Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

マントルピースに窓の氷

2024-01-10 | 生活
ベルリンの宿の無料キャンセル期限である。三泊で218 ユーロなので無駄に出来ない。公演自体は支配人も言及していた様にシーズン後半で最も重要な演奏会なので簡単にキリル・ペトレンコが休むことはない。少なくとも代わりに振る人はいない。だからキャンセルの危険性は皆無なのだが、念の為に宿の内容とその周辺事情をもう一度確認しておく。

初めてのパンコウ地区の宿泊でその環境は今一つ分からないが、DDR時代には高級官僚などが住んでいたのは知っていて、今回泊るところも週末の別荘のようなところだ。庭の中の一軒家の様であり、70平米ある。直火のマントルピースなどと書いてあったの寒さ対策を心配していたが、一年前に宿泊した人が98点与えて絶賛しているので、問題はないのであろう。風呂桶があるとかどうかはどちらでもいいが、寒ければ浸かれるのも悪くはない。

現時点ではエルツ地方は摂氏零下二桁になっているが、その頃にはそれ程冷えていないかもしれない。しかし中旬に雪が降りそうであちこちに残っているだろう。車道と駐車スペースさえ空いていれば問題がないが。補助のスコップは積んでおいた方がいいかもしれない。

走りに行く時に前輪右側の空気が充分でななそうなのでルクセムブルクに出かける前に検査しておかないと駄目だ。なんだかんだと準備しておくことがある。車中のラディオでさっぱりした弦楽が聴こえていたら、アナウンサーが友人の名前を読み上げた。なるほどそのボーイングなどがお気に入りだったのだ。ダイシンの同門である。アルファベットを頭に浮かべないでもすっと耳にはいるのが友人の名前だからであろう。そこそこ活躍していて喜ばしい。

やはり早朝は冷えた。窓の水滴は完全に氷化していたのがお昼でも分かる。ここ暫くは寒く、日中の気温が摂氏一桁になると今度は降雪となりそうで、積もる。来週のルクセムブルク行に道が開いてくれると助かるのだが、積雪量によるだろうか。谷間を走っていくので若干心配である。

宿泊していたら雪下ろしなど結構面倒なことになっていたかもしれない。降雪のところを往復400kmも走るのは億劫だが、時間を掛けてなんとかするしかないだろう。因みに断念したムーティ指揮シカゴ交響楽団の最後の欧州ツアーに二日目プログラムはあまり売れていない。初日が完売状態であるのとの差は大きい。しかしゲヴァントハウス交響楽団のチャイコフスキープログラムも売れていない。

その次の週にも雪は残りそうなのだが、降雨や降雪さえなければ助かる。前夜泊でハルツ地方に宿泊予定なのだが、調べるとベルリンよりは数度気温が低い。道さえ空いていればなんとかなるとしても氷点下20度を下回るとなると不凍液の調合にも気を使う。

概して大陸性気候の東ドイツはやはりこちらとはそれどころかバイエルンの高地と比較しても寒い。お出かけにもしっかりとコートを羽織らないと車からも降りれない。旅行中であるから古いどちらでもいいコートを持って行こう。本格的に厚着をするのはとても久しぶりだ。



参照:
時間的な余裕感を吟味 2023-10-16 | ワイン
空気配送郵便チューブ 2005-10-28 | テクニック
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