紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽雪あかりの路~その3(ブログdeフォトコンテスト応募作品)

2010-02-14 07:00:00 | 日記


第12回小樽雪あかりの路は、2月5日から14日までの10日間開催されています。開催初日から3日間は生憎の荒れた天気で、キャンドルライトが点けても点けても消え、ボランティアの方々も大変苦労したようです。今回、6日、7日、12日の3回撮影に行ってきましたが、いずれも荒れた天候で、撮影も大変でした。

メインの会場は、小樽運河と旧手宮線跡地ですが、その他にも町内会や商店街ごと、或いは個人住宅でキャンドルライト等を点灯しているところもあります。下の画像は、JR南小樽駅ホームに飾られていたアイスキャンドルです。バケツで作られた氷の中にバラの花を入れたものです。


(松坂慶子の「愛の水中花」を思わせるような作品)

次の画像は、商店街を歩いている時に見かけたものです。丁度薄暮で、氷で出来た器の中で、ろうそくの火がゆらゆらと揺れ、とても暖かく、優しいい雰囲気を感じ、シャッターを切りました。撮影した時間帯が良かったのだと思います。


(優しいひと時…)

さて次の二枚の画像は、12日に孫達を連れて見に行ってきた時のものです。案の定、孫達は作品の前でじっとはしていてくれません。あっちへ行ったり、こっちに来たり、雪の上を尻滑りして、作品を壊したりして、一緒に歩くだけで疲れます。そんな悪戦苦闘の中で撮ったものです。


(奥・小四の紀斗(キリト)と手前・保育園の綺里(アカリ) こら!二人ともじっとしておらんか!)


(左・綺里と小二の悠里の姉妹で、本当は両手でハートの形を…)

旧手宮線沿い一角にある飲み屋街の、とある店の裏口で見かけた光景が次の画像です。この雪だるまには、色んな色のダイオードが組み込まれているらしく、色が次々と変化します。


(その日によって、雪だるまの位置が変わったりします)

さて、雪あかりの路は、多くのボランティアの方たちによって支えられています。特に韓国からは数百人の若者達がここで裏方として働いております。日本全国に散在している留学生をはじめ、韓国本土からも大勢が来ております。彼らは、OKOVO(オコボ、OTARU&KOREAボランティアの略称)と呼ばれ、雪像作りやキャンドルの点灯作業に携わっています。


(5~7日は風との闘い 点けては消えの繰り返し お疲れ様でした)

最後の画像は、雪あかり開始時間前に、浮き玉キャンドルを運河に浮かべる作業をしております。対岸のフックに細いロープをループ状にして引っかけます。そしてロープを回転させながら海面に下ろしていきます。午後9時の消灯時には、ロープを引き寄せ、浮き玉を回収します。