知らない泊グスク城主の川端イッパーをはじめ家来たちは
目が開けられずに混乱しているところに、伊計軍が攻め立てた。
城主のイッパーは何とか逃れたものの、城下のオクンノという場所で自害してしまった。



伊計グスクへのアクセス
伊計グスクへは、途中まで泊グスク南グスクを参考にしてもらいたい。
ナビで伊計ビーチを検索しすれば簡単に行くことが出来る。
場所はビーチ手前の伊計大橋を渡ってすぐ右にある山の中にグスクがある。
駐車は、伊計ビーチの駐車場に車を止めて歩いて行けばすぐであるが、
観光客の少ない冬場しか行ったことがないので何ともいえないが、
夏場は駐車の確保が大変かも知れない。


熊本県八代市 ( 旧・泉村 ) 「 糸原橋 」

2014-10-12 00:27:41 | 熊本の石橋



半円になったきれいなアーチ








下流側から見た石橋の全景








草に覆われてその輪郭が解かりづらい ( 上流側 )








下から覗けば見事なアーチが見れる








上流左岸側の壁石と輪石








自然の岩盤と一体化した橋脚基礎部分








泉中学校の上の糸原集落への入り口 ( 左側へ )








糸原橋の入り口の目印となる泉中学校








糸原集落にある集会所 ( 公民館 )








糸原地区から見た泉村方面






所在地 /  熊本県八代市泉町柿迫字糸原 
架橋  /  不明
石工  /  不明
長さ  /   6.10m   幅   /   2.15m  
高さ  /   2.70m  径間  /   4.40m


糸原橋は旧・泉村役場の上にある泉中学校から糸原方面に
約1.2キロほど行った谷川の左下に架かる石橋で、
谷まで降りていかないと草木に覆われてその姿を見ることは出来ない。
石工や架橋年月日は不明だが、
現在の道路が開通する以前の生活道路として使われていたことから
明治から大正にかけてのものだと思われるが、
これはあくまで私的な推測であって定かではない。
石橋はアーチがきれいな半円を描いており、
輪石の組み方や壁石などもしっかりと積まれている。


糸原橋へのアクセス
糸原橋へは、旧、泉村役場の上にある泉中学校から山手に向かって
約1.2キロほど登った左側の谷に架かっている。
現在はカーブに新しい橋が架かっているのでその下になる。
駐車は、橋の近くの路上の端に駐車した。


北九州市門司区 「 門司西海岸五号防波堤灯台 ( 門司レトロ灯台 ) 」

2014-10-11 00:01:41 | 福岡の灯台

















一般公募でつけられた別名 ( 門司レトロ灯台 )のプレート








哀愁を感じさせる情景








灯台までの防波堤に船が係留されている









































灯台表番号 / 5426.3
ふりがな / もじにしかいがんごごうぼうはていとうだい
標識名称 / 門司西海岸五号防波堤灯台
所在地 / 北九州市門司区 ( 西海岸五号防波堤外端 )
北緯 / 33-56-48 ( 48.4 )
東経 / 130-57-34 ( 33.5 )
塗色 / 赤色
灯質 / 等明暗赤光 明3秒暗3秒
光度 / 130カンデラ
光達距離 / 5.5海里
地上~頂部の高さ / 6.92m
平均水面上~灯火の高さ / 7.15m 
地上~灯火の高さ / 4.75m
業務開始年月日 / 平成9年3月19日
現用灯器 / 放電灯装置
電球種類 / 高圧ナトリウムランプ




福岡県豊前市 ・ 城井一族仲蜂屋宗鎮の城 「 馬場城 」

2014-10-11 00:00:41 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )



本丸裏にある 「 仲蜂屋尾張守宗鎮公の碑 」








県道232号線から見た馬場城の遠景







馬場城がある 「 城山公園 」 の入り口にある看板








入り口にある 「 馬場城の説明版 」







少し上った場所にある 「 観音堂 」








二の丸にある縄張り図と説明板







本丸横にある 「 清閑堂 」







二の丸から見た本丸下の空堀







主郭となる本丸広場







本丸から本丸裏に通じる空堀と土塁







本丸と本丸裏の中間にある石積み







本丸裏にある広場に立つ城址標







本丸からの眺望












昨日紹介した 「 鳥越城 」 から県道232号線を1キロほど山手に行くと、
「 城山公園 」 の看板がある。
その城山公園全体が馬場城になっている。
山頂は四区画からなり、西端は二条の堀切で尾根を断ち切り、
32m×19mの曲輪跡があり、西端に大土塁がある。

大土塁上には 「 仲蜂屋尾張守宗鎮 ( むねしげ ) 公の碑 」 が建っている。
本丸は24m×20mの広さで、北から東にかけて幅5mから10mの
空堀と帯曲輪がめぐっている。
本丸の東は22m×21mの二の丸があり、東側は堀切で城域を区画している。

この城は宇都宮氏の一族仲蜂屋宗鎮の居城で、 「 宇都宮大系図 」 によれば、
信房の五男、家信を仲蜂屋氏の祖としている。
また『 豊前志 』 、 『 則行青木之家譜 』 では、
「 角田 ( すだ ) 馬場の城主仲蜂屋尾張守宗鎮は、弘治二年 ( 1556年 ) 四月、
大友宗麟が豊前侵攻の時、一族の則行主計正(かずさのかみ)鎮実、
青木弾正忠鎮国らととに福間江 ( 旧・椎田町 ) で大友勢を迎え撃ち敗れた。
仲蜂屋宗鎮、則行鎮実らは討ち死に、宗鎮は角田河内の妙光寺に葬った。 」 とある。

天正十六年 ( 1588年 ) 、馬場城は黒田官兵衛の軍勢に攻められ、
天正十六年七月十九日に落城したと伝えられている。



福岡県豊前市 ・ 馬場城防衛の前衛砦 「 鳥越城 」

2014-10-10 06:01:41 | 歴史 ・ 墓 ・ 城 ( 本土 )



現在は、墓地となった鳥越城の遠望









角田川に沿った城







城鼻という名が付いた橋





鳥越城は、豊前市と旧・椎田町の境界を流れる角田 ( すだ ) 川に沿った
丘陵地の先端に築かれた山城である。
現在、城跡は有安地区の墓地となっており、山城を示す遺構は残っていないが、
「 城鼻 」 という地名と、 「 月峯道賢居士 俗名則行主計正 弘治二年 」 と刻まれた
墓が残っている。

それは、弘治二年 ( 1556年 ) に仲蜂屋宗鎮に従い大友軍と戦って討ち死にした
則行主計正 ( のりゆきかずさのかみ ) 鎮実の墓である。
『 則行青木之家譜 』 には、この時の鎮実の奮戦ぶりが書かれている。
この城は馬場城の出城として築かれ、
『 豊前志 』 に「 鳥越山城阯 中村にあり中村某居城 」 とあるだけで、詳細は不明である。

明日は、 「 馬場城 」 を紹介したいと思います。



北九州市小倉北区 「 関門航路第十八号灯浮標 」

2014-10-10 06:00:41 | 福岡の灯台






















愛嬌のある三角帽子を被って
ある時は 「 浮き草 」 のように
またある時は 「 起き上がり小法師 」 のように
寄せ来る波と共有し 吸収する
エースナンバー 18 を付けた
赤い灯浮標


2014 ・ ムーンライトグラデーション 「 皆既月食 」

2014-10-09 00:01:41 | 日記 ・ イベント







































まん丸い月の左下から
だんだん曇って行き
その黒影は
月の高度が増すとともに進行し
陰り出してから
1時間足らずで
闇と同化したかと思えば
一点の光を闇から放ち
やがて光は闇を占領しながら
少しずつ現状に復して行く

ムーンライトグラデーション
それはまさに
宇宙 ( てん ) の配剤

人の心も月の満ち欠けと同じように
不安や心配が
明るい心を曇らせる
それが弱気な心に蔓延し
夢や希望を打ち消してしまう
だけど
負けない心と
強い心を持ち続けることで
やがて一筋の光が
夢や希望に向かって広がって行く
今宵の皆既月食のように・・・




2014.10.8 皆既月食の日に

沖縄県うるま市 「 泊グスク ( 宮城島 ) 」

2014-10-09 00:00:41 | グスク ( 城 ) ・ 遺跡



丘全体がグスクになっている







グスク入り口の路標







路標から主郭へと上って行く階段がある







巨岩の脇を抜けて虎口へ進む







途中はブッシュの中に琉球石灰岩がゴロゴロしている








グスク内にある野面積みの石垣で出来た拝所







グスク頂部平場







グスクの奥にある拝所








グスクの遠望 ( 海に突き出た断崖の向うに位置する )







グスク頂部から見た金武中城湾





宮城島の泊グスクは、太平洋に突出する石灰岩からなる
独立した岩山の上に築かれたグスクである。
別名(トマイグスク・カクレグスク)とも呼ばれている。

泊グスクは、1322年に、怕尼芝(はにし)が今帰仁世の主(中北山)を滅ぼしたとき、
今帰仁グスクを追われた一団が南部へ逃れる途中に、家来の妻が男子を出産し、
身を隠してそのまま住み着いた場所だという。
だから「隠れグスク」と言われたのであろう。
また、その子孫が泊グスクを築いたといわれる。

泊グスクの対岸には伊計グスクがあり、常に勢力争いを繰り返したといわれており、
伊計グスクは宿敵であった。



宮城島・泊グスクへのアクセス
泊グスクは、与勝半島から海中道路を通り平安座島を抜け、
宮城島の海岸に面した山の上に位置する。
一度目は近くまで行きそれなりの場所を探索したが
結局確認できないまま断念することになったが、
二度目は山側からの探訪でグスクを探し当てた。
グスクは伊計ビーチ方面に進み、宮城島の漁港方面に下りる坂の手前を
右に約500mほど入った畑の中にある。
駐車は、その付近は滅多に車が通ることがないので、
邪魔にならないようにすればグスク入り口付近駐車できる。


熊本県宇土市 「 網田港東導流堤灯台 」

2014-10-08 06:17:41 | 熊本の灯台





















灯台表番号 / 6427
ふりがな / おうだこうひがしりゅうどうていとうだい
標識名称 / 網田港東流導堤灯台
所在地 / 熊本県宇土市 ( 網田港東導流堤外端 )
北緯 / 32-40-06
東経 / 130-32-10
塗色 / 白色
灯質 / 単閃緑光 毎3秒に1閃光
光度 / 実効光度19カンデラ
光達距離 / 3.0海里
地上~頂部の高さ / 10.25m
平均水面上~灯火の高さ / 12.09m 
地上~灯火の高さ / 9.60m
業務開始年月日 / 昭和47年3月10日
現用灯器 / LED灯器 ( Ⅱ型緑 )


網田港東導流堤灯台へのアクセスは、宇土から国道57号線を三角方面に向かい、
海岸沿いの道路を10キロほど走ると右側に灯標が見える。
灯台の近くに御奥来海岸があるので、それを目標に行けばよい。


大分県中津市 「 天然酵母パン&ナチュラルレストラン風の音 」

2014-10-08 06:16:41 | パン ・ ケーキ ・ お菓子

















































お目当ての 「 リンゴ食パン 」






































買って帰ったパンたち





仕事が休みの日に探し出せなかったパン屋 「 風の音 ( かぜのね ) 」 に行った。
途中の看板が無かったら解かり難い場所だけに、諦めていたかもしれない。
店は中津市高瀬といっても耶馬渓よりの山国川の土手が見渡せる下にあるため、
私的な先入観だけで判断するとミスにつながってしまう。

仕事で疲れてクタクタになっている時に食べたアップルパイの美味しさが忘れられず、
最近リンゴ系の味にハマっている。
それで、風の音のリンゴ食パンを食べてみたいと思ったわけである。

帰ってさっそく食べてみたが、想像以上のオイシサだった。



所在地  / 大分県中津市高瀬679-5
電話   / 0979-23-5818
定休日  / 日曜日
営業時間 / 9:00~18:00


10月8日 「 寒露の朝の月 」

2014-10-08 06:15:41 | 朝の風景とその他の風景















まん丸い月は西の空低く浮かんでいた。
それはまるで 「 志波の柿 」 のようだった。

台風18号が去ってから、夏色から秋色へと一気に変化した。
それが如実にわかるのが、朝の気温である。
先週までは今まで通りの出で立ちで良かったが、
昨日から薄手のジャンパー着用である。
その寒さにともなうように朝の風景も日に日に夜明けが遅くなり、
朝というよりも夜の延長である。
そんな今日は 「 寒露 」 である。

寒露は、二十四節気の第17 ( 9月節 ) で、10月8日頃。
およびこの日から霜降(10月23日頃)までの期間をいう。
これは、 「 秋が深まり野草に冷たい露が結ぶ頃 」 といった意味合いがあり、
秋の長雨が終わり、秋が深まり始める時期である。
また、二十四節気とは、太陰太陽暦において、季節を正しく示すために設けた暦上の分割点をいい、
太陰太陽暦の一年を太陽の黄経に従って24等分し、
各分割点の日にその季節を表す呼称をつけたものである。

一般に寒露は、露が冷気によって凍りそうになる頃であり、
菊の花が咲き始め、蟋蟀(こおろぎ)などが鳴き止み、山の木々の葉は紅葉の準備に入り、
また稲刈りもそろそろ終わる時期である。