紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

運河に響け~真夏のサウンドエナジー

2013-08-27 06:00:00 | 祭り・イベント
                                    ☆☆ ちびっこロックンローラーが舞う、今年は北運河が熱い ☆☆


観光客が集中する小樽運河浅草橋(南運河)から、約1㎞ほど手宮よりの北運河公園(正式呼称は運河公園)が会場です。ここは小樽運河の北の端で、歴史的建造物「旧日本郵船小樽支店」があります。明治39年の建造で、同年11月にはポーツマス条約に基づく日露樺太国境画定会議がここで行われました。周囲には石造りの倉庫群が立ち並び、この公園には野口雨情の詩で有名となった「赤い靴」の少女の銅像もあります。しかし周辺が工場・問屋街ということもあって、浅草橋の運河ほどのにぎわいはありません。

この北運河界隈には、旧都小樽を忍ばせる面影が数多く残っており、北運河界隈の活性化を図ることを目的に、昨年試験的に「真夏の北運河サウンドエナジー」(主催は「浅草橋オールディーズナイト実行委員会」)が開催されました。今年は2回目となります。北運河を目の前に、そして国の重要文化財である旧日本郵船をバックに、70-80年代のロックやフォークが8月17-18日の土日二日間響きわたりました。あいにく不安定な天候で、演奏中も雨が降ったり、晴れ間が出たりと目まぐるしく変わりました。


浅草橋オールディーズナイト実行委員会公式HPから

この17-18日は、小樽市内でも各種イベントがあり、写真撮影に行けたのは18日(日曜)午後3時~6時の3時間だけでした。当日11番目に始まるHiro氏率いる「RAD MACK」の演奏を撮るのが主目的です。Hiro氏とは、一昨年の浅草橋オールディーズの熱演を撮影したことで、Facebook友となりました。


18日(日曜)出演メンバー(18組の一部抜粋)「浅草橋オールディーズナイト実行委員会」HPからで
 ⑤ 14:00-14:20 蝦夷FUNK! FUNK 札幌 初出演
 ⑥ 14:30-14:50 LongBoys オールディーズ、洋楽ポップス 石狩 初出演
  ⑦ 15:00-15:20 Age-Old-Stars ロック・ポップス 恵庭 初出演
 ⑧ 15:30-15:50 だっちーず Jポップ 苫小牧 初出演
 ⑨ 16:00-16:20 B.N.P(Brand-NewPops) ポップス全般  札幌 初出演
 ⑩ 16:30-16:50 Mr.EKB ミスチルコピー 札幌 初出演
 ⑪ 17:00-17:20 RADMACK Rock&Roll 札幌 2年連続2回目
 ⑫ 17:30-17:50 No FuseBreakers Jロック 小樽 2年連続2回目


クラフト工芸店も数店出店していましたが、あいにくの天候で人出も今一つ。


ぐづついた天気に、関係者相当やきもきされたことでしょう。



噴水前の特設ステージでは「だっちーず」がJポップを演奏中。


倉庫群をバックに歌声が響き渡る。


演奏者とともに観客も両手を振ってリズムを取る。


一番手前でビールをちびりちびり飲んでいた老人が、真っ赤な顔をして、急に立ち上がって…トイレかなと思っていると、体でリズムを取り出しました。きっと彼には思い出の曲なんでしょうね、拍手を送りたくなりました。どんな思い出だったのかな…


次は女性ボーカル二人を含めたバンドB.N.P(Brand-NewPops)


ステージ前のダンスエリアに人が集まりだしました。


時折気まぐれな空から大粒の雨も降ってきます。ニャンこのビニールシートよりも、空になったカップのほうが気になります。まさか一人で…ではないでしょうね。


次のバンドは、Mr.EKB、ミスターチルドレンのコピーバンドと紹介がありました。メンバー全員中央バスの関係者だそうです。


雨が一時激しくなってステージ上にビニールのテントがかけられました。


11番目が、Hiro氏率いるバンドRAD MACKです。1曲目の演奏が始まりました。全員黒の革ジャン姿は、7月12日(金曜)-15日(日曜)に行われた浅草橋オールディーズナイトの時と同じです。あれれ、リーダーのHiro氏が出てこないと思っていると、2曲目の始まりと同時に、白いスーツ姿で登場。


「うん、雨は降っていないな」と雨除けテントの外側の立って歌い始めました。


ぎっくり腰が完治していないというも、いつものエネルギッシュなロックンローラーの動き。


ベースとサブボーカルも熱唱。


Hiro氏の「次の曲からは前に出てきて踊ってください」との一声で、老いも若きも続々前列で足腰を振って…リズムを撮る。


リードギターがはずむ。ノリノリの中年オヤジが間の手を入れる。


小さなロックンローラーが、大人顔負けのリズムの取りよう。


Hiro氏の熱演。腰痛を抱えながらの熱演、お疲れ様でした。


最後にHiro氏ご家族とその友人たちにご挨拶。手前が奥様かな?中央黒い帽子がFacebookで時折お見かけするミュージシャンの夢村氏。皆さんお疲れ様でした。
コメント (2)
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