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教習生から
「カーブは何速のギアで曲がるのが正しいのですか」
という質問を受けることがよく有ります。
全然珍しい話ではありません。
こういう質問に対して、
「鮫洲ではセカンド(2速)、府中ではサード(3速)。」
と安直に教えている教習所もあるやに聞き及びます。
確かに、そう断定するのも、端的で明快だし、誤りとは言えないでしょう。
でも、それでは対処しきれない例外シーンも結構多いので、
この“一つ覚え”はお勧めしません。
そもそも、そんな質問をする教習生は、
実は「適切なギアの選択」ということが理解できていないことが疑われます。
冒頭の質問は、
例えば「直線は何速のギアで走るのが正しいのですか」
という質問と根を同じくすることにお気づきでしょうか。
「カーブだから(あるいは直線だから)ギアを何速にする。」
というのは、やっぱり変です。
「このカーブはRがこれくらいだから、時速○キロくらいで曲がる。だから○速に。」
という、『認知→判断→動作』の流れで操縦するのが、本当の正解です。
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2009/07/02 23:30現在、自動車カテゴリーで第14位です。
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