Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

年中行事になる動機づけ

2022-05-13 | 生活
物価高騰でコーヒーも入手が難しくなった。ダルマイヤーのプロドーモも価格が上がり35%引きでも6ユーロに近い。アラビカ豆の供給が追いつかないのか。スーパーなどでウクライナからの植物油が消えたのは分かるのだが、その影響でオリーブ油の安物もなかなか手に入らなくなった。それでも以前は向日葵油を使っていたところをオリーブとなるので、使用料は増えた。コーヒー豆もこうした風が吹けば桶屋が儲かる式にところてん現象なのだろう。

そこで従来通りの4ユーロ以下で濃くのあるコーヒーブレンドで有名なヤコブスのグリーンラベルを購入した。久しぶりである。確かにダルマイヤーの弱いのに比べると濃くがあるのだが、若干薄っぺらい。やはり安いブレンドなのだろう。

窓を一部空けて就寝した。前夜に暑くて熟睡できなかったからである。昼間も、摂氏30度になったので、ショーツとTシャツで過ごした。そして就寝時も長ズボンを脱いだ。気持ちよく清々しかった。未だ上着は半袖だと寒い夜があると思う。そこで折衷案を考えた。下半身は夏のパジャマにして、上半身は冬用の古いのにしておく。寝具を替えるかどうかは後回しである。

今年はワイン街道でのワイン祭りが開かれる。二週間も続くので少なくとも一回の週末は家を空けたい。急いで出かけ先を探す。一つおあつらい向きの催し物を見つけた。交通費だけで100ユーロ程、更に宿泊で180ユーロ程、滞在中四食ほどに入場料などを入れると400ユーロ超えになるだろうか。

催し物がその価値に価するか、滞在中に観光も兼ねて何を出来るか、更に今後そのような旅行の時の参考になるノウハウとなるかなどを検討することになる。コロナ禍も抜けてこの先の事を考えれば、毎年同じ時期に同じようにワイン祭りが開かれることであり、上手くいけば毎年行事の様にもなるのかもしれない。

先ずは試してみるというのも一つである。それで移動時間などを考えるとコリゴリとなるかどうかは分からない。基本的に旅行して出かけてまで催し物にというのは苦手であって、自宅が静かなら出かけないのであるが、二週間続けての喧噪は堪らない。

同じノイズキャンセリングイヤーフォーンをして何かをするならばその時間や移動を有効に使える旅行の方がいいとも思う。仕事で旅行するのは動機づけがあるのでそれ程厭わなかったのだが、兎に角用事がないのに投資までして移動するというのがとっても億劫なのである。嘗ては新しい土地にとかいう好奇心もあったのだが、余程のところでないと最早面倒でしかない。年老いた夫婦などが旅行に明け暮れているが、あの気持ちがまだまだ到底理解できないでいる。



参照:
さて来年はどうなるか 2019-06-18 | 暦
徒労が招いた脱力感 2020-12-10 | マスメディア批評
コメント
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