Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ドロミテ行備忘録六日

2006-07-27 | アウトドーア・環境
翌日に下山予定の仲間が一昨日来の腹痛と言うことで、一日早めに切り上げるとして直接下山する。車の便から、同じように切り上げる同行者一人と、二リットル半水を荷揚げしていた仲間も便乗で、三人が行動を共にする。

残された五人は、前日の周遊コース前半を荷物を担いで通過する。勝手知ったる登路なので楽であったが、荷物の分体には堪える。更に向かい側の岩山を回りこんで、チマ・デラ・マドンナのクレッターコースを下りて行く。飽きてきた頃に、花を添えて飾ってある登り口に到着。山小屋は目の先だ。

其処にて、グッショリ汗を掻いたTシャツを脱ぎ体を洗う。ミネストローネとヴァイツェンビーアを補給する。其処で峠のホテルの空き部屋を確認して、一旦下山を決定。

再び標高差300メートルほどを登り直し、谷の上部へと下降、岩頭の水平道を大きく迂回して行く。流石に、下りには膝がぐらぐらとして足元がおぼつかない。途上、高度差700メートル近い大岩壁ルートを観察する。

崖に滑り落ちないようにところどころクレッターシュタイグセットを再び取り出して長い下降を終えるが、気持ちの良いハイキング道を一村分上流へと降りて行く。

車へと到着した時は今回最も疲れていた。峠の宿へは、数分で到着。久しぶりに谷の生活を満喫。ここでもイタリアの少年の家などの施設か、戸外に音楽を鳴らして大人数の子供達が夏の合宿生活を送っているようであった。

道向こうの山を背にしたバーベキューをみながら無性に空腹を感じ出した。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする