紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

秋の旭岳を撮る

2011-10-08 06:00:00 | 旅行
日本で一番早く紅葉が訪れると言う大雪山系の旭岳に、写友3人で行ってきました。9月下旬には初雪が降り、9月26日に訪れた時も山頂付近に雪が残っておりました。去年は9月24日、初雪の翌日に登り、猛烈な吹雪に見舞われました。今回は初雪から3-4日経過し、天気も好天の予報、朝の2時に小樽を出発しました。

旭川市内を抜けて「写真甲子園」で有名になった東川町を通る頃になると、東の空が明るみ始めます。丁度旭岳の奥から日が登るようです。旭岳の真上に三日月が見えます。


(ISO感度を目一杯上げてやっと撮れた一枚 三脚を使えば…持って来ておりませんでした)

旭岳ロープウェイ山麓駅の駐車場には、5時半頃に到着。すでに駐車場には20台以上駐車しており、続々車がやって来ます。午前6時始発のロープウェイに乗りましたがほぼ満員。 山麓駅のモニターTVによると、山頂は気温零度との事、旭岳は傘雲に覆われているようです。


(ロープウェイの中から 山頂には雲がかかっているようです)


(旭岳周遊コース案内図 私達は、ロープウェー終点の姿見駅から右回りのコースを取りました)

姿見駅を降りると一段と冷え込みが増してきました。モニターTVどおり零度前後なのでしょう。遊歩道の水溜りには薄氷が張っており、木道の木は霜が輝いていました。


(自然のアートにしばし目を惹かれる)


(冷え込みで霜がきらきら…)

姿見の池のある展望台を目指します。這い松の群生地を抜けると、山腹が広く見渡せるところに出ました。どうも、紅葉はいまひとつ進んでないと言うか綺麗ではないようです。


(チングルマでしょうか、この葉だけは真っ赤に染まっていました)


(エゾリンドウは殆ど枯れていましたが、所々に花が残っていました 奥は、噴煙)


(ナナカマドに似た高山植物)

1時間ほどして姿見の池が見渡せる姿見展望台に到着です。ここは標高1670mほどで、5合目に当たります。旭岳の山頂に向かう登山者は、ここから右のルートを取ります。


(展望台から姿見駅を見ると、幾分紅葉している箇所も見られました)


(展望台で鐘をつく人)


(姿見の池ですが、旭岳の山頂は雲に覆われたまま)

暫らくここの展望台で陽が射すのを待ちましたが、徐々に雲が薄れては行きますが、晴れ間が出てきません。さらに第4展望台へと進みます。


(第4展望台から姿見展望台を振り返って見る)


(徐々に青空が広がってきました 時おり山頂が顔を出します)

第4展望台を後にして、次は第3展望台に向かいます。道の右側には鏡池が、左側にはすり鉢池があります。二つあわせて夫婦池と呼ぶようです。鏡池は第4展望台からも全体が見渡せます。


(鏡池 かなり青空が見えてきました)


(第3展望台から すり鉢池はその名の通りすり鉢型をしています)

午前9時を過ぎる頃になると、ツアーの団体客が俄然多くなり、すれ違うのにも苦労します。下の画像は、姿見駅近くの第1展望台付近ですが、エゾリンドウが群生していて、まだ花を咲かせています。


(ツアー客がやってきました 薄紫はエゾリンドウです)


(ロープウェー姿見駅=山頂駅付近で休憩する登山家達)

約3時間ほどで、旭岳5合目を一周してきました。思ったほど紅葉は進んでおりませんでしたが、何枚かは絵になるカットが撮れたようで、三人とも満足顔でした。時刻は9時半ですが、これで山麓駅に降りて、美瑛、三笠経由で戻ることになります。

美瑛ではパッチワークの丘でヒマワリを撮影し、三笠では旧奔別炭鉱跡地を撮影しました。後日ブログで紹介したいと思います。



コメント (4)
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