月曜日の日没前に頂上往復をした。とても時間が掛かったが、運動量は十分である。ドライヴや座業だけであるとどうしても胃腸の調子が悪くなる。それも一走りすると正常化するのは早い。それでも夜は足の先まで冷えたので入浴して床に就いた。ぐっすり眠れたと思う。まだ暖房をつけていないので寒いのだが陽射しがあると気持ちがよい。ここしばらくは暖房費節約で窓掃除の時期などを同調させると冬籠りを遅らせることになっている。これぐらい陽射しが入ると衣服や膝掛でまだいけるのではないかと思うのだが、後頭部がジンジンするようになるとやばい。
水曜日初日の「マゼッパ」のお勉強が忙しい。新たにマリンスキー劇場での映像を流した。序奏から最後までの構造が分かるような曲作りになっていることに気が付いた。このことは今回のプログラム冊子にもマルタ・クラスティングの文章としても挙げられていて、その意味が解説されている。詳しくは音楽的に詳細を見直していかないと確信は持てないのだが、大雑把な印象をそこに書いてある作品の改定などの経過として認識した。
ドラマの背景にある運命は、まさに作曲家チャイコフスキーこそがプーシキンの詩に直接もどり、その感覚を必要としたことであり、それは「この作曲家の交響曲をも通じて一貫している自身の同性愛での運命だった」とキリル・ペトレンコが語っているらしい。
Мазепа. Семенчук, Сулимский, Трофимов
ペテルスブルクのマリエン劇場のヴィデオを二幕まで見た。指揮は、そこの主のゲルギーエフで、いつものように横着な仕事をしている。それでも、適格に効果的に音を鳴らす手腕は流石で、練習無しにでも押さえるところを押さえるのが持ち味だろう。改めてこのプーティン支援者として著名なこの人物のプロフィールを見ると、カラヤンコンクールからキーロフの劇場で指揮している。ローカルな劇場の雰囲気とコンクールのそれが混じっている感じはつよい。それはいいのだが、その横着さが今でも続いていて、職人では全くなく商売人になっているところが受け入れられないのである。
バーデンバーデンでの先週のマイクロフォンリハーサルを見る限り、矢張りとても編成が大きく。個人的にもマーラーの「千人の交響曲」以来の迫力ある音響を堪能できそうだ。そこにソロのマゼッパの音域の広いこと。そして大管弦楽団を今度は奈落からではなく同じ舞台の上でその前で声を通す必要がある。更に舞台裏のバンダ迄ととても大掛かりである。これをしてもバーデンバーデンにおけるオペラ上演が今後文字通りス―パーオペラのスペクタクルなものになるのは予想に容易い。
初日は先ずはテキストも読み取りたいと思っている。登場人物の音楽的な特徴付けとか、それ以前にリズムの当て方が言語の特徴を出していて、シンコペーションなどの与え方でチャイコフスキーになっている。そしてやはり楽団の規模も大きい。ヴァ―クナーも想像させるが、それ以上に表情記号がffffにまで伸びていて、交響曲のそれと変わらない。ゲルギーエフなどはデュナ―ミックも全て無視していて、都合の良いように振っている。出かける前に三幕も通しておいて、もう一度確認しておく箇所を点検する。
少し高かったがバーデンバーデン往復の燃料を入れた。水曜日に時間があればより安いバーデンバーデンでももう一往復分を給油しておく。更にエンジンオイルも出かける前に配達になれば、先に入れたものと混ぜて注油しておく。現時点では気温は問題ではないが、合成のよりハイテクなものを入れておくのも不都合は少ないだろうと思う。
帰宅は23時を過ぎるので昼食をしっかりとっておきたい。予定ではレヴァー団子をザウワークラウトに乗せて食そうかと思う。帰宅後の夜食も考えておくぐらいでそれ程の問題はない。
参照:
二枚目の招待券を確保 2021-10-18 | 文化一般
お仕事させられるご招待 2021-10-16 | 文化一般
水曜日初日の「マゼッパ」のお勉強が忙しい。新たにマリンスキー劇場での映像を流した。序奏から最後までの構造が分かるような曲作りになっていることに気が付いた。このことは今回のプログラム冊子にもマルタ・クラスティングの文章としても挙げられていて、その意味が解説されている。詳しくは音楽的に詳細を見直していかないと確信は持てないのだが、大雑把な印象をそこに書いてある作品の改定などの経過として認識した。
ドラマの背景にある運命は、まさに作曲家チャイコフスキーこそがプーシキンの詩に直接もどり、その感覚を必要としたことであり、それは「この作曲家の交響曲をも通じて一貫している自身の同性愛での運命だった」とキリル・ペトレンコが語っているらしい。
Мазепа. Семенчук, Сулимский, Трофимов
ペテルスブルクのマリエン劇場のヴィデオを二幕まで見た。指揮は、そこの主のゲルギーエフで、いつものように横着な仕事をしている。それでも、適格に効果的に音を鳴らす手腕は流石で、練習無しにでも押さえるところを押さえるのが持ち味だろう。改めてこのプーティン支援者として著名なこの人物のプロフィールを見ると、カラヤンコンクールからキーロフの劇場で指揮している。ローカルな劇場の雰囲気とコンクールのそれが混じっている感じはつよい。それはいいのだが、その横着さが今でも続いていて、職人では全くなく商売人になっているところが受け入れられないのである。
バーデンバーデンでの先週のマイクロフォンリハーサルを見る限り、矢張りとても編成が大きく。個人的にもマーラーの「千人の交響曲」以来の迫力ある音響を堪能できそうだ。そこにソロのマゼッパの音域の広いこと。そして大管弦楽団を今度は奈落からではなく同じ舞台の上でその前で声を通す必要がある。更に舞台裏のバンダ迄ととても大掛かりである。これをしてもバーデンバーデンにおけるオペラ上演が今後文字通りス―パーオペラのスペクタクルなものになるのは予想に容易い。
初日は先ずはテキストも読み取りたいと思っている。登場人物の音楽的な特徴付けとか、それ以前にリズムの当て方が言語の特徴を出していて、シンコペーションなどの与え方でチャイコフスキーになっている。そしてやはり楽団の規模も大きい。ヴァ―クナーも想像させるが、それ以上に表情記号がffffにまで伸びていて、交響曲のそれと変わらない。ゲルギーエフなどはデュナ―ミックも全て無視していて、都合の良いように振っている。出かける前に三幕も通しておいて、もう一度確認しておく箇所を点検する。
少し高かったがバーデンバーデン往復の燃料を入れた。水曜日に時間があればより安いバーデンバーデンでももう一往復分を給油しておく。更にエンジンオイルも出かける前に配達になれば、先に入れたものと混ぜて注油しておく。現時点では気温は問題ではないが、合成のよりハイテクなものを入れておくのも不都合は少ないだろうと思う。
帰宅は23時を過ぎるので昼食をしっかりとっておきたい。予定ではレヴァー団子をザウワークラウトに乗せて食そうかと思う。帰宅後の夜食も考えておくぐらいでそれ程の問題はない。
参照:
二枚目の招待券を確保 2021-10-18 | 文化一般
お仕事させられるご招待 2021-10-16 | 文化一般