Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

五月以降の見通し

2021-04-23 | 
朝一番で現金引き出し機に向かった。流石に直っていた。一先ず安心だ。車の燃料も何とかなりそうなのでパン屋に向かった。久しぶりに買いたいだけ購入して、更に車に設置している小銭をデポした。

風が強くて寒かった。調子が悪いので出来る限り負荷を一定にして上ったつもりだ、その分下りは負荷を掛けられたが、結局前回よりも遅かった。上り下りのトレイルランニングでは一定負荷では走れないので、早いところは早くの方が短い距離では早く着くようである。

今回の国会決議から大統領署名となった時限法案の感染防止法の影響があって、頭ごなしに新陽性者指数100を超えることで制限が直ぐに掛かるという事になる。つまり、3月にベルリンで試みられお手本となったテュービンゲンのパイロットプロジェクトも否定されることになった。

今後は選挙戦も絡んで脱コロナを如何に上手に描けるかが政治家の成果になるだろう。保健相スパンやバイエルン知事の様に幾ら声を上げても最終的には有り難がられない。緑の党や自由党の様に自由を叫んでも後の祭りである。

よって水曜日にはバーデンバーデンの復活祭延期プログラムも中止になった。更に楽天的に見られていた聖霊降臨祭も吹っ飛んだ。代わりに予定されていたSWR交響楽団が無観客中継するという事だ。人気ソリストと交渉中というが、指揮者がヘラスカサドで、ブニアティシュヴィリから誰かに代わりそうである。サラオットぐらいか?

「マゼッパ」はベルリンで一日だけ無観客で上演する心算のようだが、人件費を考えると損失だろう。バーデンバーデンの友の会ぐらいにはただで見せて欲しいが、それどころではないとも思える。

ミュンヘンのオペルンフェストシュピーレは、四週間遅れて5月10日に配券を始め月内に終わらせ、残り物も6月12日に発売とあった。理由は座席数が決まらないからだが、削減数でも確定しなかったとすれば厳しい。500人で売り出して、競争率最高の「トリスタン」が五回で2500席、ざっと半分をスポンサーなどに配って、1500席ほどの抽選。

今回は満席は不可能で、最高2000のところを1800人も難しく、精々800席ぐらいだと思われる。すると残りは一晩300席ぐらいだ。それをネット販売すればよい。出来なかったのは500席が確定できなかったとしか思われない。可成り厳しいことになりそうで、入券は本当に難しい。我々が若干有利なのは、最終的には海外からの訪問者が昨年ほどではなくても少なくなることだろう。

ヴュルツブルクのモーツァルトフェストも支払いを済ませなければいけない。週明けでもよいがそれほど進展する気配もない。少なくともキャンセルの為には払いたくないのだ。なぜならば昨年の金券を使うためにも注文したようなものだから。それでも貴重な座席を別けてくれたので行かなければいけないという使命感も強い。



参照:
コロナ収束への工程表 2021-03-17 | 生活
愚公山を移すの如し 2021-03-13 | 文化一般

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