花火については、2013年8月18日付ブログ「夜空に咲く大輪の花」で、瞬間フォーカス移動、瞬間ズーミングなど特殊な方法による画像をあげました。これは、Gooブログスタッフに「普通に撮っても面白くない!花火をアートにする方法」として紹介されました。読者の方々に大きな反響をがあったようですが、花火大会で打ち上げられる花火をすべてこうした手法で撮っている訳ではありませ。皆さんが普通に撮るような撮影もしております。
そこで今回は、小樽市内で行われた花火大会について、特殊な技法を用いずに撮影した名場面をあげたいと思います。小樽市内で行われる花火大会はそれほど多くはありませんし規模も、札幌の大会に比べれば、数段も小さなものです。毎年定期的に行われる大会は次の通りです。これ以外に数年前までは、小樽ウィングベイ主催の花火大会が不定期ですが行われていました。潮祭りに合わせたり、クリスマスなどのイベントに合わせて行われていました。しかし、財政面の悪化からここ数年は実施されていません。10~15分程度の打ち上げ数ですが、小樽マリーナで打ち上げられる花火は、最も絵になります。
☆道新納涼花火大会(潮祭り花火大会) 7月26日(祭り初日)と28日(最終日)の二日間 初日1000発 最終日1500発
☆朝里川花火大会 8月1日と2日の二日間 初日500発 二日目1500発
☆高島漁港納涼花火大会 8月18日 3400発
☆銭函サンセットビーチ花火大会 8月31日 約9000発(小型煙花含む)
☆祝津納涼花火大会 9月7日 1500発
以上は平成25年小樽市観光振興室調べによる、ただし銭函サンセットビーチにについては主催者HPによる。
(1) 小樽ウィングベイの花火大会
小樽ウィングベイの花火は、旧社名小樽マイカルとして誕生した平成11年からイベントごとに花火大会が行われていました。年間7-8回も行われていたでしょうか。その後マイカルは経営破綻して、ウィングベイに社名変更しましたが、依然財務の悪化が続き、テナントの撤退、花火大会、クリスマスツリー&イルミネーションの規模縮小や中止等が続きました。
マリーナのイルミネーションも今は中止されました。イベント「小樽雪あかりの路」に合わせ花火大会が実施されていました。
「小樽潮祭り」の前後1週間に行われた花火大会。
この日は滅多にないほどのベタ凪で、花火が海面に映り込んでいた。
花火がゆらゆら揺れて…、10年近く通ったがこれほどきれいに映り込んだのは、これ1回きりでした。
ウィングベイの花火を場所を変えて、東小樽の海員学校近くの市道から撮影。
こちらも上記と同じ場所から撮影しました。
JR小樽築港駅のある国道5号線沿いから撮影。観覧車をからめて撮影しましたが、花火大会時は、観覧所の照明が止められました。
上記と同じ場所から撮影。この観覧車も営業中止になっています。
さらに撮影位置を変えて、…手宮寄りの厩岸壁から撮影。ちょっと距離がありすぎました。小樽港の東端(ウイングベイ側)と西端ですから3kmも離れているでしょうか。
(2) 道新納涼花火大会(潮祭りの花火大会)
北海道新聞社がスポンサーとなって、かつて潮祭りの花火大会と呼んでいましたが、今は冠大会で呼ばれるようになりました。道新の冠がついて花火大会も、初日と最終日の2回に分けられました。分けられた理由については詳しくは承知していませんが、2013年8月2日付ブログ「小樽潮祭りを撮る」を参照してください。
潮祭りの花火は色内埠頭公園で打ち上げられますが、我が家の屋上から洋菓子店ルタオの塔越しに見ることが出来ます。
仕掛け花火は見えませんが打ち上げ花火はすべて見えます。
ルタオのライトアップされた塔がいい添景になります。
色内公園の向かいの第3埠頭がこの日に限って一般開放されます。普段は国際ソーラス条約に従って、一般の方は立ち入りが出来ません。
観覧会場の第3埠頭の入り口付近は大変込み合い、立錐の余地がないほどですが、埠頭の先端はガラガラです。
撮影場所を変えて、天狗山の展望台から撮ってみました。
天狗山からですと、少し遠すぎるようでした。
(3) 高島漁港納涼花火大会
毎年お盆に行われます。町内の有志の基金による花火大会で、故人の冥福をお祈りしながら打ち上げられます。打ち上げの前に、故人のエピソードなどがアナウンスされます。漁港ですので、花火大会の最中に漁から戻った漁船が、魚を水揚げするというハプニングもまれに生じます。数年前に岸壁のふちに三脚を立てて撮影中に、漁船が横付けされ、やむなく移動したこともありました。
岸壁ぎりぎりに腰かけて打ち上げを待つ観客。
そこに突然漁船が横付けされました。見ていた観客はぞろぞろと空いているスペースに移動です。幸い打ち上げ会場から4-500m離れており、混んでいないので、トラブルはありません。漁船優先ですので当たり前のように移動します。漁船員も、悪いな~と言うそぶりで頭を下げていました。
水中花火が見事扇型に開きました。
海岸から50mほど先の弁天島から打ち上げられているようです。
波が割りと穏やかで、海面に映り込みました。
仕掛け花火は煙が多くて今一つはっきりしませんでした。
(4) 祝津花火大会
小樽の夏最後を飾る花火大会で、小樽水族館の駐車場を観覧会場に、祝津の前浜から花火が打ち上げられます。花火大会に合わせて同会場で縁日が開かれ、会場の一部をステージに、YOSAKOIソーラン演舞の発表やカラオケ大会などのイベントも行われます。
ニシン御殿をバックに花火が打ち上げられる。駐車場広場から撮影。
屋台も数多く出ている。
撮影位置を祝津展望台にしてみると、ニシン御殿がくっきり映り込む。
午後8時過ぎには、沖合をフェリーが小樽港に向かう姿もとらえられる。ただし、今年は開始時間が繰り上がって、午後7時開始となったので、花火とフェリーの組合わせは見られない。
上記以外に、朝里川花火大会や銭函サンセットビーチの大会がありますが、撮影に行ったことがありませんのであしからずご了解ください。それにしても、ウィングベイの花火大会が中止されてしまったのは残念でなりません。
そこで今回は、小樽市内で行われた花火大会について、特殊な技法を用いずに撮影した名場面をあげたいと思います。小樽市内で行われる花火大会はそれほど多くはありませんし規模も、札幌の大会に比べれば、数段も小さなものです。毎年定期的に行われる大会は次の通りです。これ以外に数年前までは、小樽ウィングベイ主催の花火大会が不定期ですが行われていました。潮祭りに合わせたり、クリスマスなどのイベントに合わせて行われていました。しかし、財政面の悪化からここ数年は実施されていません。10~15分程度の打ち上げ数ですが、小樽マリーナで打ち上げられる花火は、最も絵になります。
☆道新納涼花火大会(潮祭り花火大会) 7月26日(祭り初日)と28日(最終日)の二日間 初日1000発 最終日1500発
☆朝里川花火大会 8月1日と2日の二日間 初日500発 二日目1500発
☆高島漁港納涼花火大会 8月18日 3400発
☆銭函サンセットビーチ花火大会 8月31日 約9000発(小型煙花含む)
☆祝津納涼花火大会 9月7日 1500発
以上は平成25年小樽市観光振興室調べによる、ただし銭函サンセットビーチにについては主催者HPによる。
(1) 小樽ウィングベイの花火大会
小樽ウィングベイの花火は、旧社名小樽マイカルとして誕生した平成11年からイベントごとに花火大会が行われていました。年間7-8回も行われていたでしょうか。その後マイカルは経営破綻して、ウィングベイに社名変更しましたが、依然財務の悪化が続き、テナントの撤退、花火大会、クリスマスツリー&イルミネーションの規模縮小や中止等が続きました。
マリーナのイルミネーションも今は中止されました。イベント「小樽雪あかりの路」に合わせ花火大会が実施されていました。
「小樽潮祭り」の前後1週間に行われた花火大会。
この日は滅多にないほどのベタ凪で、花火が海面に映り込んでいた。
花火がゆらゆら揺れて…、10年近く通ったがこれほどきれいに映り込んだのは、これ1回きりでした。
ウィングベイの花火を場所を変えて、東小樽の海員学校近くの市道から撮影。
こちらも上記と同じ場所から撮影しました。
JR小樽築港駅のある国道5号線沿いから撮影。観覧車をからめて撮影しましたが、花火大会時は、観覧所の照明が止められました。
上記と同じ場所から撮影。この観覧車も営業中止になっています。
さらに撮影位置を変えて、…手宮寄りの厩岸壁から撮影。ちょっと距離がありすぎました。小樽港の東端(ウイングベイ側)と西端ですから3kmも離れているでしょうか。
(2) 道新納涼花火大会(潮祭りの花火大会)
北海道新聞社がスポンサーとなって、かつて潮祭りの花火大会と呼んでいましたが、今は冠大会で呼ばれるようになりました。道新の冠がついて花火大会も、初日と最終日の2回に分けられました。分けられた理由については詳しくは承知していませんが、2013年8月2日付ブログ「小樽潮祭りを撮る」を参照してください。
潮祭りの花火は色内埠頭公園で打ち上げられますが、我が家の屋上から洋菓子店ルタオの塔越しに見ることが出来ます。
仕掛け花火は見えませんが打ち上げ花火はすべて見えます。
ルタオのライトアップされた塔がいい添景になります。
色内公園の向かいの第3埠頭がこの日に限って一般開放されます。普段は国際ソーラス条約に従って、一般の方は立ち入りが出来ません。
観覧会場の第3埠頭の入り口付近は大変込み合い、立錐の余地がないほどですが、埠頭の先端はガラガラです。
撮影場所を変えて、天狗山の展望台から撮ってみました。
天狗山からですと、少し遠すぎるようでした。
(3) 高島漁港納涼花火大会
毎年お盆に行われます。町内の有志の基金による花火大会で、故人の冥福をお祈りしながら打ち上げられます。打ち上げの前に、故人のエピソードなどがアナウンスされます。漁港ですので、花火大会の最中に漁から戻った漁船が、魚を水揚げするというハプニングもまれに生じます。数年前に岸壁のふちに三脚を立てて撮影中に、漁船が横付けされ、やむなく移動したこともありました。
岸壁ぎりぎりに腰かけて打ち上げを待つ観客。
そこに突然漁船が横付けされました。見ていた観客はぞろぞろと空いているスペースに移動です。幸い打ち上げ会場から4-500m離れており、混んでいないので、トラブルはありません。漁船優先ですので当たり前のように移動します。漁船員も、悪いな~と言うそぶりで頭を下げていました。
水中花火が見事扇型に開きました。
海岸から50mほど先の弁天島から打ち上げられているようです。
波が割りと穏やかで、海面に映り込みました。
仕掛け花火は煙が多くて今一つはっきりしませんでした。
(4) 祝津花火大会
小樽の夏最後を飾る花火大会で、小樽水族館の駐車場を観覧会場に、祝津の前浜から花火が打ち上げられます。花火大会に合わせて同会場で縁日が開かれ、会場の一部をステージに、YOSAKOIソーラン演舞の発表やカラオケ大会などのイベントも行われます。
ニシン御殿をバックに花火が打ち上げられる。駐車場広場から撮影。
屋台も数多く出ている。
撮影位置を祝津展望台にしてみると、ニシン御殿がくっきり映り込む。
午後8時過ぎには、沖合をフェリーが小樽港に向かう姿もとらえられる。ただし、今年は開始時間が繰り上がって、午後7時開始となったので、花火とフェリーの組合わせは見られない。
上記以外に、朝里川花火大会や銭函サンセットビーチの大会がありますが、撮影に行ったことがありませんのであしからずご了解ください。それにしても、ウィングベイの花火大会が中止されてしまったのは残念でなりません。