Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

ブラームスが歩いた風景

2022-04-24 | アウトドーア・環境
身の回りが片付いた。これでゆっくりと今年の復活祭フェストシュピーレを振り返り、来年を予想しながら、五月からの準備を進めていく。同時に疲れも出てきた。水曜日に走って金曜日にも走ったので、週のノルマは果たせた。この間、先週の頂上アタックが短いコースになって、もう一度短いコースが抜けたので週に3kmしか走れなかった。その分1986年以来再びバーデンバーデンのアルテスシュロースの山城に上った。当時は旅行中だったので真夏に街から歩いて山を上がっていったのだった。そこで岩場も見学したのも覚えている。

一張羅の靴も点検したが山城を歩いた時の傷は最小で、大きな損失はなかった。フランスのスーパーで購入した2014年産マルサネも開けてみたが、想定内のいい出来で、価格22ユーロの割に合うものだ。五月には再訪するのでまた違うのを狙いたい。2020年とか2019年産のブルゴーニュがあった。

やはリ久しぶりにブラームスの住んでいたリヒテンタールも目指したが、そこでシュヴァルツヴァルトらしい風景の中でピクニックが出来たのもよかった。ブラームスシュトラーセとなっているだけに、毎日のように散策していた筈で、見ていた風景其の儘に近いだろう。早起きの価値があった。序にムルクタールへと向かう峠道を走って、森の中の食事処も見つけておいた。

昨秋の朝の練習から本番までの間に寝ていた反対側の谷の峰沿いになる。あの辺りは国道500号の本稜線から離れているので地元の人が殆どで隠れ谷の感じがよい。恐らくベルリナーフィルハーモニカーの自転車好きが毎年目指しているようなワインディングロードに違いない。今後とも宿泊無しで通う事も少なくなく、更に朝の催し物や練習などを覗くとどうしても静かに森の中で時間を潰す事が多くなるので、土地勘が増えると今後の蓄積になる。嘗てはザルツブルク周辺でも様々な峠の脇道を試みたのだった。

今年もフランス語やロシア語だけでなくイタリア語なども聞こえたが、来年は更に海外からだけでなくドイツ国内からの聴衆も増えるのは間違いないだろう。個人的にも音楽祭らしい雰囲気が益して来ている。少なくともフェスティヴァルラウンジの開催は今迄の他所での時間限定のところよりも価値が高まり、惜しむらくはクーアハウスの高額の駐車料金が問題となる。祝祭劇場の駐車場の利用方法などももう少し工夫するといいかもしれない。

五月は27日~29日がワイン試飲の本番になりそうだ。現在のところ28日土曜日にSWR交響楽団演奏マーラーの第七交響曲の予定がある。金曜日と日曜日に出かけるしかないだろうか。醸造所によっては接種に関係なく陰性証明書を出せという突飛圧しもないところもあって、まだ本格的な試飲会とはならない。しかしその他は着席でとか工夫はしているようで、それはそれで落ち着いて試飲が可能かもしれない。こちらの方もぼちぼちと予定を練っておかないといけない。

劇場はフランクフルトへ一回、ミュンヘンへ一回の予定だ。演奏会は上のバーデンバーデン以外は現在のところ開けてある。



参照:
チャイコフスキーの音楽構造 2022-04-23 | マスメディア批評
2018年産最初の試飲会 2019-05-05 | 試飲百景
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