Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ニーベルンゲン「シグーア」

2021-04-08 | 文化一般
ヴュルツブルクのホテルをもう一部屋予約した。少し良いのが見つかったからだ。先ず二泊の予定がワインフェストが無いならば一晩でもよいかと考えた。なんでもない5月の宿泊を考えれば6月は削っても良いと考えた。一泊ならばもっと安くても良い。調べると予約していたホテルも安い部屋があって、39ユーロで宿泊可能だ。催し物は夜なのでチェックアウトした後の時間の過ごし方を考えなければいけない。それも無駄な時間になるので、二泊して午後をゆっくりとした方がいい。

するとやはりキッチンがあるところの方がいい。何気なしに調べているとそこから歩いて行けるところのホテルが見つかった。評価は同じような水準だが、価格は安く、部屋も広く、大きな冷蔵庫とキッチンコーナーが付いている。昨年12月の時点ではヒットしなかったと思う。二泊で8ユーロ安くなって、食事で更に倹約可能だ。なによりも6月の時点でレストランの予約とか営業時間などを考えると必ずしも計算が立たない。自炊ならば演奏会が開かれるかどうかだけである。出来る限り不安定な要素は排除したい。

放送で流れて最初を録音を逃した「ニーベルンゲンの歌」にレイヤー作曲した「シグーア」を流した。説明の様に確かに音楽的な魅力がある曲で、その後に作曲された「ジークフリート」とは別に、上演されても悪くはない作品と思った。特にニーベルンゲンの伝説の元々のヴォルムスとかが舞台で出てくるので、マインツとかマンハイムとかダルムシュタットでご当地ものレパートリーにすれば面白いと思う。なるほどフランス語のオペラなのでキャスティングや指導者に苦慮するのかもしれないが、少なくともマルヴィッツが指揮したエアフルトなどよりもプファルツなどの国境地帯ではフランス人歌手を呼んでくるのも苦労が要らない。

それにしても2015年にこういう上演を指揮していたマルヴィッツはやはり優秀だと思う。出来不出来が大きいのだが、あの程度の劇場でここまでやらせているのは画期的だ。中々地方のあの程度の劇場でものにする指揮者などあまりおらず、こうして録音中継されていただけでも尋常ではない。やはりこの人はドイツの劇場を指導して行くような女性になるのは間違いない。
マルセイユでの上演 Reyer Sigurd 1995 Marseille (video English subtitle)


スーパーで醤油を買おうと思ったらいつもの150㏄瓶では無くて500㏄入りのペットボトルがあった。5ユーロしないので今迄のものよりも大分安い。キッコーマンの遺伝子操作なしの大豆を使ったオランダ産で、日本では入手できないものだと思う。日本の人の意見では味が違うようであまり人気が無いようだ。確かに減塩で癖が無いように思うが、添加物などが殆ど入っていない様にも思われる。正直醤油の味はそこまで自信が無い。

更に醤油をどこまで使うかというと疑問もあるが、地元出身のハインツのケチャップは買わなくても醤油は手元に置いておきたい。安い米を欠かさず手元に置いているので、炊飯器で炊いた米で何かを食するとなると矢張り欠かせない。中華にも使わないことは無い。また炊き込み飯などをやると大匙三倍ぐらいは簡単に使ってしまう。金平牛蒡などにも量が要る。要するに料理に使う。

しかし、いつものスーパーでそれを買う人がどれほどいるのかはよく分からない。もう一つ小さな200㏄で充分な人も少なくない筈だ。つまり料理で醤油をぼこぼこ使う人がどれほどいるのか。中華系の人はやはり中華の味の強い醤油を使う。それでも箱の前が開いていたので幾つかは購入した人がいたことになる。特に関西の人にとっては醤油の使い方は禁欲的であり、そこが味付けと思ているので、人の事でも心配になるのである。兎に角、一つ購入したので今後も継続して棚に並ぶようになってほしい。



参照:
本当に価値のある商品とは 2012-08-25 | アウトドーア・環境
モーツァルト祭の配券 2021-04-07 | 文化一般


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