
前方交差点の歩行者用信号が点滅したり赤に変わったりすると、
車両用の信号がまだ青なのに
減速を始めてしまう人がいますね。
確かに、歩行者用の信号が赤に変われば、
続いて車両用の信号も変わるであろうことは予測できます。
そのため、
歩行者用信号を参考にして減速できる態勢を整えておくのは、
理解できますし、重要なことでもあります。
しかし!
ドライバーが守るべき信号は「車両用灯器」(※)であって、
「歩行者用灯器」に従う義務はありません。
実際、歩行者用が赤になっても車両用はしばらく青信号のまま、
あるいは、歩行者用を赤にした後で左矢印信号が出る(直進矢印は出たまま)、
という交差点だって少なからず存在します。
歩行者用の赤信号を見たからという理由で減速していては、
むしろ円滑な交通の妨げにすらなってしまうのですよ。
※法令上「車両用灯器」という用語は登場しませんが、
ここでは「歩行者用灯器」との対比で便宜的に使っています。
歩行者用信号はあくまでも“参考程度”に見ておくべきで、
車両用信号が変わった時にこそ減速できるよう、
“心の準備”だけしておくようにしましょう。
※当ブログは「人気ブログランキング」に参加しています。
(「自動車(運転技術)」,「自動車(全般)」,「資格受験」,「免許・スクール」の4カテゴリー)
ぜひ1日1クリックの応援をお願いいたします。
↓
人気blogランキングへの投票
(クリックしていただくと、当ブログにポイントが入り、ランキングページが開きます。)