Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

想定内のキャンセル

2023-06-21 | 雑感
予想通り、アムステルダムでの指揮をペトレンコはキャンセルした。前回の2017年と全く同じであり驚かない。しかし直前まで十年ぶりの客演と囃していたので、嫌な気持ちがする。今回は宿代も半額は既に取られることになっていることから、それでも出かけようと思っていた。

しかし代役がニューヨークフィルのシェフで、元々楽団のコンサートマスターの様なのであまり興味がない、そこにショスタコーヴィッチとチャイコフスキーの「悲愴」となれば、ペトレンコ指揮以外では今後も聴くことの無いようなプログラムに変更になっていて、お話しにならない。聴きたくないというのが先に出る。

そこで、もし旅行に出るとしたら今月必要な費用がどれ程に上るかざっと計算してみると燃料費170ユーロ程で、駐車料と美術館で100ユーロとして、更にちょこちょこと小さなものを買ったら300ユーロを越える。それに対して入場券85.50ユーロに宿代は半分は戻ってこないので160ユーロの損切り。少なくともこれから支出する分が倍程の額になる。

旅行で新たに支出する額は日曜日に購入したベルリナーフィルハーモニカーの272ユーロを上回っていることは間違いなく、旅行を取り止めることで相殺される。これはクレディットカードを支払う来月時に有利になる。

入場料はヴァウチャーで戻される可能性があるようだが、使えるかどうかわからない。シーズンを跨いで可能かどうかだけだ。宿代も代わりの人が見つかれば安くなるのかもしれないが、こちらは何とも言えない。

幾らかでも戻ってこれば、木曜日のシュトッツガルトでの第二回「アシジの聖フランシスコ」に出かけられるかもしれない。すると形だけは皆勤になるが、日曜日もあるのでそれほど必死にはなれない。そもそもSWRのカメラが入るので、音楽よりも演技とかになるのだろうか。ドキュメンタリー制作とされるが、初日にもカメラが入っていたので、どのような作りになるのか、全曲の材料は撮られるのかなども不明である。

どちらにせよ、時間が出来たのでお勉強の時間は増える筈だ。ペトレンコの指揮にしても次はシーズン開幕になるのでまだまだ時間が空く。ここ暫くは今年一番の暑さぐらいに摂氏30度となっているが、少し落ち着いて欲しい。ワイン祭りも終わり、徐々に夏休み感が強くなってくる。



参照:
キリル・ペトレンコのキャンセル 2017-06-14 | 雑感
アムステルダムへと一週間 2023-06-16 | 文化一般
コメント
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