Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ドロミテ行備忘録初日

2006-07-22 | 雑感
まだ明けぬ早朝5時に15キロほど先の町で待ち合わせをする。

第二の待ち合わせ場所のドロミテの峠ローレは、標高1900Mあり流石に涼しい。昼食に、ポランタというトウモロコシ団子やチーズや肉をそれぞれ四角の型で切ってソテーした詰め合わせを試す。ビールに劣らず、これは良く出来た名物料理であった。特に硬いチーズに焦げ目を付けて焼いた物は、餅を焼いた様で食感も味も珍しいものであった。

峠から対面する目指す頂上が黒雲に翳ったかと思うと、直に雷雨に襲われた。テラスでシャワーを避けた後、車で移動して谷を遡り一時間ほどで標高1600Mの小屋に落ち着く。

谷間の木陰のあるようなこじんまりとした山小屋は素朴で素晴らしかった。場所が空いていたならば、再びここを根拠としたいと思ったのが我々皆の共通した思いだったようである。

ここを根拠に大小の岩壁を目指す地元の若者達が羨ましい。小屋の親仁は、ガイドとしても力のありそうな素朴な感じが印象的である。前菜・セコンド・デザートのメニュー、ワイン・ビール・シュナップスの生活がこうして始まる。
コメント
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