大荒れの天候続きで、ガス灯も青色のLED飾りも一部点灯していない(26日現在)
ここ数日(1月4週目)、小樽は猛烈な暴風雪に見舞われ、外出もままならない状況が続いていました。そんな中、以前から現在の小樽運河プラザが閉鎖・移転するという話を聞き、とても気になっていました。久しぶりに青の運河も見てみたいし、という事で、先日26日(金)に荒天の合間を見て、運河プラザと青の運河を見てきました。(なお、28~29日は気温が上がって、道路はぐしゃぐしゃ)
小樽運河プラザは、平成2年に、観光物産館として開設されました。建物は既存の石蔵倉庫を改造し、小樽駅から延びる中央通り入り口側が「1番庫」、右側の土産品売り場が「2番庫」、左側の多目的ホールが「3番庫」となっています。観光客は、先ずは1番庫に入ってきます。ここには観光案内所、喫茶店、さらに休憩所、各国語の市内近郊のパンフレットが置かれています。また今の時期はワイングラスタワーがカクテル光線を浴びて色とりどりに輝きます。
1番庫には、小樽のイメージキャラクターである小樽潮風高校の「小春六花(こはるりっか)」が出迎えてくれます。なお、小樽潮風高校は、小樽商科大学をモデルにした架空の高校で、小春六花、夏色花梨、花隈千冬の3人が小樽のイメージキャラを務めています。詳細は小樽潮風高校で検索してみてください。
話は戻って、1番庫で長年喫茶店(店名=喫茶一番庫)を営んでいる佐々木一夫氏にお会いして、移転の予定を伺いたいと思っていました。1番庫の展示品の多くは佐々木氏個人の所有物であり、新運河プラザに移転するのかも気になります。なお佐々木氏は、運河埋め立て反対運動のリーダーの一人でもありました。
☆運河プラザ1番庫に入ると…佐々木氏は、先客の常連客と話しておられましたが、ふとカウンターの縁を見ると、彼にそっくりな人形が…
思わず、ぷっと吹き出してしまいました。黒い前掛けの店名「喫茶一番庫」の下に平仮名で「きょうじろう」とあります。これは佐々木氏が、以前静屋通りのスパゲッテイ店「叫児楼」の店主であったからです。
馴染客との会話も終わり、まずはコーヒーを注文、移転の有無むを尋ねたところ、何分、展示物の多くが私物であり現時点では不明とのことでした(顔写真等掲載OK済)。もろもろ話が進み、小樽の古い写真は後世に残してほしい等30分近く話し込んでしまいました。
なお、現在運河プラザ移転・売却反対運動の兆しもあって、先行きは見通せない状況かも。個人的に気になるのが、小樽市内の某大手企業に売却されるのではという懸念も。
1番庫内を見渡すと…以下の写真一部は以前撮影したカットを含みます。
佐々木氏の個人所有物 LPレコードや古いフィルム式のカメラが展示されています。
同上 このほか古い町名電話番号プレートなど雑多。
小樽出身のサカナクションの山口一郎のギターやプロモーションビデオも佐々木氏の個人所有物です。父親が喫茶店の店主同士とか…
さて、1番庫内を見渡すと…
小春六花のビデオが流れていました。
ワイングラスタワーに、カクテル光線が当たってきらきらととてもきれい。
外を見ると、観光客がクルーズ船乗り場の方向に向かうのが見えました。
2番庫のお土産品売り場側から外に出ると…
窓際に積もった雪越しにみるグラスタワーもきれい。
☆運河クルーズ船乗り場に向かうと、本日(26日)は「強風のため全便欠航」の看板が出ています。勿論承知のうえで撮りに来ていますので、暫し乗場案内所内で休憩させていただきました。その間に数カット撮影…
クルーズ船案内所には「本日は終日運休」のお知らせが出ています。
運河沿いの遊歩道には結構な数の観光客がおりました。よく見ると、手前のガス灯が消えていたり、LED飾りが点灯していなかったり、影響が出ているようです。
LEDが点灯していないガス灯が4本あります。暴風雪の影響かも。
この後、長女の運転する車で、帰宅しました。
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