Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

多くの人が気にすること

2022-04-28 | 生活
発注した椅子が届いた。中共製なので細かな製造上の傷はある。糸の縫い目処理二箇所である。写真を撮ったので、どこかでアマゾンで批評するかどうか考慮する。取り替えてくれという気持ちはない。それぐらいのエンドコントロールだと思う。決して安くはないのだが、機能からすれば綻びたりしなければ構わない。

想像以上に背凭れが高く、大統領の椅子と異なるのはスリムなだけで、座る面積は私のような腰太にも十分だ。結構気になる肘掛けは細くメッキながらも皮のパッドが丁度いい。誰かが二年で壊れたので無料交換して貰ったとあったが、材質さえよければ問題にならない筈だ。個人的には机に肘掛ける方が多いのであまり消耗しない。

但し気になるのは多くの人が気にしていた最低高の49CMだかが問題になっていた。ある人は身長165CM以上の方がいいとか、女性でも大丈夫だとか、息子に古いのを使わしているが問題がないとか様々。足の長さにもよるのだろう。実際に深く腰かけても問題はないのだが今迄も一番傷みやすかったエッジがどうなるか心配だ。丸く裁縫してあるので下の方で割れてこないかどうかである。ある程度乾いてきたらクリームを塗った方がいいかもしれない。

上の三つの条件から机に入れて使うと使い易いのだが、ジーンズは邪魔になるかもしれない。謳い文句にはショーツでも座り易いとあったがさてどうか。同時にバルコンに背中を向けているので、陽射しがモニターに反射する。背凭れの高さが日影を作ると同時にそれを若干上方から観ることになって、使い易くなった。

なによりも高さ調整が壊れていた椅子でクッションを置いて高さを稼いでいたので、あまり前に乗り出すことが出来なかった。その分眼鏡を拵えるまででも仕事効率は上がる。深く座り込んで深く机に入ってという椅子だろう。

ベルリナーフィルハーモニカーのアメリカ公演の概要が分かってきた。先ずは7日にフランクフルトの壮行演奏会でマーラー七番その後10日から三日間はニューヨークカーネギーホール演奏会。二日はマーラーでもう一つのメインはコルンゴールト交響曲だった。来年に備えてリヒャルトシュトラウスだと思ったが外れた。コロナで潰れた企画だった。ノーマンの新曲は既にドイツで初演をしている。

16日がシカゴなのでその間にボストンだろうか。そのあとにミシガンの岸向こうの大学で19日まで二晩の演奏会のようだ。コルンゴールトの演奏も聴きたかったが、少なくともベルリンのフェストシュピーレに出かけなければいけないだろう。

マーラーの七番は、夏のツアーの最後にロンドンのプロミスで、ショスタコーヴィッチなどと演奏中継されるので、最終的には十回ほどの本番を経ることになるだろう。これは間違いなく2023年のシェーンベルクの変奏曲の前練習になる。

2024年9月13日は作曲家生誕150年記念となるので、ベートーヴェンでもそうだったように、これでドイツを代表する作曲家となって市場を席捲するかどうか。楽聖も生誕200年までがその市場の限界だった。2025年には復活祭で未完の「モーゼとアロン」の上演を期待したくなるところである。



参照:
大統領の椅子のような 2022-04-25 | 生活
この間の経過を追想 2022-01-18 | 生活
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