ベルリナーフィルハーモニカーの券を八枚購入した。もしかすると更に購入することになるかもしれない。嘗ては一番多く聴いた管弦楽団はヴィーナーフィルハーモニカーだったのだが、つまりマイオーケストラだったのが、2013年以降ベルリナーに徐々にその位置を受け渡し、今は圧倒的に超えたと思う。年間二桁は間違いなく聴くので十年で百晩を超える事になる。その前提は復活祭フェストシュピーレとなる。要するに管弦楽団演奏に関してはベルリナーが基準演奏になるので、それを技術音楽的に超えるとなるとそれ以外では指折りの管弦楽団しか対象にはならない。
そもそももう時代遅れと考えていた大管弦楽団の演奏会は十代の時以降はあまり行かないようにしていたので、自ら驚くべき状況になった。全ては天才指揮者キリル・ペトレンコと共にあって、そういう時代を築く芸術家が出没しなければ新時代の大管弦楽演奏は存在しなかったのだ。
更にそこにオペラ上演の可能性を今回の復活祭で示してくれたものだから、音楽劇場の第一人者のテュテュス・エンゲル共々その可能性を広げてくれることにもなった。新時代である。
そこで具体的に、来年の復活祭の未発表の室内楽とハーディング指揮の二日目以外は全て購入した。合わせて333ユーロだったが、今年から定期割引があって、五回、七回、九回纏めて購入すると5,10,15%の割引となる。だからといってアップグレードの意味はなかった。だから七枚購入して300ユーロしなかった。オペラ新制作「影の無い女」三回、同じくペトレンコ指揮演奏会3回、そしてバロックオラトリオ一回でこの価格は安い、そしていい音響で楽しめる。来年は席移動できないほど入って欲しいと思う、そして自分の席で全部を観聴きしたい。
安いのであるが、本年の交通費や駐車料やお茶代を入れるとそれだけで300ユーロを越えるので合わせるとやはり600ユーロ程の出費となる。ある程度の価格で一二度出かけるのとあまり変わらないだろう。
割引で通う人が増えるのを期待すると同時に学生割引とU26割引のセニュール割引などがあって、熱心な聴衆が増えて欲しい。
そして、今秋の就任お披露目米国ツアーの前のフランクフルトでの壮行演奏会も購入した。こちらは夏のルツェルン音楽祭と同じプログラムでマーラーの七番交響曲なので遠い安い席を購入した。そこでマンドリンなどの特殊な編成がどのように響くかなども聴きどころだ。いい席があればと思ったが、定期会員に配られていて、2020年の定期外れの時のバルコン最前席などはなく、投資する価値は殆どなかった。そして私の隣の席も直ぐに売れた。こうした熱心な通や玄人の聴き手が集うのがなんとも嬉しい。嘗てバロック演奏会などに通い続けた知り尽くした席に近いので、十分な音響が届かなければ不合格なのである。こちらも39ユーロ程で視覚的に遠いのが難であるがまあまあだろう。
また上海ツアーがなくなって、その代わりの小ツアーが入る可能性があるのだが、その計画等が遅くとも水曜日のべルリンでの記者会見までには分かるだろう。
参照:
西風に乗ってくる琥珀 2022-05-02 | 歴史・時事
多くの人が気にすること 2022-04-28 | 生活
そもそももう時代遅れと考えていた大管弦楽団の演奏会は十代の時以降はあまり行かないようにしていたので、自ら驚くべき状況になった。全ては天才指揮者キリル・ペトレンコと共にあって、そういう時代を築く芸術家が出没しなければ新時代の大管弦楽演奏は存在しなかったのだ。
更にそこにオペラ上演の可能性を今回の復活祭で示してくれたものだから、音楽劇場の第一人者のテュテュス・エンゲル共々その可能性を広げてくれることにもなった。新時代である。
そこで具体的に、来年の復活祭の未発表の室内楽とハーディング指揮の二日目以外は全て購入した。合わせて333ユーロだったが、今年から定期割引があって、五回、七回、九回纏めて購入すると5,10,15%の割引となる。だからといってアップグレードの意味はなかった。だから七枚購入して300ユーロしなかった。オペラ新制作「影の無い女」三回、同じくペトレンコ指揮演奏会3回、そしてバロックオラトリオ一回でこの価格は安い、そしていい音響で楽しめる。来年は席移動できないほど入って欲しいと思う、そして自分の席で全部を観聴きしたい。
安いのであるが、本年の交通費や駐車料やお茶代を入れるとそれだけで300ユーロを越えるので合わせるとやはり600ユーロ程の出費となる。ある程度の価格で一二度出かけるのとあまり変わらないだろう。
割引で通う人が増えるのを期待すると同時に学生割引とU26割引のセニュール割引などがあって、熱心な聴衆が増えて欲しい。
そして、今秋の就任お披露目米国ツアーの前のフランクフルトでの壮行演奏会も購入した。こちらは夏のルツェルン音楽祭と同じプログラムでマーラーの七番交響曲なので遠い安い席を購入した。そこでマンドリンなどの特殊な編成がどのように響くかなども聴きどころだ。いい席があればと思ったが、定期会員に配られていて、2020年の定期外れの時のバルコン最前席などはなく、投資する価値は殆どなかった。そして私の隣の席も直ぐに売れた。こうした熱心な通や玄人の聴き手が集うのがなんとも嬉しい。嘗てバロック演奏会などに通い続けた知り尽くした席に近いので、十分な音響が届かなければ不合格なのである。こちらも39ユーロ程で視覚的に遠いのが難であるがまあまあだろう。
また上海ツアーがなくなって、その代わりの小ツアーが入る可能性があるのだが、その計画等が遅くとも水曜日のべルリンでの記者会見までには分かるだろう。
参照:
西風に乗ってくる琥珀 2022-05-02 | 歴史・時事
多くの人が気にすること 2022-04-28 | 生活