Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ドロミテの暑い日々

2006-07-30 | アウトドーア・環境
ドロミテも暑かった。標高3000メートルを超えていても日差しが強かった。半ズボンと濡れたTシャツが十分に日差しを遮らないので、サンクリーム不足の露出部分は焼けた。日陰を求めて、雪渓や氷河に涼を求めたが、限度があった。

それでも汗を掻き、毎日冷えた美味いビールとワインを飲み倒す日々は楽しかった。二十歳代から六十歳代までの女性教師を一人含む八人の仲間から、腹痛やバテなど理由に早めに下山して、平均年齢を上げた五人が最後まで残った。

本日も名峰チベッタに攀じる予定であったが、朝から天候が悪く高度差九百メートルほど残して退散した。今頃は、祝杯と打上げの酒盛りをしていたかと思うと残念であるが、しかしそれ以上のものを残してくれたかもしれない。

何れにせよ、老若男女を問わず、意地を秘めた戦うメンバーであったのは自画自賛したい。

小屋番をするイタリア人に、「サッカーでも最後に情けないのは駄目で、イタリア人のように最後に決めるのが凄い。」と言うと、「サッカーなどには興味がなくて、ラスト侍のような名誉が大事なのだ。」と反論するので、「俺は右翼ではないが、山登りも一緒で、戦いが大切で、克服こそ名誉なのだ。」とタカ派に主張した。
コメント (11)
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