Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

そこそこ話題になる話

2022-05-07 | 生活
机の廻りに処理すべきものが増えた。何とか今週中に目星をつけて、月末までの時間を有効に使いたい。週明けからは気温が30度近くまで上がりそうだ。早速散髪の予約を取った。天気予報次第でサマーカットに近い迄刈って貰おうと思う。

火曜日の頂上アタックは久しぶりに往復70分が見えてきた。まだまだ上りが遅いが、足の調子がよくなれば再び60分を狙えるようになるかもしれない。GPSの間違いで距離が長く出て時速20km超えの最高速を出しているが、山道ではありえない。しかし所要タイムには間違いがないので、そこそこの速度は出るようになってきた。未だ左足の蹴りに全く力が入らない時があるが、骨の痛みは取れて、下りて来て土踏まずの筋が切れたかと思うように歩けなかったが、使わなかった筋肉が戻って来れば大丈夫だ。

ミュンヘンの新シーズンのプログラムが発表になった。映像は流れなかったが、記者会見を見逃したからか、よく分からない。ざっとした印象と支配人ドルニーのインタヴューなどを総合すると、最初のシーズンのテークオフと異なって、核レパートリー、つまりモーツァルトとヴァ―クナーとリヒャルト・シュトラウスの殿堂としての上演をするという事らしい。その意味からは、前音楽監督が為せなかったモーツァルトをどのように模範的に上演するかが注目される。ヴァ―クナーはそのあとに「ローエングリン」を上演するようだが指揮者がフランス人のロートで、これは先ず支配人がベルギー人でなければありえなかっただろう。配役も取り立てて面白味もなく、演出もハムブルクで既に示したように、最初から失敗しそうな制作だ。

注目されるのは、同時期にエンゲルがクリスマスシーズンお決まりの「ヘンゼルとグレーテル」を再演指揮するが、こちらも子供向け演出から何処迄音楽劇場的な成果を示せるのかよく分からない。エンゲルが既に評判になった「ローエングリン」を振った方が成功は堅かっただろう ― もしかするとバイロイト迄計算済か。但し年明けてから再びこちらも飛び入り新制作だった「ジュディッタ」を指揮するので、こちらは益々その制作の評価が高まりそうで、ブルーレイ発売開始のいい切っ掛けとなる。但し個人的な訪問に関しては未定で、シュトッツガルトでの新シーズン計画を待つしかない。

まあ音楽監督はプロコフィエフの「戦争と平和」を振るので、これはそこそこの話題になる筈だ。ドラマテュルギーもクラスティングがやっているので出かけてもいいか。その前提としても先ずは来月のペンデレツスキー作「ルードンの悪魔」の大成功が待たれるところである。新しい「ハムレット」はグライボーン音楽祭で上演しているようなのでそちらの批評を読めば評価可能となる。

その他では、アスミク・グリゴーリアンが「ルサルカ」ででびゅーする。こちらは指揮者もロンドンと同じで、来月の為にお勉強すれば価値のあるなしを評価できる。全体的には、歌手の魅力なども若干薄く、やはり音楽監督ユロウスキーが成功するかどうかに係っているような気がする。



参照:
将来を決するヤーマイ 2022-03-22 | 文化一般
インターバルトレーニング 2022-03-05 | 生活
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