紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

紅葉最盛期の羊蹄山麓を回る

2019-11-01 10:39:10 | 写真

                         <羊蹄山麓はビートの収穫が最盛期 農業用重機がフル回転 倶知安町八幡付近>

 

10月9日に写友と、赤井川の落合ダム、キロロの山頂、積丹を回ったことは前々回のブログで紹介いたしましたが、本格的な紅葉シーズには、まだ1~2週間早かったようです。その後数日ほど寒い日が続き、一気に紅葉が進みました。1週間後の、10月16日(水)に再度紅葉撮影にチャレンジ。前日の天気予報では、羊蹄山麓では相当冷え込み、霜注意報も出ておりました。これ幸いと早朝から写友と赤井川の落合ダム、倶知安町から道道58号線を通ってニセコ連山のふもと五色温泉方面に向かいました。この道道は、冬期間積雪のために通行止めになります。最後に、ニセコ町のJR駅前を回って小樽に戻るというルートです。

 

☆早朝の落合ダムは幻想的な光景が…


午前5時半、正面奥からあと数分で太陽が昇ってきます。濃紺の湖面にピンク色が広がってきました。

 


朝日が当たる前の濃紺の湖面に建ち並ぶ枯れ木と、かなり紅葉が進んだ山肌。

 


数分もすると陽が上がってきましたが、雲が多く陽が差し込んでは来ませんでした。右下に、赤いウエアのカメラマンが、撮影しているようです。

 


あいにく直射日光は差し込みませんでしたが、湖面の奥側にはわずかながらモヤが出てきました。

 


10数分たつと、周囲も明るさを増して、山肌の紅葉がはっきりしてきました。

 

☆国道393号線、通称メープル街道を通って、ライオンの滝に向かいます。
赤井川村の道の駅を左折、373号線を進むと、間もなく旧「ドロームキャンプフィールド」(2017年にリニューアル「AKAIGAWA TOMO PLAYPARK キャンプフィールド」)が見えてきます。さらに進んで左折すると、白井川沿いにライオンの滝があります。この道は、工事車両専用道路のため、標識がありません。


すれ違うのも難しいような道路を進むと、黄色い橋が見えてきます。ものすごい轟音で川が流れています。画像はライオンの滝ですが、川の流れる音がライオンの咆哮のようにも聞こえるところから、この名がついたとか。またこの川の名前が、赤井川村の「白井川」というのも面白いですね。

 


黄色い橋の下流も急流になっています。周囲は紅葉が進んでいます。

 


なかでも、最も早く赤くなるのが、ウルシの葉です。

 

☆393号線をさらに進んで、トンネルを抜けると、羊蹄山が見えてきます。
倶知安町扶桑から西13号線を南下すると正面に傘雲をかぶったような羊蹄山が見えてきました。この辺は八幡地区で、周辺はビート、ジャガイモなどの生産地です。


傘雲を期待したのですが…

 


道を挟んで反対側を見ると、まさにビートの収穫作業中でした。

 


トラック、重機などが畑を走り前います。

 


左の空を見ると秋雲でしょうか、ついシャッターを切りたくなります。

 

☆倶知安町から道道58号線でニセコ連邦へ、この道道は間もなく冬季閉鎖となります…
山道をくねくね登ると、やがてイワオヌプリ(標高1116m)の麓「お花畑」と呼ばれる高山植物の群生地に着きます。

 


冬はゲレンデスキーに飽き足らないスノーボーダーたちが、山頂から滑り降りてきます。

 


小川のそばには高山植物がいっぱいです。

 


羊蹄山から、まるで雲が沸き上がるかのような光景。

 


さらに五色温泉を通り過ぎると、左側が開け、紅葉が目の飛び込んできます。

 

☆道道66号線でニセコの街中へ進みます…
街中に入る手前に、王子製紙苫小牧営業所の発電所があるので寄ってみます。正面に羊蹄山と黄色いニセコ大橋が見えます。

 


羊蹄山は、このところの冷え込みで、山頂付近がうっすらと雪化粧。

 


左端が王子製紙尻別発電所の一部。

 


JRニセコ駅前は、すっかりハローウィンのカボチャだらけ。

 


牛のオブジェとカボチャ。この黄色いカボチャは、人間の食用ではなく、牛や馬の飼料になります。

 


うん?これもカボチャか?

 


駅前のベンチのは黄色いカボチャがいっぱい並べられています。