紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

小樽潮祭りを撮る

2013-08-02 06:00:00 | 祭り・イベント
7月26日(金曜)~28日(日曜)の3日間、小樽最大の夏祭り第47回潮祭りが行われました。この3日間の来場者数は例年100万人を超えております。今年は3日間とも時折雨が降るという、気まぐれな天候にもかかわらず、108万人と前年を7万人下回っただけでした。JR小樽駅をまっすぐ下がった第3埠頭の、合同庁舎横の広場がメイン会場で、ここに中央ステージがあります。初日26日(金曜)のメインは「潮ふれこみ」と「道新納涼花火大会」です。二日目の27日(土曜)のメインは、市民約6000人が参加する「潮ねりこみ」、最終28日(日曜)は「神輿パレード」と「道新納涼花火大会です。

とても全部を撮影して歩くわけにはいきませんので、このうち、花火大会、孫たちが参加した潮ねりこみ、中央ステージで行われたYOSAKOIソーランに加え、潮祭りと同時開催された「第5回小樽ガラス市」の模様をご紹介します。


(1) 道新納涼花火大会 26日20:00~、28日20:00~

以前は最終日に行われていた花火大会が、数年前から初日と最終日の二回に分けて行われるようになりました。二回に分けるようになった詳しい理由は承知していませんが、多分あの時のことがあってからだと思います。その年の最終日、雨雲が低く垂れこめ、仕掛け花火以外は全部雨雲に遮られ、まったく見えませんでした。会場に集まった観客からは大きなため息が漏れました。しかも、この日過去最大級の尺玉が打ち上げられると、新聞等で報道されていたのです。最大級の尺玉もむなしく雲の上で散りました。下からは全く見えずに…

こういう反省に立って二回に分割されたと推測しています。1回の規模は多少小さくはなったものの、確実に花火を楽しむことが出来ます。今年も最終日の花火大会は、かなり強い雨でした。ただ雲が高く打ち上げ花火を見ることが出来ました。ということで、我が家の屋上から撮影できました。


我が家の屋上からは、メルヘン広場の洋菓子店ルタオの上に見えます。


堺町通りには祭りの提灯が飾られている。

28日の花火大会は、雨がかなり激しく降っていたので、中止かなとも思っていました。しかし午後8時に花火音が聞こえてきます。一旦一眼レフカメラに三脚をつけてとも思いましたが、この雨の中傘をさしては、カメラの操作が大変です。そこでTVの洋画を見続けることに決め込みました。家内と娘が屋上に上がり、傘をさして花火見物です。花火終了と同時に降りてきた娘が、私のコンデジLUMIX TZ30で花火を撮ったとのこと。え!と思ってモニター画面を覗くと…


手持ちで、花火のシーンモードに設定して撮ったとのこと。雨天時特有の周辺がオレンジがかっているのでモノクロ変換しました。


最後のフィナーレのカット。ルタオの塔の下部の光源がにじんでいます。雨の影響かと思います。それにしても驚くべきコンデジの威力です。

好天であれば、こういう花火が取りたかったんですが…


3年前の潮松で撮影。花火が破裂した直後に瞬間ズーミングしたものです。


(2) 潮ねりこみと会場周辺のスナップ

小樽潮祭り最大の呼び物が、27日(土曜)に行われる「潮ねりこみ」です。町内会や学校、企業などがグループを組んで、小樽市内の中心部の花園グリーンロードから、第3埠頭の中央ステージまで、「潮音頭」と「潮踊り唄」に合わせて練り歩きます。今年は82の梯団、約6000人の踊り子たちが参加。午後1時に最初の梯団が出発して、最後の梯団がステージにたどり着くのは、午後8時半頃です。我が家の孫たちは、花園町会+花園小の連合チーム(110人)で踊ります。孫娘二人(小6と小4)は3時半出発で、会場のステージ着が午後5時頃です。この日も一時的に雨が強まり、孫の傘や手荷物をジジが持ちながら撮影です。


花園銀座街の高架下を進む市役所チーム。先頭両端にはミス小樽が…


花園小学校は創立110周年の横断幕を携えながら進む。花園サンモール一番街、旧丸井今井・グランドホテル跡地はただいま工事中。老人ホームにリニューアルするらしい。


花園手学校の児童たち。


小樽駅前通りを、メインステージのある港のほうに進む。


風鈴が涼しげな音を立てていました。


中央ステージ会場向かいの露天コーナーは、人があふれかえっていました。


通りすがりのお兄ちゃんが演出してくれました。今年はこのお面がバカ売れとか。火付け役は、白戸家のCMにも出ている、あのエアーバンドのゴールデンボンバー。


28日(日曜)14:00~15:30の潮バラエティステージで、YOSAKOIソーランを熱演した小樽商大「翔楽舞」の、いや商学部のマスコットキャラクター「商大君」も会場に居りました。「ビールでも飲む?」と勧められましたが「なんせ飲酒事故の影響で…」と言ったかどうかはわかりません。


(3) YOSAKOIソーラン(潮バラエティステージ)

10年ほど前までは、潮音頭と同等な程YOSAKOソーラン節が扱われていました。潮ねりこみの一梯団に組み込まれ、10を超えるYOSAKOIチームだけが潮音頭とは別に、地方車を先頭にソーラン節で踊っておりました。その後、潮練り込みからYOSAKOI梯団は除外され、中央会場のステージとは別の特設ステージで演舞されるようになりました。しかしその後昨年までは、中央ステージで、最終日にYOSAKOIステージという枠が設けられました。

今年はさらに再編され、ダンスチームの演舞と合わせて、潮バラエティステージ(最終日14:00~15:30)となりました。事前に報道された北海道新聞の別綴りでも、潮祭りの公式ホームページにも、単に潮バラエティとあるだけです。出場チームや演舞の内容が事前に報道されませんでした。YOSAKOIフアンとしては不満やるかたないのですが…

ともかくほかの時間割を見てもYOSAKOIの演舞が見られる可能性がないので、この時間に会場を訪れました。YOSAKOIの衣装をまとった踊り子たちを見て一安心。どうやらダンスチームを含めて10チームほどが演舞するようです。ただ例年観客の大人気を得ていた北海道大学「縁」チームが直前にキャンセルになったとのこと。赤ふん姿が見られないのは残念ですが仕方ありません。何分「縁」は今年SOSAKOIソーラン準大賞に輝いたチームですから、イベントで引く手あまたなのでしょう。


商大翔楽舞が演舞をリードします。


髪を振り乱して演舞する女子学生。


このヒップホップダンスチームは、去年も演舞しておりました。


翔楽舞の演舞には、外国人留学生もいました。


衣装替えの瞬間、


新川天狗乱舞チームの演舞、


仁木舞仁咲乱チームの演舞、


一心不乱に踊る女子学生の笑顔が何とも言えないほど輝いている。


(4) 第5回小樽ガラス市

旧JR手宮線跡地を会場に、潮祭りと同時開催されて、今年で5回目となります。鉄路を挟んで両側に出店したガラス店は、37店あり、小樽市内や札幌、遠くは長崎市や大阪市、川崎市、東京都内からの参加店もあります。ガラス店とは別に、飲食コーナーを設けた出店も数店ありました。例によって、小樽美術館の広場では、吹きガラスの体験コーナーもありました。


この時期アジサイが満開です。


27日(土曜)は潮ねりこみを終えた浴衣姿の人たちも結構来ておりました。


右側の浴衣姿の女性たちも、潮ねりこみを終えた方々のようです。


長崎から出店したという「長崎クラフト」。孫娘が価格表を裏返すと…3個1000円の数字が書かれていました。表には1個300円と書かれている。店主は「今日は最終日、だんだん値段が下がってきます、全部売り切りたいので…」と言って、ハート型のコップ4個1200円を、1000円におまけしてもらいました。家内ホクホク顔。閉店の9時近くになれば、1個100円になるかな~、などとつぶやいています。


同じ長崎クラフトの店のコップ。このネコ、アニメで見たような顔だが…

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする