紅露の写真日誌…北の大地・夢空間

小樽・札幌の風景、イベントが中心

札幌市内紅葉見て歩き

2012-11-17 06:00:00 | 街中ウォッチング
11月に入ってぐずついた天気が続き、外出もままならず、北大の銀杏並木の状況が気になっておりました。例年10月末の日曜日にイチョウ祭りが開催され、北13条門通りの道路が交通止めとなり、一般市民に開放されます。今年は残暑のせいもあって、開放日が11月4日(日曜)となりました。3日(土曜)と4日(日曜)は、初の試みとして夕方5時以降イチョウ並木がライトアップされるとのことです。しかし無常なことに、3日、4日ともに風雨の強い荒れた天気になってしまい、出かけることができませんでした。

10月5日(月曜)は久しぶりに天気予報に、ピカピカの晴れマークがつきました。ここはぜひ札幌に出かけて、北大の銀杏並木と、道庁及び中島公園の紅葉を撮影したいものです。ついでに某ホテルの「秋のフォトコンテスト」の応募写真も届けようということで行ってきました。まずは札幌駅に近い道庁によって、ついで中島公園、最後に北大の銀杏並木の撮影と言うコースを取ります。札幌駅について、ハッと気が付いたのは、某ホテルのフォトコン応募写真を自宅に置き忘れたままだ。なんというドジ!まぁ、気を取り直して道庁に向かいます。

小樽では終盤にかかっていた紅葉も札幌ではまさにピーク。しかも紅葉がとても綺麗です。モミジも枯葉はほとんど見当たらず、黄色、赤と今まさにいろどり真っ最中です。わずか、40㎞足らずの隣町とこれほど鮮やかさが違うことに驚きです。


(1) 北海道庁の前庭


(黄色く染まった葉とレンガの建物が妙にマッチ)


(モミジの葉も傷んではいない)


(かもに餌をやる少女)


(見事にくねった栗の木)


(池に沿って一周すると…)


(晴れた日だと木々の映り込みも一段と美しい)


(左奥でかもに餌を与えているらしく、かもが盛んに動いている そのたびに池の波が揺れて、ビルが不思議なほど揺らめいて…)


(ぐるっと池を一回り、赤いジャケットの少女がまだ餌をあげている)

北海道庁で撮影し、大通公園まで歩きます。去年ここ大通公園の紅葉がとても綺麗で、かなり撮影したことを思い出したからです。公園に寄ってみると昨年とは違って紅葉が進んでいない?のか、思ったほどでもありません。道路脇では衆議院選挙が近いことを予想して、与党系の某政治団体が盛んに大音量でがなり立てています。チラシを押し付けようとしますが、振り切って地下鉄駅に入り込み、中島公園に向かいます。


(2) 中島公園

地下鉄中島公園の3番出口に出ると、イチョウの黄色が目に飛び込んできます。ちょっとした風に大量の黄色を降り注いでいます。そんな光景を撮ろうと赤いジャケットの女性が盛んに一眼レフやiPhoneをかざしていました。


(一眼レフで数カット撮影後、iPhoneを取り出して数カット撮影)


(地下鉄出口から右手の方に向かって進むと、菖蒲池のそばに見事なモミジの木がありました)


(iPhoneで撮影した写真を見せ合っているようです)


(現在工事中の豊平館を通り過ぎ、音楽ホールキタラの近くに来ると、イチョウ並木があります)


(モミジの葉が一枚松の枝に乗っかっている)


(さらに進むとカーブにらーが… やや汚れているのが気になりますが…)


(さらに進むと、道路1本はさんで札幌護国神社の境内に出ます 橋のそばのモミジが逆光に輝いて、撮って、撮ってと揺れています)


(護国神社から、公園を流れる、創成川の源流、鴨鴨川沿いに戻ると… 地面の落ち葉がとても綺麗です)


(公園内の東屋越しに絵をかいてる方々が見えました キャンバスを片付けているところでした)


(3) 北海道大学のイチョウ並木

地下鉄で北大13条門近くの北12条駅まで行きます。13条門は歩いて5分ほどです。門を入ると、東西に延びた約380mの道路の両側に、70本のイチョウが植えられています。例年10月下旬には黄色く染まります。札幌だけにとどまらず、道内でも有数のイチョウ並木です。北大キャンパスは一般市民にも開放されているので、黄葉の時期には多くの市民や観光客が押し寄せます。この日も構内を通行する車両をしり目に、道路の中央に出て記念写真を撮る人が後を絶ちません。


(北13条門には何やらイベントの立て看板が…)


(入ってすぐ、ピンクのぬいぐるみが…? ん?と思っていると脚立を持ったカメラマンがぬいぐるみ+イチョウの写真を撮影し始めました)


(構内のこの道路は、教職員や業者の車が出入りします)


(中央車両道路の両側の歩道から、車道に出て来る人が多い)


(外国人のグループも記念写真を撮っているようです)


(黄色のじゅうたんを犬を連れて散歩する姿も多い おっ、イヌが跳ねた!)


(紅葉を愛でる施設のお年寄りたち)


(先ほどの外人グループにシャッターを押してと頼まれて ついでに自分のカメラでも数枚パシャリ バングラディッシュの方々でした)


(理学部博物館の前では、なんと!つつじが狂い咲き?)


(スローシャッターで女子学生を流し撮り)

午後3時を過ぎると、太陽が隠れ薄暗くなってきました。紅葉を撮影するには、メリハリがなくなって不適です。もっぱら自転車で構内を走る女子学生に狙いを定めシャッターを切り続けました。やや、バッテリーマークがフラッシュ、と言うことで北大正門から、JR札幌駅に向かいます。後はコンデジであちこちパシャリ、パシャリ。


(正門近くの広場 CASIOのコンデジは紅葉がえんじ色になってしまいます ソフトで何とか色補正しました)
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは (わいんの風)
2012-11-17 10:49:33
晩秋の札幌をご案内頂き有難う御座います。初めて見る風景 ほのぼのと暖かさを感じました。 
有難うございました。
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ありがとうございます… (紅露)
2012-11-17 11:46:29
札幌の街にはもっともっと紹介したい撮影スポットがたくさんあるのですが、隣町とはいえ、退職してしまうと、なかなか出て歩けません。
これから雪の降るシーズン、内陸の信州は寒暖差が大きいとか、体調に十分お気をつけください。
返信する
紅葉 (ももりん)
2012-11-18 13:03:33
独特の色彩の紅葉、
楽しませて頂きました。
北海道は、初冬を迎えるのでしょうか?
今年は初雪が遅く、24日も遅れたと、
テレビのニュ-スで先ほど見ました。
「初雪を待っていた」
北海道の方は、雪景色も楽しむのですね!
僅か3センチの雪で、交通事情がてんやわんやの
関東地方とは大違いなんだと、改めて思いました。
返信する
今朝はみぞれ交じりの… (紅露)
2012-11-18 13:33:50
朝外を見るとシャーベット状の雪が2-3㎝ほど積もっていました。やがて雨交じりのミゾレが激しく降り、雪は消えてしまいました。12月の中旬ころまでは雪と晴れ間が交互に繰り返し、そのうちに根雪になります。
街を歩くのも今が一番ダーティな時で、外に出るのも億劫です。
今朝車のタイヤをスタッドレスに取り換えました。3月まで長い冬の始まりでなんとなく憂鬱になります、ああ、冬眠がしたい、なんちゃって、
フィルムカメラいかがですか?
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