Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

まだまだ序の口か

2006-07-02 | ワールドカップ06・10・14
ピンと張りつめた雰囲気で試合場に入るドイツチームと、バス中で皆が拳を上げて踊り捲くるアルゼンチンチームでは、精神的興奮度が全く違う。これだけを見ると真面目なドイツ人にはチャンスはなさそうだが、その興奮状態が試合終了までそれほど長く保つとは思わない。どのような運動能率曲線を描くのだろう。マラドーナが同伴者の関係で入場出来なかった。中国人がワールドカップ空気缶詰を6ダラーで売るとか。

幸運にもドイツはアルゼンチンに勝利して、頂上を目指すべく駒を進める。メルケル首相の言うようにまだまだ序の口か。PKの裁定はつまらないが、クリンツマンにとっては最も可能性のある勝利方であったろう。アルゼンチンは試合後に、シュヴァインシュタイガーを殴るぐらいなら、試合中にかたをつけるべきであった。ドイツチームのコンディション作りは大したものである。滞在型の宿舎は最高の環境らしく、誰もが一日でも長くいたいと言うのも秘訣だろう。

蛇足かもしれないが昨日の記事の注として、ドイツ連邦共和国の国歌の法的に認められている三節の歌詞を書留める。

"Einigkeit und Recht und Freiheit
Für das deutsche Vaterland!
Danach lasst uns alle streben,
Brüderlich mit Herz und Hand!
Einigkeit und Recht und Freiheit
Sind des Glückes Unterpfand:
Blüh im Glanze dieses Glückes,
Blühe, deutsches Vaterland!"

団結・権利・自由
祖国ドイツのために!
それを求めて願わん、
心と手を共に携えて!
団結・権利・自由
それは幸福の質種なのだ:
この幸福の輝きに栄えろ、
栄えよ、我が祖国ドイツ!
コメント (2)
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